「鬼滅の刃」櫻井孝宏や小西克幸ら“柱”の声優陣が登壇!ワールドツアー上映舞台挨拶レポ | アニメ!アニメ!

「鬼滅の刃」櫻井孝宏や小西克幸ら“柱”の声優陣が登壇!ワールドツアー上映舞台挨拶レポ

『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』が、2月2日に公開を迎えた。これを記念して、2月3日には櫻井孝宏、小西克幸、河西健吾、早見沙織、花澤香菜、鈴村健一、関智一、杉田智和が登壇し、「柱稽古開幕舞台挨拶」が行われた。

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『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』柱稽古開幕舞台挨拶(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
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アニメ『鬼滅の刃』の「刀鍛冶の里編」第十一話が劇場初上映され、「柱稽古編」第一話が世界初公開となる『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』が、2月2日に公開を迎えた。これを記念して、2月2日と3日の2日間にわたって公開記念舞台挨拶が実施された。

2日目には、水柱・冨岡義勇役の櫻井孝宏をはじめ〈元〉音柱・宇髄天元役の小西克幸、霞柱・時透無一郎役の河西健吾、蟲柱・胡蝶しのぶ役の早見沙織、恋柱・甘露寺蜜璃役の花澤香菜、蛇柱・伊黒小芭内役の鈴村健一、風柱・不死川実弥役の関智一、岩柱・悲鳴嶼行冥役の杉田智和が登壇し、「柱稽古開幕舞台挨拶」が行われた。

「ワールドツアー上映『鬼滅の刃』絆の奇跡、そして柱稽古へ」

本編の上映を終え、ゲストたちの登場を待ちきれないという劇場の雰囲気の中、ゲスト登壇に先だち諸注意事項のアナウンスが流れる。その声はなんと、炎柱・煉獄杏寿郎役の日野聡が事前収録したものだった。思わぬサプライズに場内も喜びの雰囲気に包まれ、日野の「いざ! 登場です!」というナレーションに呼び込まれてキャスト陣が登場する。大きな拍手に迎えられそれぞれ嬉しそうな笑顔を見せつつ、会場とライブビューイングを見ている全国のファンに向け挨拶の声をかけてイベントが幕を開けた。

本作『鬼滅の刃』において、それぞれが全集中の呼吸を極め、他の鬼殺隊士とは一線を画す強さを誇る剣士たちが“柱”だ。これまでも、他の鬼殺隊士では到底歯が立たないと思われるような強力な鬼が登場するたびに、驚くべき強さを見せて活躍してきた個性豊かな“柱”の面々だが、彼らの声を演じる声優キャスト陣が揃ってのイベントは今回が初となった。

櫻井孝宏

メンバーが一堂に会したことについて、小西は「去年、上弦の鬼を演じた皆さんが揃って登壇されてましたが、今回はこうして“柱”のみんなが集まれて。ファンの皆さんの応援がないとできないことなので、本当にありがたいです!」と喜びで声を弾ませる。花澤は共に登壇した面々を見て、「心強いですね」の第一声とともに笑顔を浮かべる。「いい意味で緊張もなくて。安心感があります」と、“柱”の剣士さながらな頼もしさ感じていると語った。河西は「無一郎が“柱”の面々の前でしゃべるシーンは、アフレコでもここにいる(先輩声優の)皆さんが温かい眼差しで見守ってくれているのを糧に頑張りました」と、現場の温かい雰囲気を振り返った。

小西克幸

2023年4月より放送・配信された『テレビアニメ「鬼滅の刃」刀鍛冶の里編』では、河西演じる時透と花澤演じる甘露寺が、炭治郎や玄弥といった若い隊士たちとともに剣を振るい、刀鍛冶の里を襲った上弦の肆・半天狗と上弦の伍・玉壺に対峙する姿が描かれた。そんなかつてない激闘の結末を迎える第十一話が、今回初めて劇場で上映されるということで、無一郎を演じた河西は「(『遊郭編』から)バトンを受け取って落とさずに次に繋ぐことができるか不安だったのですが、無事に走り切って、また『柱稽古編』へバトンを繋ぐことが出来るんだな」と、物語を紡いだ嬉しさを噛み締めるようにコメント。「刀鍛冶の里編」で物語の軸となる無一郎を演じ切った達成感を話す。

続いて花澤は、「『竈門炭治郎 立志編』での最初の『柱合会議』ではどんなキャラクターなのか分からなかったと思うのですが、今回やっと、彼女がどうして彼女らしくいられるのか、パーソナルな部分が描かれていて、それが演じられて嬉しかった」と自身が演じた甘露寺への愛情を滲ませる。「あの刀どうなってるんだろうね?」と、戦いの中で独特なしなりを見せる甘露寺の日輪刀についても触れ、会場の歓声を誘った。

