花澤香菜は“癖強”キャラで本領発揮!?「呪術廻戦」「物語シリーズ」などで演じたヤンデレ、女帝、暴君たち…【5選】 | アニメ!アニメ!

花澤香菜は“癖強”キャラで本領発揮!?「呪術廻戦」「物語シリーズ」などで演じたヤンデレ、女帝、暴君たち…【5選】

『鬼滅の刃』の甘露寺蜜璃役、『ポケットモンスター』のコハル役、『PSYCHO-PASS サイコパス』の常守朱役などで知られる花澤香菜さん。高く透き通った可憐な声は、アニメを通して私たちを日々癒し続けてくれています。

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花澤香菜さん
  • 花澤香菜さん
  • 『劇場版 呪術廻戦 0』(左)人間里香、(右)特級過呪怨霊・里香(C)2021「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会(C)芥見下々/集英社
  • 『ハッピーシュガーライフ』ティザービジュアル(C)鍵空とみやき/SQUARE ENIX・ハッピーシュガーライフ製作委員会
  • 千石撫子
  • 『吸血鬼すぐ死ぬ』ビジュアル(C)盆ノ木至(秋田書店)/製作委員会すぐ死ぬ
  • (c)平本アキラ・講談社/八光学園裏生徒会

『鬼滅の刃』の甘露寺蜜璃役、『ポケットモンスター』のコハル役、『PSYCHO-PASS サイコパス』の常守朱役などで知られる花澤香菜さん。高く透き通った可憐な声は、アニメを通して私たちを日々癒し続けてくれています。

その声を活かし、かわいらしいキャラクターばかりを演じてきたかと思われますが、実は花澤さんの声の本領を発揮するのは、一癖も二癖もある役柄なのでは…と考える筆者。
そこで今回、これまで花澤さんが演じた“癖強キャラ”から厳選して5人を紹介していこうと思います。

※以下の本文にて、本テーマの特性上、作品未視聴の方にとっては“ネタバレ”に触れる記述を含みます。読み進める際はご注意下さいませ。

■死んでも執着しつづける…愛を呪いにした『呪術廻戦』祈本里香


『劇場版 呪術廻戦 0』(左)人間里香、(右)特級過呪怨霊・里香(C)2021「劇場版 呪術廻戦 0」製作委員会(C)芥見下々/集英社

2021年12月24日に公開され、興行収入100憶円を突破した話題の映画『劇場版 呪術廻戦 0』。花澤さんは主人公・乙骨憂太と幼い頃に結婚の約束をしたものの、事故死したことで怨霊となってしまった少女・祈本里香。乙骨に取り憑き“特級過呪怨霊”となった里香は、その強大な力で乙骨に少しでも害を及ぼすと判断したものに対して過剰に反応し、躊躇なく制裁を加えていきます。

乙骨に同級生の女性(禪院真希)が近づくだけでも嫉妬し、異常なまでに乙骨に執着する里香。しかし、この乙骨への執着には理由があって……。

もしまだ映画を観ていないという方は、その理由を確かめに劇場に行ってみてはいかがでしょうか。里香の幼少期のかわいらしい声、呪霊となった不気味で恐ろしい声を見事に使い分けている花澤さんの演技にも注目です。

■愛のためなら殺人もいとわない『ハピシュガ』松坂さとう


『ハッピーシュガーライフ』ティザービジュアル(C)鍵空とみやき/SQUARE ENIX・ハッピーシュガーライフ製作委員会

里香以前にも、強烈なヤンデレキャラを演じていた花澤さん。『ハッピーシュガーライフ』の主人公・松坂さとうです。同居する幼女・神戸しおに出会ったことで“愛”を知り、愛のためならば何をしても良いという常識外れな考えの持ち主。その“何をしても良い”中には「殺人」も含まれています。しおとの生活を守るため、さとうの犠牲となったキャラクターは多数。

“動”のヤンデレが里香ならば、“静”のヤンデレはさとう。無表情で人に手を掛けるさとうの猟奇的な姿は、今でも夢に見ます……。

■想い人に恋人ができて精神に異常…<物語>シリーズ・千石撫子


(C)西尾維新/講談社・アニプレックス・シャフト

もしかして上記2作品より先に、「ヤンデレ=花澤香菜」で頭に浮かんだキャラクターがいたかもしれません。西尾維新・著<物語>シリーズに登場する千石撫子は、最初はそんなそぶりは見せないものの、徐々にヤンデレの片鱗を見せてきました。

それが顕著にあらわれたのが『囮物語』。好意を寄せる阿良々木暦に恋人がいると知った撫子は、精神に異常をきたし始めます。そしてひょんなことから蛇神の怪異になってしまった撫子は、暦を無理やり手に入れようとしますが…。

■好きな人に噛まれて吸血鬼になりたい『吸血鬼すぐ死ぬ』月光院希美


『吸血鬼すぐ死ぬ』ビジュアル(C)盆ノ木至(秋田書店)/製作委員会すぐ死ぬ

ここからは趣向を変えて、ヤンデレではない強い癖を持ったキャラクターをご紹介。
アニメ第2期の制作が決定した『吸血鬼すぐ死ぬ』で花澤さんが演じていた月光院希美は、放つオーラから“癖強”だとわかりますよね。吸血鬼のアダムのことが好きで、同じ吸血鬼になりたいと追い回した結果、晴れてアダムに噛まれて吸血鬼となった執念の女。

しかし、彼女のすごいところはここから。希美が強い吸血鬼因子を持っていたことで彼女の中にあった強大な吸血鬼となる素質が開花。吸血女帝として崇められる程に強力な吸血鬼となりました。

■監獄を統べる暴君『監獄学園』緑川花


(c)平本アキラ・講談社/八光学園裏生徒会

最後に、筆者が花澤さんの演じた役の中で一番大好きなキャラクター『監獄学園(プリズンスクール)』の緑川花を紹介させてください。金髪ボブヘアに前髪はパッツン、行動1つ1つの仕草もかわいく、一見ファンシーなゆるふわ女子。……というのはマジで外見だけ。空手でインターハイベスト4の実力を持ち、監獄に囚われた男子たちに暴力的なお仕置きを繰り出すことから「暴君」と呼ばれています。

殴る蹴るだけでなく、言葉の威力も凄まじい。お下品なワードを口にしたり、怒鳴り散らしたりとやりたい放題の花。最初は「こんなの花澤香菜ちゃんじゃない~!」と思っていましたが、回を追うごとに花の罵声を浴びる度、癖になっていきました……。

―――

花澤さんは現在放送中の『明日ちゃんのセーラー服』『ハコヅメ~交番女子の逆襲~』に出演しているほか、春クールの『阿波連さんははかれない』『恋は世界征服のあとで』や、劇場作品『グッバイ、ドン・グリーズ!』『五等分の花嫁』の出演が控えていたりと、今後も声を聞く機会が多くなりそう。

今後、どのような役を演じるのか、楽しみです!



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《米田果織》
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