“冒険”キャラといえば？ 3位「メイドインアビス」リコ、2位「ポケモン」サトシ、1位は“冒険のにおいがするっ!!!”でお馴染み…＜23年版＞

8月30日は「冒険家の日」。

1965年に同志社大学の南米アンデス・アマゾン遠征隊がアマゾン川の川下りにボートで挑戦して成功した日です。また1970年には登山家の植村直己がマッキンリー単独登頂に成功し、1989年には海洋冒険家の堀江謙一が小型ヨットで太平洋を単独往復しており、冒険に縁のある日となっています。

アニメにも冒険に挑むキャラクターが数多く存在します。隠された秘宝を見つけるためだったり、攫われた仲間を救うためだったり、滅びゆく世界を救うためだったりと、冒険の理由もさまざまです。

そこでアニメ！アニメ！では「“冒険”キャラといえば？」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。8月13日から8月20日までのアンケート期間中に146人から回答を得ました。
男女比は男性約30パーセント、女性約70パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約60パーセント、20代が約25パーセントと若年層が中心でした。

■トップ10は主人公が勢揃い！

第1位

1位は『ワンピース』のルフィ。支持率は約23パーセントで、2年連続トップとなりました。

『ONE PIECE FILM RED』アンコール上映（C）尾田栄一郎／2022「ワンピース」製作委員会
「冒険が大好きで、どんな危険な島であってもワクワクしながら上陸する怖い物知らずだから。海賊王を目指すならこれぐらいの度胸がなくちゃね！」や「“冒険のにおいがするっ!!!”というセリフでもお馴染み。冒険と自由の海賊・ルフィに1票！」、「『ワンピース』はゴールド・ロジャーが残したひとつなぎの大秘宝（ワンピース）を探す物語。最終章に突入して盛り上がってきました」とアニメでギア5がお披露目された主人公が1位に。10月20日には『ONE PIECE FILM RED』の再上映も決まり、勢いを見せている最中です。

第2位

2位は『ポケットモンスター』のサトシ。支持率は約8パーセントで、昨年の3位からランクアップしました。

『ポケットモンスターめざせポケモンマスター』(C)Nintendo・Creatures・GAME FREAK・TV Tokyo・ShoPro・JR Kikaku (C)Pokemon
「私が子どもの頃からポケモンたちと数多くの地方を冒険し続けてきたから。サトシの冒険は今もどこかで続いていると信じています」や「ピカチュウと一緒に歩んできたサトシ。ボロボロの靴から新しい靴に履き替えて再び旅立つ最終回に感動した！」と、こちらは今年最終章を終えた主人公です。現在はキャラクターを一新した新シリーズが放送中の話題作からランクインしました。

第3位

3位は『メイドインアビス』のリコ。支持率は約4パーセントで、昨年の2位から順位を下げましたが、トップ3はキープしています。

『メイドインアビス烈日の黄金郷』キービジュアル（C）つくしあきひと・竹書房／メイドインアビス「烈日の黄金郷」製作委員会
リコは奇妙な生物たちが生息する縦穴・アビスの底を目指している少女。「未知への冒険を恐れず、むしろ未知を楽しんでいるところに、冒険者らしい好奇心や勇気を感じます」や「穴を潜れば潜るほど、頭痛が起きたり、感覚がおかしくなったりと、呪いに蝕まれていくのに冒険を止めることはない。一緒に旅をするレグへの信頼感や、探窟家だった母親への想いが強いからなのでしょう」と過酷な冒険に胸を打たれたという読者が多かったです。本作は続編のアニメ化が決まっています。

■そのほかのコメントをご紹介！

『HUNTER×HUNTER』ゴン=フリークスには「父親のジンを探すために旅をして、どんどん強くなっていくゴンを連想したから。世界樹の頂上で再会し、楽しそうに会話をしていた場面が印象的」。
『マギ』シンドバッドには「若い頃から冒険をしているシンドリア王国の王様で、七海の覇王と呼ばれる実力者。裸で葉っぱ一枚でも堂々としていたり、お酒に酔ってトラブルを起こしたりするけれど、バトルシーンはとてもカッコイイ！」

「HUNTER×HUNTER」（c）POT（冨樫義博）1998年-2011年（c）VAP・日本テレビ・集英社・マッドハウス
「D4DJ」シリーズの愛本りんくには「親がフンコロガシの研究をしていてアフリカ出身の帰国子女。ゲームではダイアモンドカメレオンを探し出そうと、探検隊の衣装をまとって秘境を大冒険したこともあります」。
『スーパーマリオブラザーズ』マリオには「クッパに攫われたピーチ姫やルイージを助けるために、どんな場所でも大冒険。宇宙まで行っちゃうなんてスケールが大きすぎる！」と映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』も大ヒットしたゲームキャラにも投票がありました。

『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』（C）2022 Nintendo and Universal Studios
今回のアンケートでは主人公のキャラクターが目立つ結果に。トップ10の半数以上は主人公であり、冒険が付きものであることがよくわかりました。
次ページのトップ20もお見逃しなく！

■ランキングトップ10

[“冒険”キャラといえば？ 2023年版]
1位モンキー・D・ルフィ『ワンピース』
2位サトシ『ポケットモンスター』
3位リコ『メイドインアビス』
4位ダイ『ドラゴンクエストダイの大冒険』
5位ゴン=フリークス『HUNTER×HUNTER』
5位ベル・クラネル『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』
7位石神千空『Dr.STONE』
7位春野サクラ『NARUTO -ナルト-』
7位マリオ『スーパーマリオブラザーズ』
7位ライザリン・シュタウト『ライザのアトリエ～常闇の女王と秘密の隠れ家～』

（回答期間：2023年8月13日～8月20日）

次ページ：全体ランキング公開

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https://animeanime.jp/special/1898/recent/

※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。