現実ではちょっと怖い存在ですが、フィクションでは意外な描かれ方をすることも……。仲間のために単身で敵地に乗り込んだり、動物にはとても優しかったり、ただ見た目が怖いだけの優等生だったりと、作品によって表現はさまざまです。そんな個性的なヤンキーたちの中で人気を集めるのは一体誰なのでしょうか?
そこでアニメ!アニメ!では「“ヤンキー”キャラといえば?」と題した読者アンケートを実施しました。9月12日から9月19日までのアンケート期間中に295人から回答を得ました。
男女比は男性約30パーセント、女性約70パーセントと女性が多め。年齢層は19歳以下が約70パーセント、20代が約20パーセントと若年層が中心でした。
■ヤンキーはギャップが魅力!
第1位
1位は『東京リベンジャーズ』の佐野万次郎(マイキー)。支持率は約22パーセントでした。
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『東京リベンジャーズ』第3弾キービジュアル(C)和久井健・講談社/アニメ「東京リベンジャーズ」製作委員会
佐野万次郎は不良集団・東京卍會の総長。圧倒的な強さを誇ることから「無敵のマイキー」と呼ばれています。「喧嘩が強くてたまに怖いけど、仲間思いで甘いものが大好き。優しくて可愛いところが魅力です」や「どら焼きが好きだったりお子様ランチの旗を見てテンションが上がったりとギャップがいい!」と総長としてのカリスマ性を持ちながら親しみやすいところが人気。
なお6位には副総長の龍宮寺堅(ドラケン)、同率16位には弐番隊隊長の三ツ谷隆がランクイン。多彩なヤンキーが活躍する本作ならではの結果となっています。
第2位
2位は『斉木楠雄のΨ難』の窪谷須亜蓮。支持率は約7パーセントでした。
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TVアニメ『斉木楠雄のΨ難』完結編 メインビジュアル(C)麻生周一/集英社・PK学園F
転校生の窪谷須亜蓮は真面目な見た目ですが実は元ヤン。「PK学園に転校したことをきっかけに不良を卒業しようと決心しながらも、ちょっとしたことでヤンキー時代の恐さが出てしまうのが面白い」や「元番長らしく仲間への情が篤いところがカッコイイ」とイメチェンのため奮闘する姿が支持を集めています。
第3位
3位は『幽☆遊☆白書』の浦飯幽助。支持率は約5パーセントでした。
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浦飯幽助は事故から子どもを守るために死んでしまい霊界探偵となった主人公。「見た目は不良だけど中身はとても優しいから」や「普段はリーゼント風の髪型ですが、ときどき髪を下ろすと中学生らしい顔付きになってドキッとします」といったコメントが寄せられました。
同率9位には同作から桑原和真もランクイン。「外見はどこから見ても立派なヤンキーですが、仲間思いで涙もろいくて動物好き。曲がったことが大嫌いな性格はスジが通っていてカッコイイ」とライバルキャラにも投票がありました。
■そのほかのコメントを紹介!!
『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』東方仗助には「ヤンキーなのに世界一優しい能力を持っている!? そんなギャップに思わず惚れてしまいます」。
『今日から俺は!!』三橋貴志には「ヤンキーという言葉を聞いたときに想像する姿そのもの」や「アニメやマンガのヤンキーは意外と良いキャラが多いけれど、三橋は気持ちの良いぐらいの卑怯者だから」。
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(C)ウダノゾミ/スクウェアエニックス・製作委員会はいつもけだるげ
『田中くんはいつもけだるげ』越前には「ゆるゆるコメディに出てくる唯一のヤンキーキャラ。ヤンキーリスペクトなのに根がとっても良い人で乙女なとこもあって、決して不良ではない可愛いヤンキーです」。
『ゾンビランドサガ』二階堂サキには「生前は暴走族で、バイクで崖に突っ込んだことも……。伝説の特攻隊長と呼ばれており、曲の衣装も特攻服だから」と女性キャラにも投票がありました。
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「ゾンビランドサガ リベンジ」キービジュアル(C)ゾンビランドサガ リベンジ製作委員会
今回のアンケートでは幅広い年代のタイトルがランクイン。『幽☆遊☆白書』や『SLAM DUNK』など、1990年代の「週刊少年ジャンプ」の主人公が複数ランクインしているのも特徴となっています。
次ページではトップ20まで公開中。こちらもお見逃しなく!
■ランキングトップ10
[“ヤンキー”キャラといえば?]
1位 佐野万次郎(マイキー) 『東京リベンジャーズ』
2位 窪谷須亜蓮 『斉木楠雄のΨ難』
3位 浦飯幽助 『幽☆遊☆白書』
4位 桜木花道 『SLAM DUNK』
5位 三橋貴志 『今日から俺は!!』
6位 龍宮寺堅(ドラケン) 『東京リベンジャーズ』
7位 ナックル=バイン 『HUNTER×HUNTER』
7位 東方仗助 『ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない』
9位 荒北靖友 『弱虫ペダル』
9位 桑原和真 『幽☆遊☆白書』
(回答期間:2021年9月12日~9月19日)
次ページ:ランキング20位まで公開
※本アンケートは、読者の皆様の「今のアニメ作品・キャラクターへの関心・注目」にまつわる意識調査の一環です。結果に関しては、どのキャラクター・作品についても優劣を決する意図ではございません。本記事にて、新たに作品やキャラクターを知るきっかけや、さらに理解・興味を深めていただく一翼を担えれば幸いです。