「おそ松さん」櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史ら6つ子声優が勢揃い！ 新作「魂のたこ焼きパーティーと伝説のお泊り会」舞台挨拶レポート

『おそ松さん』6周年を記念した新作アニメ第2弾『おそ松さん～魂のたこ焼きパーティーと伝説のお泊り会～』が、2023年7月21日より劇場公開開始。今回、7月22日に新宿ピカデリーにて開催され、櫻井孝宏、中村悠一、神谷浩史、福山潤、小野大輔、入野自由ら6つ子キャストが全員登壇した舞台挨拶の公式レポートが到着した。

『おそ松さん』は、赤塚不二夫のギャグマンガ『おそ松くん』を原作に、主人公の6つ子たちがクズでニートというダメな大人になった姿を描いた作品だ。
TVアニメ第1期が2015年10月より放送され、2016年度流行語大賞にノミネートされるなど、社会現象級の大ヒットに。

その後、2017年10月よりTVアニメ第2期放送、2019年3月より完全新作劇場版『えいがのおそ松さん』公開、2020年10月よりTVアニメ第3期放送。
そして、2022年7月ロードショーの新作アニメ第1弾『おそ松さん～ヒピポ族と輝く果実～』に続き、2023年7月21日より第2弾『おそ松さん～魂のたこ焼きパーティーと伝説のお泊り会～』が公開となった。

＜以下、コメント全文掲載＞

7月22日（土）に新宿ピカデリーにて、「おそ松さん」の6周年記念新作アニメ第2弾となる「おそ松さん～魂のたこ焼きパーティーと伝説のお泊り会～」の公開記念舞台挨拶が開催されました。

上映後の舞台挨拶では、MCを務める森雅紀の呼び込みで、おそ松役・櫻井孝宏、カラ松役・中村悠一、チョロ松役・神谷浩史、一松役・福山潤、十四松役・小野大輔、トド松役・入野自由の6つ子キャストが全員集合！　

それぞれ挨拶をするなか、「元気が出るやついくよ！ハッスル、ハッスル！マッスル、マッスル！」とひときわ元気な挨拶で会場を盛り上げた小野。「からの～？」という入野の煽りにもアレンジを効かせた十四松のセリフを披露し客席を沸かせました。

上映後の舞台挨拶ということで客席に感想を聞く櫻井は「本当に何も起こらない彼らの日常が描かれているので、皆さんの解釈で楽しんでいただければと思います」と述べると、神谷が「ニートたちと、普通に仕事をしている人たちの“休み”の概念がまったく違うことがわかる問題作」と自身の解釈を披露。小野は「ホッコリするシーンが多いので家族で観てほしい。（劇場公開が）毎年の恒例行事のようになったら良いですよね」と提案すると、同意の拍手が沸き起こりました。

続いて、本作の台本を受け取った時の印象について聞かれると、台本を読む前にスタッフから前作とは違う会話劇になると聞いていた中村は、「まともに喋れる人がおそ松、チョロ松、トド松しかいないので、その3人のやり取りをすごく楽しみにしていたんですけど、ずっとリアクションでしたね（笑）」と自分が想像していた内容とは違っていたとのこと。辛い日常を思い浮かべながらみんなのテンションが上がっていくシーンが良いシーンだと感じた福山は、「もしかすると僕は疲れているかもしれない……」と笑いながら話していました。入野は、6つ子たちが何も話さない冒頭に収録時は戸惑いを覚えたとのこと。「贅沢な10分間だったと思います」とMCの言葉をそのまま大声で復唱し劇場に笑いを起こしました。

また、本作はトト子、にゃー、デカパンなどたくさんのキャラクターが登場します。特にお気に入りのシーンを聞かれた櫻井は「やっぱりトト子がすごかった！ 」と述べると、中村と神谷が激しく同意。「言葉がかかっているかかかっていないか分からないような距離感がいい」と、トト子愛が止まりません。そして、キャスト陣が恐怖を感じたと話すのが、にゃーの登場シーン。“この世界は時間が進んでいるんだ！”という驚きと同時に、まるで6つ子たちだけが進んでいない世界のようでゾッとしたとキャストならではの視点で本作の楽しみ方を語りました。

そんな6つ子たちの新たな一面を見ることができるのも本作の魅力。6つ子の「ベスト松シーン」を聞かれた中村は別録りだったこともあり、他のキャストの演技を予想しながら挑んだところ、一発OKをもらったと自慢げに裏話を披露。「これまでの一緒にやってきた歴史が僕を突き動かしました」とカラ松のようにカッコつける中村に対して軽く流す他のキャスト陣。入野は、トド松がデカパンにスマホで連絡を取っている姿を見て、「連絡先を知っているんだ……そういう距離感なんだ……」と小さな衝撃を覚えたそうです。そのほか、たこ焼きのひっくり返し方のコツを福山が伝授したり、マイクを使わずに話す神谷に中村がツッコミを入れたりするなど大盛り上がり。今作で描かれている6つ子たちの日常をそのまま見ているかのような6つ子キャストの自然体で和気藹々としたやり取りに、会場のお客さんは優しい絵笑みを浮かべながら父母のように見守り続けていました。

最後の挨拶では、「コントのような内容をオムニバス形式でずっとやっていきたいです」と入野は今後の展望に期待を寄せ、「観に来てくれて……ありが特大サヨナラホームラン～！！！」と小野が大きく手を広げたいジェスチャーで感謝の気持ちを表現し、「皆さまの成長と共に、成長しない彼らを見ながら日々を大いに笑って過ごせたら良いなと思っています」と福山。「会場も満員でライブビューイングもあって、皆さんの顔を見て来て良かったなと思いました。また会えると良いですね」と神谷が歓声を起こし、「特段変わったことをしないのが6つ子だと思っています。これから先もいつもと変わらな6つ子を我々も演じられるように、応援をよろしくお願いいたします」と中村が意気込みを述べ、「この作品は何でもアリなので、皆さんも何でもアリでついて来てくれたら嬉しいです」と櫻井の感謝の気持ちで公開記念舞台挨拶が幕を閉じました。

『おそ松さん～魂のたこ焼きパーティーと伝説のお泊り会～』は、現在公開中。
なお、それぞれの“推し松”ごとに楽しむことのできる「推し松上映会」も東京・名古屋・大阪にて開催決定となった。

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（C）赤塚不二夫／おそ松さん製作委員会