I☆Ris、ORANGE RANGEがシークレット出演!豪華コラボで観客を熱狂させた「ANIMAX MUSIX 2022」Part1&Part2速報レポート | アニメ!アニメ!

I☆Ris、ORANGE RANGEがシークレット出演!豪華コラボで観客を熱狂させた「ANIMAX MUSIX 2022」Part1&Part2速報レポート

アニメミュージックの祭典『ANIMAX MUSIX 2022』が、11月19日(土)に横浜アリーナにてPart1、Part2の2公演にわたって開催。総勢 組に加えシークレットアーティストも登場し、自身の楽曲のほか、この日限りのコラボステージを披露して観客を熱狂させた。

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アニメミュージックの祭典『ANIMAX MUSIX 2022』が、11月19日(土)に横浜アリーナにてPart1、Part2の2公演にわたって開催。総勢22組に加えシークレットアーティストも登場し、自身の楽曲のほか、この日限りのコラボステージを披露して観客を熱狂させた。

オーイシマサヨシが「うまぴょい伝説」を全力披露!? エモーショナルな楽曲満載のPart1

トップバッターは、TRUE。オープニングは『響け!ユーフォニアム』の主題歌「DREAM SOLISTER」で幕開け。作品に合わせて、観客たちは金管楽器の色を表現するようにペンライトを黄色に染める。TRUEにとって、同曲で「ANIMAX MUSIX」のステージに立つことが念願だったよう。コロナ禍でオンライン開催となった昨年のイベントのトリに歌ったこの曲を「皆さんの前でどうしても歌いたかった!」と思いを打ち明け、待望のステージに伸びやかな歌声を響かせた。またTRUEは『転生したらスライムだった件』の「Another colony」も披露した。

2組目は『アイカツ!』シリーズより、わか、ふうり、ゆな、れみ、えり、りすこ、るかが登場。同シリーズから「SHINING LINE*」と「ハッピィクレッシェンド」、そして安野希世乃とのコラボで「ダイヤモンドハッピー」も歌唱。観客はピンクに色を変えたペンライトを振って2組を盛り上げた。

キュートで元気いっぱいなステージから、しっとりした雰囲気に一変させたのは、やなぎなぎ。ゲーム『ヘブンバーンズレッド』のテーマソング「Before I Rise」を歌った後、曲間のMCでは今年デビュー10周年を迎えたことを伝える。そんな彼女の最後の曲は、デビュー曲である『あの夏で待ってる』の主題歌「ビードロ模様」。10年前と変わらずピュアな美しい歌声で観客を癒していた。

続くGARNiDELiAは『うちの師匠はしっぽがない』の「幻愛遊戯」を、バックダンサーを背負って披露。2人の衣装に合わせて真っ赤に染まったペンライトは、メイリアのダンスに合わせて揺れる。さらに「もっと行けますよね? 皆さん」というメイリアの煽りで2曲目『キルラキル』の「ambiguous」に突入し、文字通り会場を揺らすような盛り上がりを見せていた。

クールな楽曲は続き、オーイシマサヨシのステージは『コップクラフト』の「楽園都市」が1曲目に。しかし、MCではお馴染みの「おしゃべりクソ野郎ことオーイシマサヨシです~」とお茶目な挨拶で、会場をクールダウン。そんなオーイシは今回「どうしても歌いたい曲がある」とのこと。だが、男女デュエット曲なため「歌ってくれる人がいない…」と悩んでいるところに「私が歌ってあげますよ!」と言ってくれたというMachicoとのコラボで『恋は世界征服のあとで』の「恋はエクスプロージョン」を披露した。

ここからは、ファンが選んだ楽曲をアーティストが歌う「FAN SELECTION」コーナーへ。南條愛乃と安野希世乃による『D.C.~ダ・カーポ~』主題歌「サクラサクミライコイユメ」では、会場が一気に桜色に染まる。またTRUEが『炎炎ノ消防隊』の「インフェルノ」を歌う際は炎を表現する赤色に染まり、観客との一体感溢れる時間となった。

アーティストステージに戻ると、どこからかナレーションが。その声の主・公明の「レッツパーティータイム」の掛け声と共に、EIKO starring 96猫&久遠starring Lezel from パリピ公明の2人が登場。「気分上々↑↑」「Be Crazy For Me」「チキチキバンバン」の3曲を披露した。

ここで、Part1のシークレットゲスト・i☆Risが登場。「5人組アイドルユニット」「カタカナにすると4文字」「デビュー当時、秋葉原でビラ配りをしていた」という事前ヒントで気付いていた人が多かったようで、観客からは「ああ~」といった声も。そんなi☆Risは『賭ケグルイ双』の「Queens Bluff」、そしてシークレットだったため、彼女らのステージを見たことのない人が多くいたため“初心者メドレー”と称した「幻想曲WONDERLAND」「Realize!」「アルティメット☆MAGIC」の3曲を歌ったのだが、初めての人も関係なく会場全体を大熱狂させていた。

