アニメ『僕とロボコ』の劇場版が制作され、2024年冬に公開されることがわかった。これに伴い、制作決定を告げる特報映像が公開され、原作者の宮崎周平より直筆コメントも到着した。
『僕とロボコ』の原作は、「週刊少年ジャンプ」にて連載中で、累計発行部数100万部を突破した宮崎周平によるギャグマンガだ。美少女メイドロボ「オーダーメイド」が一家に一台普及した時代を舞台に、史上最強のドジっ娘メイドロボ・ロボコと心優しい少年ボンドの奇妙な日常を描く。人を傷つけることのない「優しい世界」で繰り広げられるギャグ要素と、往年のジャンプ作品から連載中の人気作までパロディネタをふんだんに取り入れていることでも話題となり、幅広い年齢層に支持される。
アニメは1話3分のショートアニメにも関わらず、初回放送時にはTwitterでトレンド入り（7位）を果たした。畳みかけるようなギャグやパロディの応酬、凝縮された情報量の多さ、「体感 5秒」の爆速で繰り広げられるアップテンポな展開に、“無限ロボコ（何度もリピート再生）”する視聴者が続出するなど話題を呼んでいる。
このたび、そんな本作を劇場アニメ化する劇場版『僕とロボコ』の制作が決定し、特報映像も公開された。TVアニメ第28話で、膝の爆弾からボンドたちを守るため空へと飛び立ち大爆発したロボコ。これでお別れかと思いきや、まさかの劇場版制作決定の報せとともに復活を果たした。特報映像にはそんな展開とともに、線画タッチのロボコたちと公開時期である「2024年冬」の文字が映し出される。
また、原作者の宮崎周平から直筆コメントが到着。「メチャクチャ嬉しいし、ハチャメチャが押し寄せてきています！」と、劇場版制作決定の喜びが寄せられた。さらに、6月19日発売の「週刊少年ジャンプ28号」には、映画館のスクリーンから飛び出すロボコのイラストが表紙の「女優とロボコ」が掲載されている。映画女優となることが決まったロボコが自主制作映画に挑戦するストーリーを楽しみたい。
劇場版『僕とロボコ』は2024年冬に公開される。1話3分のショートアニメながら圧倒的スピード感と情報量、そして人を傷つけることのない「優しい世界」を繰り広げたロボコたちの日常が劇場版ではどのように描かれるのか、今後の続報に注目だ。
アニメ『僕とロボコ』 作品概要
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2024 年冬、劇場版公開決定
スタッフ
原作：『僕とロボコ』宮崎周平（集英社「週刊少年ジャンプ」）
監督：大地丙太郎
監督補：佐藤道拓
シリーズ構成：大場小ゆり
キャラクターデザイン：荏原裕子
プロップデザイン：佐藤よしひろ
美術監督：湖山真奈美
色彩設計：箕輪綾美
撮影担当：谷本玲奈
編集：楫野允史
音響監督：たなかかずや
音楽：安部純、武藤星児
アニメーション制作：ぎゃろっぷ
製作： 楽天、テレビ東京
キャスト
ロボコ：松尾 駿（チョコレートプラネット）
ボンド：津田美波
ガチゴリラ：置鮎龍太郎
モツオ：武内駿輔
円ちゅわ～ん：M ・ A ・ O
メイコ：平塚紗依
ボンドのママ：三石琴乃
蚊トンボ膝ロボコ：水瀬いのり
三船千鶴：種崎敦美
ミリー：名塚佳織
（C）宮崎周平／集英社・僕とロボコ製作委員会