河西健吾

そんな「刀鍛冶の里編』第十一話で描かれる戦いの結末として、特に視聴者へ大きな感動を与えたのが、鬼頭演じる禰豆子が太陽を克服する場面だろう。人知を超えた力をもつ鬼たちの唯一の「弱点」である太陽の光を鬼となった禰豆子が克服する、物語全体にとっても重要なシーンだ。櫻井演じる冨岡義勇は、「竈門炭治郎 立志編」の第一話で禰豆子が鬼となってしまった直後、最初に竈門兄弟と出会う“柱”だった。

そんな出会いの場面から月日を経ての今回の禰豆子の顛末は、櫻井にとっては感動もまた一入だったようで、「炭治郎は、今日終わってしまうかもしれない、そんな辛い毎日を繰り返してきて。その先に今回、禰豆子の『よかったねぇ』にたどり着くのが、炭治郎はもちろんですけど、観ている側としても報われるようで。『すごいな、炭治郎は!』と改めて思いました」と感慨深い様子をうかがわせる。櫻井は加えて「炭治郎の戦いはまだ道半ばなので、まだまだ注目していきたいです!」と、今後の展開にも期待を寄せた。

そして本作『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』では、今年の春に放送が決定しているエピソードが放送に先がけて公開となった。第一話から風柱・不死川実弥、蛇柱・伊黒小芭内と大量の鬼との激しい戦いから幕を開けた。

早見沙織

この日の前日、2月2日に行われた初日舞台挨拶でも、花江夏樹や下野紘、松岡禎丞らキャストの面々が「蛇柱、風柱の戦いシーンが本当にすごかった」と話題にしていたが、蛇柱・伊黒を演じた鈴村は「やっと“呼吸”が使えたんです!」と嬉しそうに報告し、会場からは笑いと拍手が起こる。伊黒の戦闘シーンについて「映像を見た時に『こうなるんだ!』と感動しました」と、実感できたことを喜んだ。

また、風柱・不死川実弥を演じた関も「色んな人から『関君も鬼滅でてるよね!』と言われてきましたが、今まで出ている実感があまりなくて……」と本音を吐露する。そんな中、迎えた「柱稽古編」のアフレコ現場で「現場で花江君たちと一緒になって『あ、炭治郎がいる!』『善逸やん!!』『伊之助だ!』とやっと実感できて(笑)今は胸を張って『鬼滅の刃』出てるよ!と言える」と、自身の演じるキャラクターの魅せ場が公開となった喜びを改めて爆発させていた。

花澤香菜

また、今回公開された本編では、“柱”である胡蝶しのぶが蝶屋敷で稽古をつける継子の栗花落カナヲとのシーンが久しぶりに登場する。早見はこのシーンについて「本当に久しぶりにカナヲと喋れて嬉しかったのと、あのシーンは静かに録った場面なので、“柱”の皆さんと一緒にアフレコするのとはまた違ったピリピリ感がありました」と、作中での2人の師弟関係を写したような、大切に演じたシーンだったことを明かした。

続いて話題は、新章の中心となる“柱”の剣士たちが集う、緊急の「柱合会議」の場面に及んだ。今回公開された「柱稽古編」では、「竈門炭治郎 立志編」以来の「柱合会議」が描かれるが、作中では会議をまとめるような役回りとなる悲鳴嶼を演じた杉田が「悲鳴嶼行冥さんはあまり喋らないので、今回やっとたくさん喋れた!」と喜びを口にして会場を沸かせた。

また、「柱合会議」の最中の一幕として、甘露寺と時透が他の“柱”たちに対して語り掛ける場面を振り返り、花澤は「関さんに『蜜璃ちゃんだけふざけてない?』と言われて」と現場のやり取りを明かし、それを受けて「よし!」と、むしろ甘露寺らしく演じられたことに手ごたえを感じたという。河西は「蜜璃ちゃんが場を華やかにしてくれるので、その後のシリアスな部分が引き立つ」と、まるで時透のような冷静さでこのシーンの魅力も分析していた。

鈴村健一

そして、物語の最終決戦に向けて隊士一人ひとりの強化を図るべくいよいよ始まる「柱稽古」について、関は「自分は稽古が嫌いなんもんですから。でも人にさせるのは好きなので!」と、爽やかに回答する。それに続いて鈴村も「(伊黒は)もともとねちっこいんで、向いていると思います(笑)」とコメント。この先の物語でさらに活躍が期待される2人の“柱”たちがどんな過酷な稽古をつけていくのか、楽しみが広がるトークを展開した。

この『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』は、140を超える国と地域での上映、そして来週よりニューヨーク、ソウル、メキシコシティ、シンガポール、ジャカルタ、パリ、ロンドン、台北、香港でのワールドツアー舞台挨拶が予定されている。花澤はソウル、河西は櫻井とともにメキシコシティ、そして早見は松岡とともに台北、香港へ向かい、それぞれの舞台挨拶に出演することが決まっている。