今年10周年を迎えた『アクセル・ワールド』とアニマックスのコラボステージで「Chase The World」を鈴木このみ×やなぎなぎ、「→unfinished→」をGARNiDELiAが歌うコーナーを挟んだ後に、続いては安野希世乃のステージへ。

自身も出演したアニメ『異世界食堂2』の「おんなじキモチ。」を、同曲を歌う時の相棒・ぱくぱくモンスターのパペット人形を持って歌唱。「パクッパクッパクッ」の歌詞の部分でぬいぐるみの口もパクパクさせ、曲調も相まって会場はほっこりムードに。しかし、2曲目「世紀の祝祭」では表情も歌声も一変し、クールなパフォーマンスで観客を魅了した。

『ウマ娘 プリティーダービー』からは「ゆるパカHAPPY DAYS!」「Goze on Me!」の2曲を選出。ウマ娘役を演じる声優陣たちが花道を歩くと、観客はペンライトを緑に変えて会場を芝生に変える。さらに、オーイシマサヨシとのコラボで代表曲「うまぴょい伝説」も披露し、競馬を題材としている作品だけあって、ステージ中を駆け回って観客を大いに湧かせた。

続いては、またしても今年10周年を迎えるアーティストの登場。鈴木このみは、アニマックスが主催するオーディションでアニソンシンガーとしての人生が始まったことに対しての感謝を述べる。そして『蜘蛛ですが、なにか?』の「Bursty Greedy Spider」と『恋愛フロップス』の「Love? Reason why!!」の2曲で持ち前の力強い歌声を会場に響かせた。

Part1のトリを飾ったのは、南條愛乃。彼女も今年でソロ活動10周年目を迎えており、「ANIMAX MUSIX」で初めて歌った曲を再び歌うということで緊張していることを明かす。そんな南條は『グリザイアの楽園』の「黄昏のスタアライト」、『東京レイブンズ』の「君が笑む夕暮れ」、『進化の実~知らないうちに勝ち組人生~』の「EVOLUTiON:」という曲調の違う3曲を、それぞれガラリと表現を変えた歌声で披露。声優として活動している彼女らしい、豊かな表現力を歌唱でも見せてくれた。

エンディングではPart1の出演者がステージに大集結し、それぞれがイベントの感想を語る。さらに出演者全員で今年10周年を迎えるアニメ『ガールズ&パンツァー』の「Enter Enter MISSION」を歌唱し、この後にPart2があるとは思えないほど盛り上がったPart1の幕を下ろした。

パッションあふれるパフォーマンスに大熱狂! 奇跡のコラボも実現したPart2

Part2のトップバッターは、GRANRODEO。「愛のWorrior」という疾走感ある曲でスタートし、1曲目から会場を勢いづける。拳を振ったり、飛び跳ねたりと盛り上がりを体で表現する観客に、声出しNGにも関わらず「心の声が聞こえております!」と“心”のコール&レスポンスで会場を一体感に包み、2曲目「慟哭ノ雨」、3曲目「Punky Funky Love」と立て続けに披露。会場の興奮がKISHOWにも伝わり、花道を全力疾走して応える場面もあった。

Part1にもあった「FAN SELECTION」コーナーでは、なすお☆とLyrical Lilyがコラボし『エロマンガ先生』の主題歌「adrenaline!!!」を歌唱。歌詞にある「まわる」の部分で、観客の手振りと一緒に自身らも回って会場を湧かす。さらに、ここでもGRANRODEOが登場し、『聖闘士星矢』の「ペガサス幻想」「永遠ブルー」をメドレー。ロックな歌声を響かせた。

続くてっぺんっオールスターズは、アニメ『てっぺんっ!!!!!!!!!!!!!!!』に出演する声優陣で構成されたユニット。今年9月に行われた「ANIMAX NEXTAGE 2022」で優勝し、同ステージで歌唱する権利を与えられた彼女らは、お笑いをテーマにした作品らしく「ど~も~!」とステージに登場。キャラクターらの個性が詰め込まれたOPテーマ「てっぺんっ天国~TOP OF THE LAUGH!!!~」と『ダンベル何キロ持てる?』の「お願いマッスル」を披露し、最後まで笑い溢れるステージを展開した。

続いても「ANIMAX MUSIX」初登場のアーティスト、なすお☆が登場。「どうしても覚えて帰ってほしくて…」と何故かナスビを持参するという珍行動で観客を驚かせる一幕もあったが、『可愛いだけじゃない式守さん』の主題歌「ハニージェットコースター」と「またね~狼谷さんキャラクターインスパイアソング~」の歌唱では、トークとはギャップある堂々としたパフォーマンスを見せていた。

Part2だけのコーナー「ご当地アニメSELECTION」では、アニメの舞台に紐づいた楽曲を出演者たちが歌うことに。「埼玉県」からは『ヤマノススメ セカンドシーズン』の「夏色プレゼント」を、GuitarにTOM-H@CKを迎えて小倉唯が。「香川県」からは、『結城友奈は勇者である-鷲尾須美の章-』の「エガオノキミへ」を伊藤美来が。「北海道」からは、『ゴールデンカムイ(第二期)』の「レイメイ」をangelaとOxTがコラボで披露した。

