2023年にTVアニメ放送が開始する『天国大魔境』の本編映像初公開となるティザーPVが公開。さらに、監督は森大貴、シリーズ構成は深見真、キャラクターデザインはうつした（南方研究所）、音楽は牛尾憲輔の担当が決定した。
原作は石黒正数（代表作：『それでも町は廻っている』 『外天楼』）が手掛ける、講談社 「アフタヌーン」にて連載中の近未来SFアドベンチャー作品だ。
2018年の連載開始直後から話題を集め、同年12月には異例の速さで「このマンガがすごい！2019」オトコ編第1位にランクイン。現在は第7巻まで刊行されている注目作品だ。
2024年、世界は崩壊。未曾有の大災害から15年。廃墟となった日本の地には“人食い ヒルコ”と呼ばれる異形の化け物が巣食い、人々は細々と身を寄せ合って生きていた。東京・中野で便利屋を営むキルコは、とある女性から「この子を“天国”に連れて行って―」と謎の依頼を受ける。そう言い残し息を引き取った彼女に託された少年、マル。彼は「“天国”には俺と同じ顔をしたやつがいるらしい」と言うが、果たして“天国”とは何処なのか？ そこに辿り着いたとき、一体何が起きるのか。マルとキルコの「天国探し」の旅を描く。
今回公開されたのは、本編映像初公開となるティザーPV。未曾有の大災害により荒廃した2039年の日本、“魔境“の街並みが壮大かつ精密にアニメーションとして描かれているほか、物語の鍵となる多数のシーンが印象的にちりばめられており、「天国探し」の旅を行うマル・キルコほか登場人物たちが躍動する映像に放送への期待が高まる映像になっている。
また、監督は『劇場版 ソードアート・オンライン -オーディナル・スケール』で助監督を務めた森大貴、シリーズ構成は『PSYCHO-PASS サイコパス』 シリーズにて脚本を務めた深見真、キャラクターデザインは『天国大魔境』コミックス第1巻の発売記念PVを制作した南方研究所）、音楽はTVアニメ『チェンソーマン』や映画『聲の形』などで音楽を務める牛尾憲輔が担当すると決定した。
2023年の放送に向け、ますます目の離せない『天国大魔境』。今後の続報にも期待したい。
【スタッフ】
原作：石黒正数 『天国大魔境』（月刊アフタヌーン／講談社 連載）
監督：森大貴
シリーズ構成：深見真
キャラクターデザイン：うつした(南方研究所)
ヒルコデザイン：古川良太
プロップデザイン： 富坂真帆、澤田譲治
銃器デザイン：高田晃
メカデザイン：常木志伸
色彩設計：広瀬いづみ
美術監督：金子雄司
美術設定：ブリュネ・スタニスラス / 伊井蔵、上田瑞香、平澤晃弘、高橋武之
3D：directrain、IG3D、5(five)
モーショングラフィックス：大城丈宗
2DW：CAPSULE、濱中亜希子
撮影監督：脇顯太朗
編集：坂本久美子
音響監督：木村絵理子
音楽：牛尾憲輔
アニメ―ション制作：Production I.G
（C）石黒正数・講談社／天国大魔境製作委員会
