「<音泉>祭り2022夏 PREMIUM」チーム対抗企画勝者の前田佳織里・篠原侑・富田美憂にインタビュー「アニメ、作っちゃう?」 | アニメ!アニメ!

「<音泉>祭り2022夏 PREMIUM」チーム対抗企画勝者の前田佳織里・篠原侑・富田美憂にインタビュー「アニメ、作っちゃう?」

「音泉杯」で優勝したハムスター女子ユニット『えきぞちっくあにま~る』とそのマネージャーからなる「チームえきあに」(前田佳織里・篠原侑・富田美憂)にインタビュー。

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(左から)篠原侑・富田美憂・前田佳織里
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アニメ・ゲーム・声優などに特化した番組を配信しているインターネットラジオステーション<音泉>の公式イベント「<音泉>祭り2022夏 PREMIUM」が、7月24日に東京・ベルサール高田馬場にて開催。約6時間にわたって行われたイベントでは、下野紘ら<音泉>でおなじみの声優陣によるトーク、コラボ企画、番組(チーム)対抗企画「音泉杯」、テーマソングライブ、番組パーソナリティによるファッションショーなど、さまざまな企画が行われた。

今回は、「音泉杯」で優勝したハムスター女子ユニット『えきぞちっくあにま~る』とそのマネージャーからなる「チームえきあに」(前田佳織里・篠原侑・富田美憂)にインタビュー。勝利者コメントのほか、激戦を制した3人が手にした「<音泉>があなたの夢を応援します!」の権利で何を叶えるかについて語ってもらった。



――優勝おめでとうございます! まずはそれぞれから勝利者コメントをいただければと。

前田 まさか優勝できるとは! しかも、「えきぞちっく あにま~る」の一員であるきょんちゃん(守屋亨香)がいる「チーム音泉キング」との同点優勝!! 実はお互いに応援し合っていたので、ドラマチックな結果になったなと思っています。

富田 序盤からいいポイントをいただけていたので、「これはもしかしたら……!?」と、少し期待していました。その勢いのまま、優勝することができてよかったです。きょんちゃんがいる「チーム音泉キング」と同点優勝できたので、喜びも倍になりました!

篠原 きょん(守屋)とチームが別れてしまった寂しさを感じつつも、別々になったからには全力で戦うぞと思っていたんです。そしたら、まさかの同点優勝。「これ、台本あるんじゃない?」と思われてしまうくらいの綺麗な結果に、驚きました! 私は「チーム音泉キング」の下野(紘)さん、(佐藤)元ちゃんと同じ事務所でもあるので、この6人で優勝できたことが本当に嬉しいです。

――改めて、勝因は何だったと思いますか?

篠原 絆、ですかね。

前田 だね。

篠原 実は「かわいい選手権」(「音泉杯」のワンコーナー)には、私が出場する予定だったんですよ。

前田 じゃんけんで決めようってなって、さーちゃん(篠原)が負けたんだよね。

篠原 そうなんです。それで「うわー、頑張らなきゃなぁ、大丈夫かなぁ」って不安な気持ちでいたら、とみたん(富田)が「私が行った方がいいか?」と、まっすぐに私の目を見ながら言ってくれたんですよ! それが、私には戦地に赴く戦士の顔に見えました。あのとみたんの気概を見た瞬間、「今回、これは優勝いけるで!」と思いました。あの時のとみたんはとてもカッコよかったです。

富田 仲間のためなら、ということで身を売らせていただきました。

前田 か、カッコいい!

富田 「かわいい選手権」では、「チームぽぽぽん」の土屋李央さんと私が勝ち残ったんですよ。土屋さんもかわいいに後ろめたさがあるタイプなので、「我々が残っちゃいけないよ!」とお互いに言っていました(笑)。

前田 そんな戸惑っているふたりを私たちは応援していたよ(笑)。

富田 ありがとね!

前田 クイズコーナーでは、みんなで協力して答えを考えていたんです。私が席の真ん中だったので「これでいく? でも、ボケたいよね?」って小声で相談しながら回答していました。あの一致団結感も勝因だった気がします。

篠原 「ボケながらもいい線で答えたいよね」という話をしていました。

前田 ただ、思ったよりもクイズが真面目な答えばかりで……。パーソナリティのみなさんがもっとボケてくると思っていて、なんかごめんなさい。

富田 特に広瀬(裕也)さんと鈴木(崚汰)くんの回答は、真面目だったよね。

篠原 真面目とかわいい答えだったのが、逆に面白かった(笑)。

――バラエティ企画だと、ボケたいという気持ちが湧いてくる?