アーティストパートに戻り、鈴木みのりは2019年ぶりの「ANIMAX MUSIX」出演へ。『勇者、辞めます』の「BROKEN IDENTITY」は力強い熱さ溢れる曲なのだが、観客のペンライトは緑色。以前のステージでネギを持ってステージを駆け回り、ラーメンを食べるという奇想天外なパフォーマンスを行ったことから、それを観客が覚えていると受け取った鈴木は「ありがとうございます!」と感謝を述べる。一方で、2曲目『恋する小惑星(アステロイド)』の「夜空」ではしっかりと楽曲のイメージである夜空の色(青)に会場が染まるという連携の取れっぷりで、観客との関係の深さを感じさせた。

DJ和によるDJパフォーマンスから“DJ繋がり”で、『D4DJ』のLyrical Lilyへとバトンタッチ。「ライム畑でつかまえて」「IFの踊子」「人間合格!!!!」「吾輩よ猫であれ」といった自身らの曲に加え、『悪魔のリドル』の「創傷イノセンス」をDJのアレンジを加えたバージョンで披露した。

キュートなステージは続き、伊藤美来も『戦闘員、派遣します!』の「No.6」でかわいらしい声と振り付けで観客を魅了。「せーの!」の掛け声で手拍子を誘うなど、会場は一気に伊藤ワールドに。ほわほわしたトークで癒してくれた後も『古見さんは、コミュ症です。』(2期)の「青100色」で「皆さんの青を見せてください!」と言って会場を青に染めるなど、観客との交流を楽しんだ。

Part1では『アクセル・ワールド』だったが、Part2では『ソードアート・オンライン』とアニマックスのコラボステージが開催。『ソードアート・オンライン アリシゼーション War of Underworld』の「ANIMA」で鈴木みのりとなすお☆が。『ソードアート・オンライン』フェアリィ・ダンス編の「INNOCENCE」で大橋彩香とGRANRODEOがコラボし、圧巻のステージで魅せた。

勢いそのままに、次はOxTの出番。『オーバーロードIV』の「HOLLOW HUNGER」は、オーイシの持つ高音と抜群の音程が活きる曲。ハイビブラートで観客を圧倒すると、TOM-H@CKは「前半であんなに(うまぴょい伝説で)走り回ってたのに…」とPart1から引き続きの出演となるオーイシを労わる。しかし、オーイシは「OxTのために(体力を)残しておきました!」と2曲目『陰の実力者になりたくて!』の「HIGHEST」も伸びやかに歌いきった。

ピンクのドレス姿で登場した小倉唯の1曲目は「Honey Come!!」。同曲のPVではミツバチをイメージした衣装を着用している彼女だが、この日はまるで花の妖精のようだ。この衣装は、最近レーベルを移籍したばかりの小倉が発表の際に着用していたドレスをアレンジしたもの。記念すべき移籍第1弾シングル「Love∞Vision」も、このステージで初披露してくれた。

続いてのangelaは、1曲目からコラボへ。てっぺんっオールスターズが「乙女のルートはひとつじゃない!」の間奏にあるベートーベンの「運命」にあわせて崩れ落ちたり、サビで飛び跳ねたりと、楽曲を盛り上げた。また、2曲目へと続くMCで「私たち、TWO-MIXです」とatsukoが名乗ったと思えば、『機動戦士ガンダムW』の「JUST COMMUNICATION」をカバー。TWO-MIXがデビュー25周年を記念してリリースしたアルバム内で、公式で歌っていることもあり「今年はTWO-MIXと名乗っています!」と宣言し、観客の笑いを誘う。そんなangelaは、来年でデビュー20周年。長い間歌い続けている「Shangri-La」で、自身のステージを締めくくった。

Part1には「ウマ娘」として出演し、Part2でもコラボステージですでに歌唱している大橋彩香が、ここで満を持してソロで登場。疲れを感じさせない歌声で『政宗くんのリベンジ』の「ワガママMIRROR HEART」を元気いっぱいに。また『史上最強の大魔王、村人Aに転生する』の「Be My Friend!!!」では、その小柄な体から想像もできないほど力強くロックなパフォーマンスを見せた。

そして、Part2のトリを飾るのは、FLOW。『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』の「WORLD END」を歌ったのだが、『コードギアス』で繋がりのあるアーティストがシークレットゲストとして登場。そのアーティストとは、なんとORANGE RANGE。スクリーン上にアーティスト名が映し出されると、大きな歓声が上がる。

FLOWとORANGE RANGEは、コラボで『15周年 コードギアス 反逆のルルーシュ R2』のOP「デイドリーム ビリーヴァー」と『コードギアス 反逆のルルーシュ R2』のOP「O2」の2曲を披露。この日一番の盛り上がりを見せた。

その盛り上がりを残したまま、最後の楽曲『NARUTO-ナルト-』の主題歌「GO!!!」へ。また、Part2の出演者が勢ぞろいしたエンディングでは、全員で「青春狂騒曲」も歌い、約6時間にもわたるイベントは大盛り上がりで幕を閉じていた。

《米田果織》
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