3月17日は薔薇忌でした。
小説家・評論家で塩月赳の命日であり、評論集「薔薇の世紀」から薔薇忌と呼ばれています。
赤く美しい花を咲かせる一方で鋭いトゲを持つバラは、情熱、高貴、気品といったイメージがあり、多くの人を魅了する植物です。アニメにもバラがよく似合うキャラクターが数多く存在しますが、その中で最も人気を集めるのは一体誰なのでしょうか。
そこでアニメ!アニメ!では毎年恒例の「“バラ”キャラといえば?」と題した読者アンケートを実施しました。3月8日から3月10日までのアンケート期間中に270人から回答を得ました。
男女比は男性約20パーセント、女性約75パーセント、無回答が約5パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約50パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。
目次
■名前、必殺技、性格… バラエティに富んだバラキャラが集結!
第1位
1位は『ディズニー ツイステッドワンダーランド』のリドル・ローズハート。支持率は約14パーセントで、昨年に続きトップでした。
「真っ赤な髪やバラがモチーフの衣装、何よりローズハートという名前から真っ先に思い浮かびました。厳格な性格もバラが持つ高貴なイメージに近いかと思います」や「たくさんのバラが咲いているハーツラビュル寮の寮長。薔薇の君(ロア・ドゥ・ローズ)という素敵なアダ名で呼ばれることもあるから」、「『不思議の国のアリス』のハートの女王がモチーフで、バラを赤く塗らせるなどストーリーにも関係しているので」と厳しい寮長が今年もトップに。アニメ化プロジェクトが発表されているタイトルのキャラクターが1位になりました。
第2位
2位は『幽☆遊☆白書』の蔵馬。支持率は約9パーセントで、こちらも2年連続の2位となっています。
「バラの鞭を操る必殺技・薔薇棘鞭刃(ローズウィップ)という技がキザな蔵馬にピッタリ!」や「バラをはじめ、さまざまな植物を自在に扱う戦闘スタイルが美しい」、「真紅の髪の毛がバラとよく似合う」など、作中でも屈指の人気を誇るキャラクターがランクイン。2023年には実写ドラマが配信されるなど、新たな動きがあったタイトルが今年も上位に入っています。
第3位
3位は『呪術廻戦』の釘崎野薔薇。2位との差はごくわずかで、昨年の6位からランクアップしました。
釘崎野薔薇は呪術高専の1年生。「名前が“野薔薇”で、彼女自身がバラに似ているから。美しくも棘を持ち、どんな逆境にも堂々と立ち向かう誇り高さがバラそのものです」や「愛らしいのに口が悪かったり、力強くて誇り高かったりと、性格がバラを思わせるため選びました。なお野薔薇の花言葉は“痛手からの回復”。渋谷事変のエピソードは衝撃でしたが、伏線だと思っています」と第2期で重要シーンが描かれたこともあり、順位を上げました。
■そのほかのコメントをご紹介!
『テニスの王子様』跡部景吾には「バラの花束やお風呂、シャツなど、ゴージャスな跡部様をさらに輝かせるアイテムとしてバラがよく使われているから」。
『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』伊弉冉一二三には「ジャケットの胸ポケットにいつも黄色いバラを入れていて、ヒプノシススピーカーのスピーカーにもなっているので。バラに棘が見当たらないところが彼の人格を表しているかのようです」。
『はなかっぱ』ももかっぱちゃんのお兄さんには「頭にバラを咲かせているかっぱ族の男の子。キザでナルシストですが、妹思いな一面も。怪獣バラドンに変身して村を襲ったこともあります」。
『おしりたんてい』かいとうUには「おしりたんていの宿命のライバルはバラが大好き。バラを放つ技は、かいとうUの口癖通りトレビア~ンな一撃です」と3月20日に劇場版の公開を控えるタイトルにも投票がありました。
2024年版では名前や必殺技などにバラが使われているキャラクターが複数ランクイン。華麗で優雅なキャラが目立つ結果となりました。
次ページのトップ20もお見逃しなく!
■ランキングトップ10
[“バラ”キャラといえば? 2024年版]
1位 リドル・ローズハート 『ディズニー ツイステッドワンダーランド』
2位 蔵馬 『幽☆遊☆白書』
3位 釘崎野薔薇 『呪術廻戦』
4位 伊弉冉一二三 『ヒプノシスマイク-Division Rap Battle-』
4位 ミヒャエル・カイザー 『ブルーロック』
6位 アモン・リード 『悪魔執事と黒い猫』
6位 フランス 『Axis powers ヘタリア』
8位 タキシード仮面 『美少女戦士セーラームーン』
9位 キャベンディッシュ 『ワンピース』
9位 ももかっぱちゃんのお兄さん 『はなかっぱ』
(回答期間:2024年3月8日~3月10日)
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※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。