関智一

昨年もワールドツアーに参加した小西は「熱気がすごくてビックリしました!『テーンゲン! テーンゲン!』のコールが巻き起こって、お客さんが逆に盛り上げてくれて、すごくパワーもらいました」と、当時のワールドツアーのエピソードを話す。

小西同様、前回のツアーで世界をまわった花澤は「コスプレする方が多くて、すごかったです! 日本語で話しかけてもらいましたし、いろんなところに『鬼滅の刃』が浸透しているんだなと思いました。河西くんと行く韓国・ソウルでは、河西くんに『サランヘヨ』って言ってもらうからね」と突然のリクエストを河西に伝えた。すると、同じく河西とともにメキシコに向かう櫻井からは「河西さんに皆さんの前で『Te amo』を言ってもらおうと思います」と、さらに重大な役が伝えられた。

それを聞いた小西は「今日は皆さんに『愛してる』を伝えないとね」とつぶやき、日本からスタートするワールドツアーの “絆を紡いでいく”というコンセプトの通り、河西は「日本のみなさま、大好きです、愛してます」とコメント。ライブビューイングのカメラを通して、全国207館の映画館へ“愛”のメッセージが届けられた。

杉田智和

そしてこの日、ワールドツアー舞台挨拶に関するお知らせとして、2月24日にパリで開催される舞台挨拶に「刀鍛冶の里編」の主題歌を担当したmiletが登壇することが明かされた。さらに、そんなパリ舞台挨拶の様子を、生配信・アーカイブ配信にて届けることも発表された。

会場も益々の盛り上がりを見せる中、イベントの後半には当日2月3日が“節分の日“ということもあり、昨年も同日に浅草寺で豆まきを実施した日に、登壇者による豆まきが行われた。祭の神・宇髄を演じた小西の「福はうち!」の掛け声で、劇場と全国207館で舞台挨拶を見守る観客に向けて福を届けた。

最後に一人ずつ本作への思いを挨拶し、櫻井は「柱稽古編は素晴らしいアニメーションになります、たくさんの方に観ていただけると嬉しいです。あとメキシコも行ってきますので、ぜひ本注目してください」と述べる。小西は「宇髄天元は“柱“を引退した身ですけども、自分の想いをいろんな隊士に繋げていくと思いますので、そういったところも楽しんで観ていただけると嬉しいです」と、自身のキャラクターの今後の魅力を話した。

河西は「また1年、『鬼滅の刃』という作品が世界を駆け抜けていくと思うと、心が躍るなと思うと同時に、全世界に向けて、キャストが愛をとどけて行きたいと思いますので、皆さんお待ちしていてください」と、今日の舞台挨拶で最初に愛を伝えた立場らしくコメントする。早見は「ここから柱稽古編として、また新しい物語が始まって行きます。国境を越えて、皆でまた『鬼滅の刃』で繋がっていけたらいいなと思います」と、本作への期待を語った。

『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』柱稽古開幕舞台挨拶

花澤は「刀鍛冶の里編では素晴らしいアクションがいっぱいでしたが、柱稽古では、コメディ色も強くなって安心できると思います! 私の推しポイント伊黒さんの『あちゃ~』のシーンです。あそこイイです!」と自身の推しシーンも交えて挨拶する。鈴村は「親戚などに、『「鬼滅の刃」にでてるよ!』と胸を張って言いづらいくらい出番が少なかったんですが、いよいよ柱稽古編に入り、活躍してくれると思いますので、ぜひ応援してください!」とアピールした。

関は「しっかり稽古をして、鬼に負けないように頑張っていきます!」と明るく挨拶すると花澤より「小学生みたい」とツッコミを受け、改めて「これから大変な戦いが待ってると思いますから、しっかり稽古しないと! みなさん、期待して待っていてください!」と素直なコメントを届けた。最後に杉田は「ふとした疑問なんですが、柱合会議中に皆、刀を置くじゃないですか、悲鳴嶼さんの鉄球君は普段どこにしまってるんですかね。じゃあ夏にグッズで海の家にボールと一緒に鉄球君が売られてたらいいなと思います。母さん見てる? ちゃんと働いてるよ!」と独特なトークで会場を笑顔で包み、これで舞台挨拶は締めくられた。

この日の舞台挨拶を皮切りに、日本からそれぞれ世界各国でのワールドツアーがスタートした『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』。国境を越え、世界と繋がっていく『鬼滅の刃』の新たな物語に注目だ。


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(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)


『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』柱稽古開幕舞台挨拶 概要
■日時:2月3日(土) 
■場所:TOHOシネマズ日比谷@スクリーン12(東京都千代田区有楽町1-1-3 東京宝塚ビル地下)
■登壇ゲスト:櫻井孝宏、小西克幸、河西健吾、早見沙織、花澤香菜、鈴村健一、関 智一、杉田智和(敬称略) 

『ワールドツアー上映「鬼滅の刃」絆の奇跡、そして柱稽古へ』 
絶賛公開中!
配給:東宝・アニプレックス

(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable

《仲瀬 コウタロウ》
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