石井千湖・著「文豪たちの友情」は、佐藤春夫と堀口大學、室生犀星と萩原朔太郎、志賀直哉と武者小路実篤、川端康成と横光利一、正岡子規と夏目漱石、石川啄木と金田一京助、国木田独歩と田山花袋、芥川龍之介と菊池寛、太宰治と坂口安吾、梶井基次郎と三好達治、泉鏡花と徳田秋聲、中原中也と小林秀雄……と、30名以上の名だたる文豪たちのエピソードを“友情”という切り口で紹介した、おもしろ文豪ガイド。
「佐藤春夫と堀口大學は仲良しすぎて恋人だと疑われた?」「芥川龍之介は友達を思って己のパンツを貸した?」「国木田独歩と田山花袋はケンカばかりなのに同棲していた?」「夏目漱石は“ぼくのお父さんになって!”と懇願された?」など、思わず「え!?」となるようなエピソードが読みやすく綴られており、時に涙、時に笑いを誘う。
本書を飾る装画は、表紙含め4枚の描き下ろしイラストを『刀剣乱舞』のイラストレーターとしても知られるシラノが担当。
さらに単行本からは1章分が描き下ろしされ、「夏目漱石と門下生たち」「志賀直哉と弟子たち」「江戸川乱歩と仲間たち」といった“疑似家族”的な関係性についても掘り下げられた。
「文豪たちの友情」は、649円で発売中。
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