新スーパー戦隊「王様戦隊キングオージャー」5人のヒーローキャストやテーマソングが初お披露目! 制作発表会見レポ | アニメ!アニメ!

新スーパー戦隊「王様戦隊キングオージャー」5人のヒーローキャストやテーマソングが初お披露目! 制作発表会見レポ

新たなスーパー戦隊シリーズ『王様戦隊キングオージャー』は、2023年3月5日より放送がスタートする。このたび、その制作発表会見が行われ、主演俳優やテ ーマソングが初お披露目。WEB配信で世界中の特撮ファンが見守る中、その全貌が明かされた。

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『王様戦隊キングオージャー』制作発表会見(C)テレビ朝日・東映AG・東映
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  • 『王様戦隊キングオージャー』

新たなスーパー戦隊シリーズ『王様戦隊キングオージャー』は、2023年3月5日より放送がスタートする。このたび、その制作発表会見が行われ、主演俳優やテ ーマソングが初お披露目。WEB配信で世界中の特撮ファンが見守る中、その全貌が明かされた。

『王様戦隊キングオージャー』は、5人の王様が団結してヒーローとなり、人類滅亡を目論む強敵・地帝国「バグナラク」に立ち向かっていく物語を描く新たなスーパー戦隊シリーズだ。

5人のヒーローとともに敵と戦うのは「昆虫モチーフのロボ」で、“5人の王様×昆虫ロボ”というスーパー戦隊シリーズ史上初の組み合わせとなる。いまだかつてない壮大なスケールでヒーローたちの戦いを描く、ファンタジー大作が誕生する。

制作発表会見は、「スーパー戦隊とズブズブ…いや、スーパー戦隊御用達声優こと関智一です(笑)!」という、大の特撮好きとして知られる人気声優・関智一のあいさつでスタート。そんな関の呼び込みで最初に登場したのは、守護神が宿る最強国「シュゴッダム」の“自称”王様・クワガタオージャー/ギラ役の酒井大成だ。

クワガタオージャー/ギラ:酒井大成

FUNKY MONKEY BABY‘S のMVやドラマ『親友は悪女』への出演などで注目度急上昇中の酒井は、「俳優経験が浅いというのもあり、不安な部分もすごくあります」とやや緊張した面持ちながら、「難しいことも多いので、いろいろ吸収して、これからに繋げていきたいです。僕たちが小さい頃に与えてもらった夢や希望、そして勇気を、 今度は僕たちが皆さんにお届けできるように、精一杯頑張ります!」と熱く意気込みを語った。

さらに、テクノロジーの国「ンコソパ」の国王・トンボオージャー/ヤンマ・ガスト役の渡辺碧斗、芸術と医療の国「イシャバーナ」の女王・カマキリオージャー/ヒメノ・ラン役の村上愛花、氷雪の国「ゴッカン」の国王・パピヨンオージャー/リタ・カニスカ役の平川結月、農業の国「トウフ」の殿様・ハチオージャー/カグラギ・ディボウスキ役の佳久創と、歴史あるスーパー戦隊シリーズのヒーローに名を連ねるキャスト陣が続々と登場する。

トンボオージャー/ヤンマ・ガスト:渡辺碧斗

渡辺が「実は初恋が『特捜戦隊デカレンジャー』のデカイエロー。包容力があるというか、母性というか、 子どもながらにそういったところに色気を感じていたのかもしれません(笑)」と話すと、これに関が「今はどんな女性がタイプなんですか?」と食いつき、渡辺はタジタジ。「今も変わらず、しっかりした女性が好きです」と、好みのタイプを聞き出すことに成功する。

また、村上が「弟と一緒に『海賊戦隊ゴーカイジャー』を見ていた」と言い始めると、「僕がレギュラー出演していた作品ですね!」とがぜん前のめりになった関が、「変身アイテムの声をやっていたんです」と生吹き替えを披露。これには村上も、「すごい!感動しちゃいました!」と大興奮の様子を見せた。

パピヨンオージャー/リタ・カニスカ:平川結月

一方、冷徹無比で不動の国王を演じる平川が「マネージャーさんからオーディションに合格したと聞いた瞬間は、『えー! マジッすか!』と叫んだ」と言うと、関がマネージャー役を買って出たことで、急きょその流れが再現された。クールな役柄とは真逆の平川の素顔が明らかになるひと幕もあった。

