『ジョジョの奇妙な冒険』のシリーズ第9部にあたる荒木飛呂彦の新連載『The JOJOLands』（ザ・ジョジョランズ）が、2023年2月17日発売の「ウルトラジャンプ」3月号から開始されることがわかった。2022年12月19日発売の同誌1月特大号で発表となった。
『ジョジョの奇妙な冒険』は、「週刊少年ジャンプ」1987年1・2 合併号から連載がスタートした、荒木飛呂彦の代表作。ジョナサン・ジョースターとディオ・ブランドーという2人の少年の出会いから始まる、ジョースター家の血縁と因縁を描く大河作品だ。第1部から第8部まで、部ごとに主人公が代替わりしていくという独特の手法で描かれ、シリーズの累計発行部数は1億2,000 万部以上を数える。
印象的なポージングに斬新な擬音、特徴的な台詞まわしと、そのオリジナリティあふれる世界観は多くのクリエイターたちにも支持されており、世界各国での人気も高い。このたび連載開始時期が発表された第9部『The JOJOLands』では、はたしてどのような物語が繰り広げられるのだろうか。
また『ジョジョの奇妙な冒険』は、2022年で誕生35周年を迎えた。これを記念して、一冊すべてが『ジョジョ』で構成された『JOJO magazine2022 SPRING』が3月19日に刊行されたが、その2号目となる『JOJO magazine 2022 WINTER』も12月19日に発売となった。今号のカバーも荒木飛呂彦氏描き下ろしのイラストで、徐倫をはじめとする歴代主人公が一堂に会したビジュアルだ。
紙面には、荒木の創作に深く迫る書き下ろし企画「続・荒木飛呂彦の漫画術」をはじめ、高橋一生と飯豊まりえの対談といったNHKドラマ『岸辺露伴は動かない』特集、原画展の金沢会場の記録などを掲載。真藤順丈による小説『無限の王』の第2話、安藤敬而による第5部のスピンオフ短編小説『ギャング側の証人』、アニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』特集、原作第1部・第2部の特集なども収められた。濃密な内容にステッカー2種も付く、『ジョジョ』を愛するすべての人に贈る一冊の第2弾となる。
さらに、本日12月19日は『JOJO magazine 2022 WINTER』のほかにも『ジョジョ』関連書籍3点が発売されている。初のクイズ本『JOJO's Bizarre Quizzes 500 ジョジョの奇妙な問題集』、短編小説集の第3弾『岸辺露伴は倒れない』、「ウルトラジャンプ」連載中のスピンオフマンガ『ジョジョの奇妙な冒険 クレイジー・Dの悪霊的失恋』の第2巻というラインナップだ。
これら『ジョジョ』関連書籍計4点の刊行記念企画として、YouTube「ジャンプチャンネル」ではアニメ『ジョジョの奇妙な冒険 ストーンオーシャン』空条徐倫役のファイルーズあい、『ジョジョ』好き芸人・ケンドーコバヤシが『ジョジョ』クイズに挑む特番の配信がスタートしている。『ジョジョ』ファンはこちらもぜひチェックしておきたい。
2022 年 12 月 19 日(月)発売／定価：1,650 円(10％税込）
B5判／ソフトカバー／デジタル版同時発売
・カバー：荒木飛呂彦描き下ろし
・付録 ： “JOJO magazine スペシャルステッカー”２枚組
※付録のステッカー2 種はデジタル版にはなく、紙版のみの付録です。
・特集：「続・荒木飛呂彦の漫画術」
「荒木飛呂彦原画展 JOJO 冒険の波紋」金沢会場の記録、ほか
・新作小説：真藤順丈 『無限の王』第２回／安藤敬而『ギャング側の証人』
・アニメ特集：ファイルーズあい×土肥範子プロデューサー 対談
・ドラマ特集：高橋一生×飯豊まりえ 対談＆グラビア...and more ッ！
『JOJO's Bizarre Quizzes 500 ジョジョの奇妙な問題集』
著者：原作 荒木飛呂彦 V ジャンプ編集部・編
判型：新書判
定価：990 円（10％税込）
『岸辺露伴は倒れない 短編小説集』
著者：北國ばらっど original concept：荒木飛呂彦
判型：新書判
定価：946 円（10％税込）
『ジョジョの奇妙な冒険 クレイジー・Ｄの悪霊的失恋』2巻
著者：原作／上遠野浩平 漫画／カラスマタスク Original Concept／荒木飛呂彦
判型：新書判
定価：528 円（10％税込）
