『外見至上主義』のT.Junが手掛ける韓国発のWebtoon作品『喧嘩独学』がTVアニメ化され、4月よりフジテレビ「+Ultra」にて放送されることがわかった。発表に伴いティザービジュアルとティザーPVが公開。原作者のT.Junと作画を務める金正賢より応援コメントも届いた。
『喧嘩独学』は、全世界で100億回閲覧された『外見至上主義』をはじめヒット作を連発するT.Junが手掛ける、動画配信サイトで喧嘩を独学して成り上がっていく貧弱主人公を描いたWebtoon作品だ。母親の入院費を稼ぐために貧乏生活を送るスクールカースト最底辺の高校生・志村光太は、学校では不良のハマケンからゴミのように扱われ、負け組人生に日々絶望していた。
そんなある日、クラスメイトのカネゴンと殴り合う様子が、誤って全世界へと生配信されてしまう。底辺同士のイタすぎる喧嘩動画は瞬く間に広がり、一晩でまさかの1000万再生を突破した。再生数が金になることを知った光太が噛みつく相手は、不良に、ヤンキーに、プロ格闘家とエスカレートしていく。
2020年から「LINEマンガ」で連載が開始されると、2022年には「第25回文化庁メディア芸術祭・マンガ部門」にて「審査委員会推薦作品」に選出された。さらに、「アニメ化してほしい『LINEマンガ』オリジナル作品ランキング（男性篇）」で1位を記録し、SNSではファンの間で最強キャラクターランキングなどが投稿され続けるなど注目されてきた。
このたびのTVアニメ化発表に伴い公開されたティザービジュアルは、いじめられっ子の主人公・志村光太がまるで視聴者からのヤジを現したかのような無数の手や足、スマートフォンなどに追い込まれる構図のもの。しかし光太はその中で、なにかを決心したような表情でファイティングポーズをとる様子が描かれている。
同時にお披露目となったティザーPVでは、学校でいじめられつつアルバイト生活に追われる光太の日常と、いじめっ子に立ち上がっていく様子などが大迫力のBGMにのせて展開していく。カネゴンをはじめとしたキャラクターたちの様子も映され、本編にますます期待が高まるばかりだ。原作者のT.Junと作画を務める金正賢より応援コメントも寄せられた。
『外見至上主義』のT.Junが手掛ける韓国発のWebtoon作品を原作とするTVアニメ『喧嘩独学』は、4月よりフジテレビ「+Ultra」にて放送される。今後のさらなる続報を楽しみに待ちたい。
＜以下、コメント全文掲載＞
原作 T.Jun
「『喧嘩を配信してお金が稼げる』とひ弱な俺が言われたら、果たしてやるだろうか？」という10年前の妄想がこのようにアニメになって世の中に披露されるとは想像もしていませんでした。一緒に頑張ってくれたスタッフと関係者の皆様、そして『喧嘩独学』を応援してくださった読者の皆さんに感謝します。TVアニメ「喧嘩独学」も皆様の応援とご視聴、よろしくお願いします。ありがとうございます！
作画 金正賢
初めまして。『喧嘩独学』の作画を担当した金正賢です。自分の手で生み出したキャラクターたちが、まるで生きているかのように目の前で動くなんて、本当に胸が高鳴る経験になると思います。このような興奮をぜひ読者の皆さんにも感じていただけると嬉しいです。いつも皆さんの幸せを祈っています！
TVアニメ『喧嘩独学』
フジテレビ「+Ultra」にて2024年4月放送開始
【スタッフ】
「喧嘩独学」
原作：PTJ cartoon company
作画：金正賢（「LINE マンガ」連載）
監督 菱田正和
シリーズ構成 大野敏哉
キャラクターデザイン 宮崎里美
音楽 やまだ豊
アニメーション制作 オクルトノボル
プロデュース スロウカーブ
（C）PTJ cartoon company・金正賢/LDF・喧嘩独学製作委員会