さらに、今年で33歳になるという佳久は、「『ドンブラザーズ』のキジブラザー(鈴木浩文)に続いて、30代のバトンを受け継いだと勝手に思っています。今後も 30 代のバトンをどんどん繋げていけるような、そんなすごい作品にしたい」と感無量の様子をうかがわせる。すると関が、「若手だけじゃなくて、30代、40代…50代までいってくれれば僕にもチャンスがあるので、バトンを繋いでいってください」と熱烈に応援。“天の声”としてキャスト陣の素顔を引き出しつつ猛アピールも行うなど、最初から最後まで会見を盛り上げた。

ハチオージャー/カグラギ・ディボウスキ:佳久創

本作の見どころのひとつといえるのが、ファンタジックで壮大なスケールで描かれる世界観だ。これを表現するため、物語の舞台となる5つの国は3Dアセットで制作され、ライブ合成技術やLEDウォールを使ったバーチャルプロダクション技術で撮影するという国内でも稀にみる制作方法が取られている。

バーチャルプロダクション撮影をすでに経験したメンバーは、「より空間を具体的にイメージしながらお芝居できるので、すごくやりやすい」(酒井)、「目の前の大きな画面に、日常生活では見ることがないような街の景色や、城の内部がバーンと広がっていて、とにかくワクワクした」(渡辺)、と、貴重な初めての体験について興奮を隠し切れない様子を見せる。一方、現時点でひとりだけまだ未体験という村上は、「私のいる国は美しい世界なので、それがこの広い空間にどういう風に映るのか、すごく気になります」と、これから臨む撮影に期待を膨らませていた。

カマキリオージャー/ヒメノ・ラン:村上愛花

そして、会見では気になる主題歌も初公開された。本作のオープニングを飾ることになったのは、ロックバンド・ MARSBERG SUBWAY SYSTEM でボーカル&ギターを担当する古川貴之が歌う「全力キング」だ。ロックバンドで活躍する古川らしく、エッジの効いたテーマソングとなっており、酒井は「素晴らしいです! かっこいい!」と太鼓判を押す。

ほか、「シュゴッダム」の民から絶大なる信頼を得る真の国王ラクレス・ハスティー役の矢野聖人をはじめ、キングオージャーの敵となる地帝国バグナラクの王・デズナラク8世の声を担当する志村知幸、宰相カメジムの声を担当する三木眞一郎ら、気になる声優陣も明らかになった。

そんな中、司会の関が思わず「私も戦隊シリーズとは切っては切れない間柄ということで…実はなんと! 今回私、関智一も出演したいと思っているんですけど…今のところお話が来ていないです。どういうことなんでしょうか(笑)!?」とボヤくひと幕も見られ、これには5人のキャスト陣も大爆笑だった。

ヒーロー5人に「シュゴッダム」の真の国王、そして敵にテーマソングと、気になる情報盛りだくさんでおくられた会見も、いよいよ終わりの時間を迎える。最後に、キャスト陣を代表して酒井が「僕たち『王様戦隊キングオージャー』をたくさんの方に知っていただけるように頑張りますので、1年間応援をよろしくお願いします!」とあいさつ。視聴者に初々しくも力強いメッセージを送り、会見は無事に幕を閉じた。

2023年、壮大なスケールで王様ヒーローの戦いを描く新たなスーパー戦隊シリーズ『王様戦隊キングオージャー』は、2023年3月5日に開幕する。

<以下、キャストインタビュー全文掲載>


クワガタオージャー/ギラ:酒井大成


俳優経験が浅いというのもありまして、不安な部分もすごくあります。ここにいるキャストの皆さんの中でも、 キャリア的にはかなり後輩なんですが、楽しく撮影に臨んでいます。でもやっぱり難しいことも多いので、いろいろ吸収して、これからに繋げていきたいですね。僕たちが小さい頃に与えてもらった夢や希望、そして勇気を、今度は僕たちが、子どもたちをはじめ皆さんに与えられるように、精一杯頑張ります。

――歴史あるスーパー戦隊シリーズに出演が決まった時のお気持ちは?
経験が浅いというのもあり、実はオーディションの時もまったく手応えがなかったんです。その後、急にマネージャーさんに呼び出された時も、なにか怒られるのかなってドキドキしました(笑)。プチサプライズという形で、「合格したよ」と言っていただいて、まさかと思いましたし、ビックリして本当に頭が真っ白になりました。情報解禁前だったので、まだ誰にも伝えていないんですが、親と友だちには「大きい仕事が決まった」とだけ伝えました。きっとこの配信を見てくれていると思うんですが、改めて直接伝えたいなと思います。

