TVアニメ『勇気爆発バーンブレイバーン』の第11話「オペレーション・ボーンファイア、開始だ!」が3月21日に放送されました。仲間に迎えたスペルビアからデスドライヴズの情報を得て、決戦の地ハワイ諸島へ向かったイサミたち。ついに最後の戦いが始まるのです……。
アニメーション制作スタジオ「CygamesPictures」による初の完全オリジナル作品『勇気爆発バーンブレイバーン』は、アニメーターとして長年ロボットアニメに携わってきた大張正己監督による新世代のアニメとして私たち視聴者の前に放たれました。
物語は人型装甲兵器「ティタノスタライド=通称TS(ティーエス)」が発達した時代を舞台に、ハワイ・オワフ島で陸上自衛隊所属のイサミ・アオとアメリカ海兵隊所属のルイス・スミスが出逢うことから始まります。
彼らは突如現れた所属不明機に強襲を受け、危機に瀕するのですが……。
第10話振り返りはコチラ
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サブタイトルにある“オペレーション・ボーンファイア”とは一体どんな作戦なのか。大張監督は放送前にX(旧Twitter)で「オペレーション・ボーンファイア、遂に‥!!」と投稿し、期待が高まりました。
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波打ち際で夕焼けを眺めながら、「火を囲み、共に語らう。人間はそうやって明日に立ち向かう勇気を高めあってきた」とイサミに語りかけるブレイバーン。
イサミは焚き火を見つめながら「俺は最初、お前に乗りたくなんかなかったんだ」と吐露します。しかし世界を救いたいという自分の気持ちを明確にしてくれたのは、他でもないブレイバーンでした。
「お前が俺の勇気に気づかせてくれた。ありがとう」と礼を言うイサミ。2人の心の距離がまた縮まりました。
「ボーンファイア(bonfire)」はそのまんま「焚き火」の意味だったようです。そして夜になり、ルルが手料理を振る舞うことに。「シイラの串焼き」「ロブスターのガーリックシュリンプ風」とハワイらしい食材を使っています。
スペルビアがシイラの串焼きを食べて「なんだこりゃあ!」と絶叫し、料理の“うま味”を知る演出にSNSでは『ミスター味っ子』がトレンド入り。アニメ化もされた名作料理漫画『ミスター味っ子』を思い出した人が続出しました。
今回、料理作画監督として参加したのは森木靖泰さん。細部まで描かれたシイラとロブスター、実に美味しそうでしたね。メカデザインを手がけることが多い森木さんは「まさか大張監督から『森木さん、料理作監やって下さい!』…と言われる日が来るとは思ってもいませんでした‼︎」と投稿しています。
そして、イサミたちは最後の作戦「オペレーション・フリーダムドーン」に移行します。
やっと新たなデスドライヴズが登場。何もせずに得られる死を求め、怠惰を司るセグニティス(CV.小西克幸さん)と、怒り狂った果ての死を求め、憤怒を司るイーラ(CV.津田健次郎さん)です。
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その戦いの間で、スペルビアが「時は来た。ブレイバーン、そしてイサミよ、今ここで推して参れ!」と宣言。するとブレイバーンとスペルビアによる宿命の戦いが繰り広げられました。
「こんなことしてる場合じゃない」とルルは分かっていましたが、もう誰にも止められません。「バーン・ブレイブナックル!」「流炎烈空拳!(るえんれっくうけん)」と技の名前を叫びながらの殴り合い……。
そして拳を交わした後に、イサミ役の鈴木崚汰さんが「待ってくれ…」、スミス役の阿座上洋平さんが「感情が追いつかない。EDも含めて...」と投稿するなど、言葉を失う展開が待っているのでした。