テディベアはクマのぬいぐるみとしてお馴染みですが、その名前の由来は第26代アメリカ大統領のセオドア・ルーズベルトのあだ名だとされています。
ルーズベルト大統領にはハンターが用意したクマを「瀕死のクマを撃つのはスポーツマン精神にもとる」として撃たなかったという逸話があります。それが新聞に掲載されたことで話題となり、テディの名前を冠したクマのぬいぐるみが作られ、今では世界中で愛されるようになりました。なお記念日の10月27日はルーズベルト大統領の誕生日です。
アニメやゲームにもクマにまつわるキャラクターが登場します。人の言葉を理解できたり、クマをモチーフとした愛らしい姿をしていたり、クマのグッズが大好きだったりと描かれ方もさまざまです。
そこでアニメ!アニメ!では「“クマ”キャラといえば?」と題した読者アンケートを昨年に引き続き実施しました。10月13日から10月20日までのアンケート期間中に107人から回答を得ました。男女比は男性約35パーセント、女性約65パーセントと女性が少し多め。年齢層は19歳以下が約40パーセント、20代が約30パーセントと若年層が中心でした。
■2021年放送の“クマ”キャラがトップに!
第1位
1位は『うらみちお兄さん』の熊谷みつ夫。支持率は約15パーセントでした。
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『うらみちお兄さん』キービジュアル(C)久世岳・一迅社/「うらみちお兄さん」製作委員会
熊谷みつ夫は教育番組「ママンとトゥギャザー」の着ぐるみ・クマオくんのスーツアクターです。読者からは「名前に熊という文字が入っていて、着ぐるみも熊。普段はクールな性格なのに、クマオ君になったときに可愛いくなるギャップが最高です」や「語尾に“クマァ”を付けて喋っているのが印象的。着ぐるみではなく熊谷の姿でセリフを話しているところを見てみたい。どんな表情をしているんだろう…」とクールな外見と愛らしい着ぐるみの落差で人気を集めています。
第2位
2位は『くまのプーさん』のプーと『くまクマ熊ベアー』のユナ。支持率は約8パーセントでした。
プーは100エーカーの森に住んでいるくまのぬいぐるみ。「子供の頃からプーさんが大好きで、ぬいぐるみや本を買ってもらった思い出があります」や「絵本でプーさんがおいしそうにはちみつを舐めるシーンが大好きでした!」とディズニーのアニメはもちろん、絵本やぬいぐるみで親しんでいたという声が届いています。
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「くまクマ熊ベアー」(C)くまなの・主婦と生活社/くまクマ熊ベアー製作委員会
ユナは異世界に飛ばされてクマの着ぐるみの装備セットを入手したゲーマーの少女。「クマの着ぐるみという可愛い見た目と、圧倒的な強さがマッチしている」や「チート級の強さを持つクマさんに心惹かれました!」と強さと可愛さを兼ね備えたビジュアルがファンに好評です。
なお『くまクマ熊ベアー』は第2期の制作が決定しています。
■そのほかのコメントを紹介!!
『リラックマとカオルさん』リラックマには「見ているとリラックスできるのんびりとした外見だが、背中にチャックがあって怪しいところも好き。人形アニメで見せるお疲れ気味のカオルさんとのやり取りもキュート」。『くまみこ』クマ井ナツには「喋れるクマで人間の少女・まちちゃんとの掛け合いが楽しい。キャストの安元洋貴さんは低音ボイスが素敵ですが、作中では可愛らしい声も堪能できます」。
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(c)2016 吉元ますめ・KADOKAWA刊/「くまみこ」製作委員会
『ペルソナ4』クマには「見た目はクマかどうか微妙だけど、語尾に“クマ”を付けて全面にアピールしてくるインパクトがすごい。意外な姿を披露するのもビックリ」。
『Vivy -Fluorite Eye's Song-』マツモトには「AIと人類の戦争を未然に阻止するため、100年前にタイムリープした高性能AI。物語序盤の時代ではテディベア型ロボットをボディ代わりにしており、可愛い見た目ながら早口で毒舌を吐くのが面白かったです」と2021年の新作アニメのキャラクターにも投票がありました。
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『Vivy -Fluorite Eye's Song-』キービジュアル(C)Vivy Score / アニプレックス・WIT STUDIO
2021年版では今年放送されたタイトルが上位にランクイン。昨年から大きく順位が変化する結果となっています。
次ページではトップ10まで公開中。こちらもお見逃しなく!
■ランキングトップ5
[“クマ”キャラといえば?]
1位 熊谷みつ夫 『うらみちお兄さん』
2位 プー 『くまのプーさん』
2位 ユナ 『くまクマ熊ベアー』
4位 マツモト 『Vivy -Fluorite Eye's Song-』
5位 ミッシェル 『BanG Dream!』
5位 モフルン 『魔法つかいプリキュア!』
5位 リラックマ 『リラックマとカオルさん』
(回答期間:2021年10月13日~10月20日)
次ページ:ランキング10位まで公開
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。