――ご自身が演じるキャラクターを紹介してください。
僕が演じるギラは、子どもたちのリーダーで“自称”王様というキャラクターです。素直だし、すごくまっすぐで、誰かのために自分を犠牲にできるような優しさと芯のある勇敢で正義感のある人物です。ギラは、誰かのためにという正義感から“悪役”を演じる時があるんですけど、その悪役の部分と素の部分は、人への接し方や気持ちの部分も全然違うので、そういったところに注目して見ていただければと思います。

――衣装のお気に入りポイントは?
マントがかっこよくて、すごく気に入ってます。片側にだけ長いあしらいがついてるんですけど、マフラースタイルなど、いろいろなアレンジができるので、今後も楽しみにしていただきたいです。

――LEDウォールでのバーチャルプロダクション撮影を経験されて、いかがでしたか?
グリーンバックに比べて、より空間を具体的にイメージしながらお芝居できるので、すごくやりやすいなと、 日々感じています。

――新キャラや追加戦士が登場するとしたら、どんな昆虫がいいですか?
「アリ」はどうでしょう…? 大群で団結したら、すごいと思います。 ――好きだったヒーローやヒロインは?小さい頃は、兄弟でよく『爆竜戦隊アバレンジャー』や『仮面ライダークウガ』を見ていました!

――メンバーを代表して、視聴者の皆さんに、メッセージをお願いします。
今ここにいるキャストの方、ここにはいないキャストの方々、そして監督もスタッフさんも本当に素晴らしい方ばかりで、本当に僕たちは恵まれた環境でお芝居をさせていただいています。僕たち『王様戦隊キングオージャー』をたくさんの方に知っていただけるように頑張りますので、1年間応援をよろしくお願いします!

トンボオージャー/ヤンマ・ガスト:渡辺碧斗


スーパー戦隊シリーズは、小さい時から家族と一緒に見てきた番組で、後楽園のショーに行ったりもしていたので、決まった時はすごくうれしかったです。そんな家族との大切な思い出であるこのスーパー戦隊シリーズに、こういった形で携わることができて、とても光栄に思ってます。見てくださる方々に「自分もこんな風にかっこよく生きたい」「こんなふうでありたい」と思ってもらえる…そんな憧れの対象になれるように、1年間頑張ってやっていきたいと思います。

――歴史あるスーパー戦隊シリーズに出演が決まった時のお気持ちは?
電車に乗っている時に、マネージャーさんから「時間がある時に連絡してください」というメールをもらったんです。すぐにオーディションの結果だなって思ったんですけど、ちょうどその時は1時間ぐらい電車を降りられない状況で…。気になり過ぎて、どんどん心拍数が上がっていって、初めて立ちくらみしそうになりました(笑)。その後、結果を教えていただいたんですけど、オーディション期間中から結果を聞いたその日まで、何度もこの場面を夢で見ては目覚めるということを繰り返していたので、すぐには実感が湧かなかったですね。僕はその日のうちに家族に報告したんですけど、両親が喜んでくれたのを見て、そこでようやく実感が湧いてきました。その時はうれしいというよりは、すごく身が引き締まる思いでした。

――ご自身が演じるキャラクターを紹介してください。
僕が演じるのは「ンコソパ」というテクノロジーの国で、その分野の実力ひとつで成り上がった貧民街育ちの元ヤンキーという国王です。この国には、ほかにも側近や国民の中に、いわゆる活きのいいキャラクターがたくさんいますので、今後はそのあたりのコンビネーションにも注目して見ていただけたらなと思います。

――衣装のお気に入りポイントは?
すごく気に入っています! ポイントは衣装にあしらわれているコードが光るところです。これ、バッテリーで動いていて、ボタンを押すと点滅したりするんです。テクノロジーを駆使して光らせています(笑)。

――LED ウォールでのバーチャルプロダクション撮影を経験されて、いかがでしたか?
最初にLEDウォールを見た時は、目の前の大きな画面に、日常生活では見ることがないような街の景色や、城の内部がバーンと広がっていて、とにかくワクワクしました。撮影中はグリーンバックに比べて、空間の光の感じが作品の世界観に近いものだったので、とても入り込みやすかったです。

――新キャラや追加戦士が登場するとしたら、どんな昆虫がいいですか?
しばらく戦いが続くと思うので、ひとりくらい気持ちを落ち着かせてくれるキャラがいてもいいんじゃないかと思いまして「アメンボ」です。泳いでくれたらいいなと思います。

――好きだったヒーローやヒロインは?
僕は初恋が『特捜戦隊デカレンジャー』のデカイエローなんです。今振り返ってみると、包容力があるというか、母性というか、子どもながらにそういったところに色気を感じていたのかもしれません(笑)。いつかお会いできたら「僕の初恋でした」と、報告したいですね。

