アニメ映画『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の全世界興行成績が12億8800万ドル(約1,789億円※1ドル/138.91 円換算)に達し、『アナと雪の女王』を抜いてアニメ作品史上2位に浮上したことがわかった。日本では、洋画アニメ作品史上歴代5位にランクインしている。
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『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』は、『怪盗グルー』シリーズや『SING』のイルミネーションと任天堂が共同で制作する、ゲーム『スーパーマリオ』を題材とした3DCGアニメ映画だ。『ティーン・タイタンズGO!トゥ・ザ・ムービー』でタッグを組んだアーロン・ホーヴァスとマイケル・ジェレニックが監督を務め、脚本は『ミニオンズ フィーバー』、『レゴ・ムービー2』のマシュー・フォーゲルが執筆した。
製作にはイルミネーションの創業者で最高経営責任者のクリス・メレダンドリ、任天堂からは代表取締役フェローの宮本茂が携わる。また日本語版の吹替声優には、マリオ役に宮野真守、ピーチ姫役に志田有彩、ルイージ役に畠中祐、クッパ役に三宅健太、キノピオ役に関智一、ドンキーコング役に武田幸史が起用されている。
なお、本作の日本語吹替版は完成した本編の日本語訳版を製作するという従来の工程ではなく、本編の製作と同時並行で作成され、日本語ならではの表現などを取り入れて構成されていることから「特別日本語版」となっている。
そんな本作が、6月1日時点での全世界における興行収入が12億8800万ドルに達し、この結果12億8454万518ドルの『アナと雪の女王』を抜いて2位への浮上を果たした。
また日本においては、6月1日現在での興行収入が103億3358万9920円に達しており、これによって日本で公開された洋画アニメ作品の歴代興行成績において5位にランクインした。なお、現時点で邦画も含めたアニメ作品の歴代興行成績においては18位、全作品歴代興行成績においては40位となる。ここからどこまで数字を伸ばすのか、ますますの盛り上がりに注目だ。
(参考成績)
1位:「アナと雪の女王2」(1,453,683,476 ドル)
2位:「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」(1,288,000,000 ドル)
3位:「アナと雪の女王」(1,284,540,518 ドル)
『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』
声の出演:クリス・プラット、アニャ・テイラー=ジョイ、チャーリー・デイ、ジャック・ブラック、キーガン=マイケル・キー、セス・ローゲン、フレッド・アーミセン、ケヴィン・マイケル・リチャードソン、セバスティアン・マニスカルコ
監督:アーロン・ホーヴァス、マイケル・ジェレニック 脚本: マシュー・フォーゲル
製作:クリス・メレダンドリ(イルミネーション)、 宮本茂(任天堂)
日本語版吹替声優: (マリオ)宮野真守、(ピーチ姫)志田有彩、(ルイージ)畠中祐、(クッパ)三宅健太、(キノピオ)関智一、(ドンキーコング)武田幸史
原題:THE SUPER MARIO BROS. MOVIE
配給:東宝東和
公開日:2023 年 4 月 28 日(金)全国公開
(C)2022 Nintendo and Universal Studios