9月3日は梶裕貴さんのお誕生日です。
梶裕貴さんは2000年代中盤に声優デビュー。第3回声優アワードでは新人男優賞を、第7回と第8回は2年連続で主演男優賞を受賞しました。
2023年は『MIX 2nd SEASON~二度目の夏、空の向こうへ~』や『ユーチューニャー』、『劇場版 Collar×Malice -deep cover-』、『悪魔くん』など、TVアニメやWebアニメ、劇場版などでメインキャラを担当。さらに現在公演中のミュージカル『スクールオブロック』に出演するなど、幅広いメディアで活躍しています。
そこで梶裕貴さんのお誕生日をお祝いする気持ちを込めて「演じた中で一番好きなキャラクターは?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。8月21日から8月28日までのアンケート期間中に1165人から回答を得ました。
男女比は男性約20パーセント、女性約80パーセントで女性がメイン。年齢層は19歳以下が約55パーセント、20代が約15パーセントと若年層が中心でした。
目次
■長期シリーズの3作品が上位を独占!
第1位
1位は『進撃の巨人』のエレン・イェーガー。支持率は約18パーセントで、2年連続のトップでした。
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『進撃の巨人』The Final Season完結編 キービジュアル(C)諫山創・講談社/「進撃の巨人」The Final Season製作委員会
「2013年のTVアニメ化からエレンを長年演じていて、原作を読んでいても自然と梶さんの声が聞こえてきます。巨人が人類を蹂躙する理不尽な世界への怒り、母を救えなかった自分の無力さへの悲しみ……。そんなエレンの心情は、梶さんが魂を込めて演じているからこそ、私たちにも響くのでしょう」や「初期の少年らしい真っ直ぐな性格のエレンも素晴らしかったのですが、19才になったときの声を聞いたときは、その変化と演技の幅に打ちのめされました。シリーズによって雰囲気がまったく変わっていて、鬼気迫るお芝居は観ているこちらも鳥肌が立つほどです」と長期シリーズの主人公がランクイン。
本作は2023年3月に『The Final Season完結編』の前編がオンエア。後半は秋の放送を予定しており、10年に及んだシリーズがついにクライマックスを迎えます。
第2位
2位は『僕のヒーローアカデミア』の轟焦凍。支持率は約16パーセントで、こちらは2年連続の2位となっています。
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TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』6期キービジュアル(C)堀越耕平/集英社・僕のヒーローアカデミア製作委員会
「氷と炎の両方を操るという少年心をくすぐる能力を持つヒーロー。真面目すぎてちょっと天然な性格に惹かれますし、父のエンデヴァーをはじめとする家族との軋轢、それを乗り越えて戦おうとする強さも魅力です」や「父に憎しみを抱いていた初期と、未来に向かって前向きになった現在とで、声が違うのに驚きます。重い過去と痛みを背負ってきたがゆえに誰よりも優しい彼が一番好き!」、「いつものクールで落ち着いた声と、戦闘シーンでの仲間を鼓舞する熱い声! まさに半冷半燃の個性を演技で表現しているから」と複雑な背景を持つヒーローを演じています。
なお『ヒロアカ』はTVアニメ第7期と映画第4作の制作が決定済み。最新作の動向も要注目です。
第3位
3位は『ハイキュー!!』の孤爪研磨。支持率は約8パーセントで、トップ3は昨年と同順位でした。
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(C)古舘春一/集英社・「ハイキュー!!」製作委員会・MBS
「主人公や熱血キャラを演じることの多い梶さんが、無気力で面倒臭がりな研磨を演じると知って最初は意外だなと……。だけど気だるさの表現や、ゲームで遊んでいるときの楽しそうな演技が素晴らしくて相性抜群! バレーをする中で成長していく様子も伝わってきました」や「普段は気の抜けた声ですが、試合後には“「仲間のためにがんばる」はオカシイこと?? おれがやったらオカシイの???”とムキになるギャップが可愛い」と他とは違う芝居を見られるところが人気です。
なお本作は劇場版FINALシリーズ第1部のタイトルが『劇場版ハイキュー!!! ゴミ捨て場の決戦』だと発表されたばかり。孤爪研磨が所属する音駒高校と、ライバルの烏野高校の試合が描かれるだけに、期待を寄せているファンが目立ちました。
■そのほかのコメントをご紹介!
『忍たま乱太郎』浜守一郎には「真っ直ぐで熱い男! だけど笑いの沸点が低くてくだらないダジャレで爆笑してしまうところが、梶さんの明るいボイスにピッタリ。ゲラゲラ笑いが癖になる!!」。
『告白実行委員会』望月蒼太には「ちょっと子どもっぽいところもあるけれど、あかりに告白しようとする勇気がカッコイイ! なによりHoneyWorksのキャラソンが大好きだから」。
『文豪ストレイドッグス』条野採菊には「梶くんがサディスティックな声を演じているのが素敵。鉄腸さんとのシーンでは丁寧な話し方が熱を帯びて、まくし立てているのも良かったです。『今すぐ、死んでほしい!』というセリフを爽やかに言えるのは梶さんだけ!」と新シリーズで登場したキャラクターにも投票がありました。
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『文豪ストレイドッグス』キービジュアル(C)朝霧カフカ・春河35/KADOKAWA/文豪ストレイドッグス製作委員会
2023年版は4位まで昨年と同じ結果に。その一方『文スト』条野採菊や『マッシュル-MASHLE-』レイン・エイムズなど、新キャラもランキングしています。来年は上位の牙城を崩すキャラが現れるのでしょうか。
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■ランキングトップ10
[梶裕貴さんが演じた中で一番好きなキャラクターは? 2023年版]
1位 エレン・イェーガー 『進撃の巨人』
2位 轟焦凍 『僕のヒーローアカデミア』
3位 孤爪研磨 『ハイキュー!!』
4位 メリオダス 『七つの大罪』
5位 条野採菊 『文豪ストレイドッグス』
6位 衣更真緒 『あんさんぶるスターズ!』
7位 西片 『からかい上手の高木さん』
8位 錆兎 『鬼滅の刃』
9位 アリババ・サルージャ 『マギ』
10位 望月蒼太 『告白実行委員会』
(回答期間:2023年8月21日~8月28日)
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