カマキリオージャー/ヒメノ・ラン:村上愛花


長い歴史のある作品にこうして携われることを本当にうれしく思います。実際に台本を読んでいると、子どもはもちろん、大人世代の皆さまも楽しめる内容となっていますので、ぜひその部分に注目していただいて、みんなで盛り上げられたらいいなと思っています。普段はモデルのお仕事が多いんですが、それとは全然違います! すごく緊張もしますし、携わっているスタッフさんもすごく多いんですよ。その中で、みんなでひとつの作品を作り上げていくのがすごく楽しいです。

――歴史あるスーパー戦隊シリーズに出演が決まった時のお気持ちは?
私はちょうど家族と四国旅行をしている時に、マネージャーさんから電話があって「受かったよ」と聞きました。情報解禁前なんですけど、すぐ親に言っちゃいました(笑)。家族も喜んでくれましたし、自分自身も、うれしい反面、こういう歴史のある作品に携われるということで、責任感とプレッシャーが大きかったです。「この1年間は戦隊に懸ける!」と、覚悟を決めました。

――ご自身が演じるキャラクターを紹介してください。
「イシャバーナ」は一言で言うと“美と医療の国”です。ヒメノは本当にわがままで自由奔放なので、「あれをやりたい」「これがやりたい」と言うと、執事やメイドの方が動いてくれるんです。そういった自由奔放なヒメノとみんながワチャワチャしている姿を見てほしいです。あと、“美と医療の国”というだけあって、本当に世界が華やかなので、皆さんの目に麗しく映るといいなと思います。

――衣装のお気に入りポイントは?
スカートの丈が後ろ下がりになっているところがすごくカワイイのと、肩の部分が空いているデザインがすごく好きで、気に入っています。

――LEDウォールでのバーチャルプロダクション撮影で楽しみにしていることは?
実際に自分の国がどふうになっているのか、すごく気になりますね。やっぱり美しい世界なので、それが実際にこの広い空間にどういう風に映るのか、すごく気になります。

――新キャラや追加戦士が登場するとしたら、どんな昆虫がいいですか?
私は「セミ」がいいんじゃないかなと思います。昔よくセミを捕まえていたので、 馴染み深いなと思っています。しかも、攻撃力が高そうじゃないですか(笑)?

――好きだったヒーローやヒロインは?
『仮面ライダーフォーゼ』の「宇宙キター!」というフレーズが好きでした。弟がよく見ていたので、私と妹と弟と、3人で「宇宙キター!」ってやっていました。そして、今『仮面ライダーギ―ツ』で鞍馬祢音ちゃんの役をやっている星乃夢奈ちゃんと共演していたので、コラボなどで共演できたらいいなと思っています。

パピヨンオージャー/リタ・カニスカ:平川結月


たくさんの方に愛されている、スーパー戦隊シリーズのバトンを受け取るということで、すごく緊張しているんですが、皆様の毎週の楽しみとなるように、1年間精一杯頑張りたいと思っています。ちなみに、撮影現場では、ボケの数が多くて渋滞しているので、各所盛り上がっているところにツッコミに行っています(笑)。

――歴史あるスーパー戦隊シリーズに出演が決まった時のお気持ちは?
家で出かける準備をしている時に、マネージャーさんから電話がありました。オーディションが終わってから少し時間が経ってたので、その結果だろうなと思ったんですけど、「決まりました」と教えていただいて、「えー!マジッすか!」と、めちゃめちゃ叫びました。その時はテンションが上がりすぎて、おかしくなっちゃっていました(笑)。

――ご自身が演じるキャラクターを紹介してください。
私が演じるリタは「ゴッカン」という国の国王で、裁判長です。普段みんなに見せている顔と、それとは違う別の顔…二面性のあるキャラクターでもあります。みんなに見せている顔は冷静沈着で、何があっても同じない不動の国王という感じなんですが、ひとりでいる時には違った一面をお見せすることになります。そのあたりのギャップを楽しんでいただけたらなと思います。

――衣装のお気に入りポイントは?
衣装は全身ほぼ黒ずくめですし、顔を覆っているようなデザインにもなってるので、かなりミステリアスな感じになっています。

――LED ウォールでのバーチャルプロダクション撮影を経験されて、いかがでしたか?
「ゴッカン」という国は雪や氷が城の中や外にすごくたくさんあるんですけど、その氷の光沢感などがすごくリアルなんです。まず最初に圧倒されてしまいました。その景色をバックにお芝居をした時に、王としての自覚のようなものが芽生えたような気がしています。