前田 エンタメとしてみなさんに楽しんでもらいたい、という気持ちはあります。イベント中に下野さんもおっしゃっていましたが、「おもしろくやりたいし、答えも出したい」。今回の出演者はそういう気持ちの人が多かったのかもしれません。

富田 「チームダイナマイ」(佐藤日向、小泉萌香、稗田寧々)をはじめ、周りのチームも大喜利チックな回答してたもんね。せっかくなら面白く盛り上げて勝ちたいという気持ちがみんなの中にあるんだと思います。

篠原 そうね。勝ちたい気持ちはあるから、ガチで勝負するけど!

――様々な声優さんやパーソナリティの方が一堂に会するイベントに参加するのは、他のイベントとは違った楽しさや発見がありますか?

前田 仲のよい声優仲間だけでなく、現場でご一緒できない先輩や後輩の方とも分け隔てなくイベントを楽しめるのが、「音泉祭り」だと私は思っています。MCの方も含めて、イベントが終わった後は「駆け抜けたね!」という達成感を味わえます。お祭りならではの結束力や空気感を体感できるのが、参加しているひとりとしても楽しいですね。

篠原 あまり知られていない関係性や繋がりを見えるのが「音泉祭り」ならではだなと思います。「あぁ、あの人たち一緒の事務所なんだ」「先輩・後輩の関係なんだ!」という発見をリスナーさんも私たちもできるのが面白いですよね。「うちのアイムがすみません」という言葉が発されるのも、こういうイベントならではだなと思いました。

富田 袖で待機しているとき、MCの天津の向さん・鷲崎健さんがギリギリまで「ここは、もっとこうした方がいいよね」って相談されていたんですよ。いつもこんなにも入念に打ち合わせをやってくださっていたんだなと、感動しました。おふたりのあの姿、カッコよかったです。

篠原 ふだんはそういう姿を見せないから、余計にカッコいいよね。

前田 しかも、鷲崎さんは共演者のみんなにお菓子を配ってくれたんです。「楽しんでね、リラックスしてね」っていう空気を作ってくれました。裏でもそうやってみんなの気持ちを盛り上げてくださるんですよ。すごくカッコいいですね。

富田 今回のイベントは、どんな番組イベントでもMCとして盛り上げてくださるお二人のすごさを改めて知る機会にもなりました。

――優勝者には、音泉さんから「何でも夢を叶えられる」権利が与えられました。みなさんはどんな夢を叶えたいですか?

富田 はい! 優勝した2チームで番組をやりたいです!

前田 6人でロケにも行きたいよね。

篠原 どっちも絶対に面白い。このメンバーなら楽しいこと間違いなし!

前田 でも、「夢を叶えて」くれるらしいからさ、もっと壮大なことでもいいんじゃない?

富田 確かに。音泉さんなら実現してくれそうだし。

篠原 ここで言っておけば叶うかもしれない。

前田 じゃ……アニメ化とか?

富田 えきぞちっく あにま~るのアニメ! 下野さんと元にも何かの役で出てもらおう。

前田 これなら、声優としても共演できるもんね。アニメ化目指しちゃう!?

富田 それはヤバい! ラジオのイベントからアニメ化というのは業界的にも斬新な取り組みだろうから、きっと注目を浴びますよ、どうでしょう音泉さん!?

篠原 OPテーマ曲はえきぞちっく あにま~る、EDテーマ曲は富田美憂で。

富田 なんでよ(笑)!

篠原 エンディングはとみたんにしっとりと歌い上げてもらいたいじゃん!

富田 それなら、下野さんと元も道連れにして、3人で歌います。

篠原 featuring.音泉キング&ジュニア。ありだね。

前田 壮大な夢しか語っていないけど、本当に実現すればいいな! 音泉さん、よろしくお願いしますっ!



取材・執筆/M.TOKU 撮影/Fujita Ayumi
《M.TOKU》
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