集英社のマンガ誌アプリ「少年ジャンプ＋」を「『少年ジャンプ＋』とマンガのミライ」と題して特集する雑誌「SWITCH」が、2022年7月20日に発売されることがわかった。
『地獄楽』、『SPY×FAMILY』、『怪獣8号』、『ダンダダン』、『チェンソーマン』第2部など次々とヒット作・話題作を生み出し、マンガの新しい届け方を模索する「少年ジャンプ＋」の「これまで」と「これから」を紐解く58ページの特集が掲載される。
特集「『少年ジャンプ＋』とマンガのミライ」では、先日待望の『チェンソーマン』第2部が連載開始となった藤本タツキについて、20ページにわたりその作品を紐解く記事が掲載される。「ヒーロー」「演技」「主人公」などのキーワードを軸にした約1万字の「藤本タツキ試論」のほか、これまで藤本自身が「観た」「読んだ」と表明してきた映画・アニメ・マンガなどの「藤本タツキ インプット作品」のリストが誌面を飾る。
『地獄楽』は、密度の高いデザインの源を作者・賀来ゆうじに訊いた。『SPY×FAMILY』は物語を彩る名作デザイナーズチェアについて、そのセレクトの遊び心を作者・遠藤達哉が語っており、ヴィンテージ家具を幅広く扱う「BUILDING」の木村洋輔がそれぞれの椅子の由来を解説している。
『怪獣8号』は、17年にわたり作者・松本直也とタッグを組む担当編集者が、その制作秘話とこだわりを披露した。
『ダンダダン』は、オカルト全般を題材にしつつもラブコメ、ギャグ、バトルといった要素が絶妙なバランスで描かれていることについて、作者・龍幸伸の作家性を紐解くインタビューが敢行された。
そのほか、「少年ジャンプ＋」創刊作品のひとつである『とんかつ DJ アゲ太郎』のイーピャオ／小山ゆうじろうの作者インタビューに加え、「少年ジャンプ＋」編集長の細野修平、副編集長の林士平インタビューから独自の編集方針の秘密を探る記事も掲載される。
「特集『少年ジャンプ＋』とマンガのミライ」を掲載した「SWITCH Vol.40 No.8」（2022年 8月号）は、900円（＋税）で2022年7月20日に発売される。詳細は商品ページまで。
SWITCH Vol.40 No.8（2022 年 8 月号）
特集『少年ジャンプ＋』とマンガのミライ
2022 年 7 月 20 日発売／900 円＋税