――新キャラや追加戦士が登場するとしたら、どんな昆虫がいいですか?
ちょっと可愛らしいのがいてもいいかなと思うので、「テントウムシ」です。

――好きだったヒーローやヒロインは?
幼少期は“テレビっ子”ではなく、あまりテレビを見ない生活をしている“野原っ子”でした。休みの日は誰よりも早く起きて、すぐ外に出て走り回る子どもでしたね。この役では不動で全然動かないんですけど、実際の私は走り回っていました。縄跳びが得意で、二重跳びも三重跳びもできます。あと、ずっとバスケットボールをやっていたので、スポーツは結構得意です。アクションも基本的なことは少し習ったりしたので、機会があればぜひやってみたいですね。

ハチオージャー/カグラギ・ディボウスキ:佳久 創


私は今年で33歳になるんですが、やっぱり、スーパー戦隊には若い子たちが選ばれやすいという中で、昨年の「ドンブラザーズ」のキジブラザー(鈴木浩文)に続いて、30代のバトンを受け継いだと勝手に思っています。今後も30代のバトンをどんどん繋げていけるような、そんなすごい作品にしたいです!

――歴史あるスーパー戦隊シリーズに出演が決まった時のお気持ちは?
家にいる時にマネージャーさんから電話が掛かってきたんです。僕の家の近くの喫茶店に呼び出されたので、スーパー戦隊の合否を教えてくれるんだろうなって、ちょっとワクワクして行ったんですよ。そしたら、 世間話から始まって、30~40分ぐらい話し込んじゃって(笑)。合否の話じゃなかったのか…と、どんよりしていたら、「あぁ、そうだ。スーパー戦隊決まりました」って資料を渡されたんです。ちょっとスカされてからのサプライズだったので、気持ちの動かし方がわからなかったです(笑)。33歳でまさか選ばれると思ってなかったので、うれしかったですね。どんどん実感が湧いてきて、出演できる喜びでいっぱいです。

――ご自身が演じるキャラクターを紹介してください。
僕が演じるカグラギ・ディボウスキは、豆腐をモチーフにした農業の国「トウフ」を納めている大殿様です。 常に派手な衣装を着て、笑っていて…本当に何を考えているのかわからないキャラクターなんですけど、 心の中では常に自分の国の民のことを思っています。民を思うあまり、「ヒーローとして大丈夫なの!?」という行動を起こしたりもするんですが、回を重ねていくうちに愛されていくキャラクターになるんじゃないかなと思っていますので、ぜひ楽しんでいただけたらなと思います。

――衣装のお気に入りポイントは?
歌舞伎をイメージした、派手な和服なんですが、喜怒哀楽を表す絵が描かれていて、すごく気に入っています。あと、靴が下駄みたいになっているんです。“下駄ブーツ”というんですかね。僕は身長が 185cmあるんですけど、さらに高くなっちゃって、いろんな人に見上げていただいて気持ちがいいですね(笑)。

――LEDウォールでのバーチャルプロダクション撮影を経験されて、いかがでしたか?
グリーンバックとは撮影した映像が全然違うんです。専門用語で「なじみ」っていうんですけど(笑)、本当に自然で! 綺麗さが段違いだし、撮った映像を見た時のかっこよさが違うので、すごいなと思いました。

――新キャラや追加戦士が登場するとしたら、どんな昆虫がいいですか?
緑がいないので、「バッタ」だとちょうどいいなと思いました。

――好きだったヒーローやヒロインは?
僕は『五星戦隊ダイレンジャー』の世代です。家に、今では懐かしい VHS があって、それをすり切れるほど見ていたので、僕の中のヒーローと言えば「ダイレンジャー」ですね。グリーンのシシベンジャーが好きでした。姉、双子の兄がいるんですけど、双子の兄とどっちがレッドをやるかっていうケンカになるかと思いきや、 姉がグリーンとブルーを僕らに振り分けてくれたので、うまい具合にケンカせずに、仲良く変身できていました(笑)。それもあってか、ずっとグリーンが好きですね。

『王様戦隊キングオージャー』
2023年3月5日(日)スタート!
【毎週日曜】 午前9:30~10:00放送

<スタッフ>
(プロデューサー)大川武宏(テレビ朝日)
         大森敬仁(東映)
         矢田晃一(東映エージエンシー)
( 原 作 ) 八手三郎
( 脚 本 ) 高野水登
( 監 督 ) 上堀内佳寿也
(アクション監督) 渡辺 淳
( 特撮監督 ) 佛田 洋(特撮研究所)

(C)テレビ朝日・東映AG・東映

《仲瀬 コウタロウ》
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