7月22日は下駄の日。
7月は下駄の寸法に「7寸7分」という数字がよく使われたことから、22日は下駄で歩くと足跡が「二二」に見えることから制定された記念日です。
日本の伝統的な履物である下駄を愛用しているキャラクターも数多く存在しています。カランコロンと軽やかな下駄の音を鳴らして現れたり、修行のために鉄下駄を履いていたり、高下駄を華麗に履きこなしていたりと、描かれ方もさまざまです。
そこでアニメ!アニメ!では「“下駄”キャラといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。7月4日から7月11日までのアンケート期間中に373人から回答を得ました。
男女比は男性約35パーセント、女性約65パーセントで、女性が多め。年齢層は19歳以下が約55パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。
目次
■新作のロードショーを控える『鬼太郎』がトップ!
第1位
1位は『ゲゲゲの鬼太郎』の鬼太郎。支持率は約31パーセントで、昨年に続きトップとなりました。
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『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』(C)映画「鬼太郎誕生ゲゲゲの謎」製作委員会
「カランコロンという下駄の音を聞くと“鬼太郎が来た!”という感じがします。普段使いをしているだけでなく、バトルでは“リモコン下駄!”という叫びと共に敵に向かって飛んでいくところもカッコイイ!」や「エンディングテーマ『カランコロンの歌』でも歌われているように、下駄の音と共に現れるイメージが強い。歌そのものにも鬼太郎にしか出せない哀愁が漂っているから」と武器や主題歌で下駄がお馴染みの主人公がランクイン。
11月17日には映画『鬼太郎誕生 ゲゲゲの謎』が公開予定。「目玉おやじの過去がいよいよ分かります!」と期待しているファンのコメントも届いています。
第2位
2位は『BLEACH』の浦原喜助。支持率は約11パーセントで、昨年の3位からランクアップしました。
第3位
3位は『こちら葛飾区亀有公園前派出所』の両津勘吉。支持率は約8パーセントで、昨年の2位から順位を下げましたがトップ3はキープしています。
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『こちら葛飾区亀有公園前派出所』(C)秋本治・アトリエびーだま/集英社・ADK
両さんは勤務中でも木製のサンダルを履いており、カランコロンと音を立てて歩いていることから、“下駄”キャラのイメージが付いているようです。読者からは「警察官なのに勤務中でも素足なのがスゴイ」や「サンダルは靴擦れをしたときに大幅部長からもらったプレゼント。EDテーマの『なんでだろう ~両さんバージョン~』でもサンダルなのに足がすごく速いとネタにされていました」と豪快なイメージにマッチしているという意見が。なお投票期間中の7月10日に発売された「週刊少年ジャンプ」2023年32号には、読切『希望の煙突『夏』-1963-勘吉たちの夏休み』が掲載されました。
■そのほかのコメントをご紹介!
『刀剣乱舞ONLINE』今剣には「下駄を履いている貴重な刀剣男士。一本下駄でピョンピョンしている様子が可愛らしくて牛若丸のようです」。
『鬼滅の刃』堕姫には「普通ならよろけてしまいそうな歯の高い下駄で遊郭を颯爽と駆け回る姿が鮮やかで印象的だったから」。
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『鬼滅の刃』遊郭編 キービジュアル(C)吾峠呼世晴/集英社・アニプレックス・ufotable
『じゃりン子チエ』竹本チエには「大阪を舞台にたくましく生きる小学生。だらしのない父親・テツのお仕置きのために、下駄を投げることもあり、見事命中させています」。
『ぼっち・ざ・ろっく!』廣井きくりには「インディーズバンド『SICK HACK』のベーシスト。ワンピースにスタジャン、下駄履きで、ピック代わりに三味線のバチで弾くという、和とロックとユルさが混ざった出で立ちがカッコ良かった」と劇場総集編の上映が決まったタイトルにも投票がありました。
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(c)はるき悦巳/家内工業舎・TMS
2023年版でも和のイメージを感じさせるキャラクターが集結。下駄だけではなく草履や雪駄などを愛用しているキャラにも投票がありました。
次ページのトップ20もお見逃しなく!
■ランキングトップ10
[“下駄”キャラといえば? 2023年版]
1位 鬼太郎 『ゲゲゲの鬼太郎』
2位 浦原喜助 『BLEACH』
3位 両津勘吉 『こちら葛飾区亀有公園前派出所』
4位 坂本辰馬 『銀魂』
5位 福沢諭吉 『文豪ストレイドッグス』
6位 多々良小傘 『東方Project』
7位 自来也 『NARUTO -ナルト-』
8位 佐野万次郎 『東京リベンジャーズ』
9位 今剣 『刀剣乱舞ONLINE』
10位 風祭監志 『ウィッチウォッチ』
10位 鳥束零太 『斉木楠雄のΨ難』
10位 千歳千里 『テニスの王子様』
10位 廣井きくり 『ぼっち・ざ・ろっく!』
(回答期間:2023年7月4日~7月11日)
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※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。