“キザ”なキャラといえば？ 3位「文スト」太宰治、2位「おそ松さん」カラ松、1位は… ＜21年版＞

11月30日はいい砂糖の日。

「11（いい）30（砂糖）」の語呂合わせが由来の記念日です。なお3月10日も語呂合わせで砂糖の日となっています。

人間にとって欠かせない甘味料である砂糖ですが、アニメやゲームにはまるで砂糖のように甘いセリフを繰り出すキザなキャラクターが数多く登場します。美意識の高いナルシストだったり、いつもバラを身に付けていたり、意味深な発言が多かったりと、キザなキャラクターの描かれ方もさまざまです。

そこでアニメ！アニメ！では、「“キザ”なキャラといえば？」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。11月13日から11月20日までのアンケート期間中に113人から回答を得ました。
男女比は男性約15パーセント、女性約85パーセントと女性がメイン。年齢層は19歳以下が約55パーセント、20代が約30パーセントと若年層が中心でした。

2020年結果：https://animeanime.jp/article/2020/11/30/57946.html

■怪盗キッドが2年連続トップ！

第1位

1位は『名探偵コナン』の怪盗キッド。支持率は約34パーセントで、2年連続トップとなりました。

『まじっく快斗1412』（C）青山剛昌／小学館・読売テレビ・A-1 Pictures 2014
「一言一言がキザだけど、キッド様が言うとなぜか様になる。そんな不思議な魅力を持った神出鬼没の怪盗だから」や「お宝を盗み、キザなセリフを放って立ち去るけれど、目的のビックジュエルでなければ持ち主にきちんと返すところがカッコイイ！」と怪盗でありながら信念を持っているところが人気。全身白のタキシードとシルクハットという目立つ衣装もキザな性格とマッチしています。

第2位

2位は『おそ松さん』のカラ松。支持率は約12パーセントで、昨年の3位からランクアップしました。

『おそ松さん』第3期メインビジュアル(C)赤塚不二夫／おそ松さん製作委員会
「薔薇を持ったりサングラスをかけたりして、キラキラなイタい発言をするナルシスト。だけどそこがカッコイイ！」や「強烈にキザすぎてダサすぎて一周回ってすごいイケメンに見えてくる！」と痛々しいけれど、そこが逆に魅力だというファンが多かったです。
『おそ松さん』は新作アニメ制作＆全国劇場にて期間限定公開が決定。今度はどんなキザな発言で映画館を盛り上げるのでしょうか。

第3位

3位は『文豪ストレイドッグス』の太宰治。支持率は約7パーセントで、昨年の2位から順位を下げましたがトップ3は維持しています。

『文豪ストレイドッグス』第3シーズンキービジュアル（C）朝霧カフカ・春河35/ＫＡＤＯＫＡＷＡ/2019文豪ストレイドッグス製作委員会
武装探偵社の太宰治は「いつも甘い言葉をかけて美女を心中に誘っているから」や「あの太宰さんに心中しようと口説かれたら、私なら喜んで頷いちゃう！」と心中相手を探し回っているところが印象的なキャラクター。
『文スト』も新シリーズの制作が発表されたばかりで、今後の動向も要注目です。

■そのほかのコメントを紹介!!

『弱虫ペダル』東堂尽八には「ナルシストなエースクライマーだけど仲間思い。ライバルの巻島裕介とも深い友情を築いている情に厚いキャラクターだから」。
『テニスの王子様』跡部景吾には「一人称は俺または俺様。決めゼリフは“俺様の美技に酔いな”。かなりキザだけど、高いカリスマ性があって、仲間の信頼を勝ち得ているから」。

『映画クレヨンしんちゃん謎メキ！花の天カス学園』（C）臼井儀人／双葉社・シンエイ・テレビ朝日・ADK 2021
『クレヨンしんちゃん』風間トオルには「ナルシストでカッコつけたがりな性格の風間くん。今年公開の劇場版ではメインで活躍していて普段は内に秘めた本音を明かすシーンが印象に残りました」。
『ドラえもん』骨川スネ夫には「おぼっちゃま気取りでのび太にイジワルをすることもありますが、映画では勇気を振り絞って頑張るところもあるのでカッコイイです」と映画での活躍が目立つキャラクターにも投票がありました。

今回のアンケートではランクインした全キャラが男性という結果に。キザだけれどどこか憎めないところのあるキャラクターが上位に入っています。
次ページのトップ10もぜひご覧ください！

■ランキングトップ5

[“キザ”なキャラといえば？ 2021年版]
1位怪盗キッド／黒羽快斗『名探偵コナン』
2位松野カラ松『おそ松さん』
3位太宰治『文豪ストレイドッグス』
4位花輪クン（花輪和彦）『ちびまる子ちゃん』
5位蔵馬『幽☆遊☆白書』
5位東堂尽八『弱虫ペダル』

（回答期間：2021年11月13日～11月20日）

次ページ：ランキング10位まで公開

※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。