今だからこそ見てほしい“昭和アニメ”は?「宇宙戦艦ヤマト」「海のトリトン」「トップをねらえ!」…バラエティ豊かなタイトルが集結!【#昭和の日】 | アニメ!アニメ!

今だからこそ見てほしい“昭和アニメ”は?「宇宙戦艦ヤマト」「海のトリトン」「トップをねらえ!」…バラエティ豊かなタイトルが集結!【#昭和の日】

アニメ!アニメ!では「今だからこそ見てほしい昭和アニメは?」と題した読者アンケートを2年ぶりに実施しました。結果を発表します。

ニュース
注目記事
『トップをねらえ!』場面カット(C)BANDAI VISUAL・Flying Dog・GAINAX
  • 『トップをねらえ!』場面カット(C)BANDAI VISUAL・Flying Dog・GAINAX
  • 『トップをねらえ!』キービジュアル(C)BANDAI VISUAL・Flying Dog・GAINAX
  • 『機動戦士ガンダム』
  • 『「宇宙戦艦ヤマト」という時代 西暦2202年の選択』ビジュアル(C)2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会 (C)2012 宇宙戦艦ヤマト2199 製作委員会 (C)西崎義展/宇宙戦艦ヤマト2202製作委員会 (C)西崎義展/宇宙戦艦ヤマト2205製作委員会
  • 『海のトリトン』(C)手塚プロダクション
  • 「タッチ」(C)あだち充/小学館・東宝・ADK
  • 映画『トムとジェリー』日本版オリジナルポスター(C)2020 Warner Bros. All Rights Reserved.
  • 「『サザエさん』キービジュアル」(C)長谷川町子美術館
4月29日は「昭和の日」です。

2007年に制定された新しい祝日であり、昭和天皇の誕生日が由来となっています。

昭和は最も長く続いた元号であり、数多くのアニメが制作された時期でもあります。昭和33年(1958年)には日本初のカラー長編アニメーション映画『白蛇伝』が公開。昭和38年(1963年)には日本初の30分テレビアニメシリーズ『鉄腕アトム』の放送がスタート。それ以降もバラエティ豊かなタイトルが放送・公開されてきました。

そこでアニメ!アニメ!では、「今だからこそ見てほしい昭和アニメは?」と題した読者アンケートを2年ぶりに実施しました。4月15日から4月22日までのアンケート期間中に62人から回答を得ました。
男女比は男性約40パーセント、女性約60パーセントと女性が少し多め。年齢層は19歳以下が約25パーセント、20代が約20パーセント、30代が約30パーセントでした。

2019年結果:https://animeanime.jp/article/2019/04/29/45198.html

■懐かしの名作が集結!


今回のアンケートではバラエティ豊かな名作に投票が寄せられました。その中でも目立つのがSF・ロボットアニメです。

1974年放送の『宇宙戦艦ヤマト』には「私のアニメ好きの原点! おチビながら古代君と雪の関係性にドキドキしてました」。
同じく74年の『ゲッターロボ』には「今年の夏に『ゲッターロボ アーク』がアニメ化されるので、ぜひ初代ゲッターの活躍を見てほしいです」。
『ゲッターロボ アーク』キービジュアル(c)永井豪・石川賢/ダイナミック企画・真早乙女研究所
『ゲッターロボ アーク』キービジュアル(c)永井豪・石川賢/ダイナミック企画・真早乙女研究所
79年放送の『機動戦士ガンダム』には「ガンダムという独立したジャンルを築き、40年以上も続いている歴史的シリーズとして今一度注目されるべきだと思う」といったコメントが寄せられています。とくに今でも新シリーズが作られているタイトルが人気を博しています。

『機動戦士ガンダム』
『機動戦士ガンダム』(C)創通・サンライズ
家族と一緒に楽しめる感動作やコメディも人気。
70年放送の『昆虫物語 みなしごハッチ』には「過酷な昆虫たちの世界で、あらゆる苦境に耐え忍びながら直向きに生き抜くミツバチのハッチの姿に勇気をもらえます」。

72年放送の『海のトリトン』には「のちにガンダムを手がける富野喜幸(現・由悠季)の初監督作品。劇伴にジャズを使用するといったオシャレな感じも楽しんでほしい」。
66年に第1作、88年に第2作が放送された『おそ松くん』には「辛い時代だからこそ、心から笑わせてくれるアニメを見るべきです」や「『おそ松さん』の原点を楽しみたい」。

『おそ松さん』(第3期)キービジュアル(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
『おそ松さん』(第3期)キービジュアル(C)赤塚不二夫/おそ松さん製作委員会
さらに69年放送の『サザエさん』には「昭和を代表するアニメ。世界で最も長く放送されているTVアニメとして、ギネス世界記録の認定を受けるほどの長寿番組だから」との声があり、昭和、平成、令和の三世代にわたって続く国民的アニメにも投票がありました。

OVAや劇場作品も見逃せません。85年公開の映画『銀河鉄道の夜』には「映像が難しいといわれた宮沢賢治の作品を、高いレベルで映像化したアニメ映画。音楽も声優の演技も素晴らしい。とくにラスト近くでの田中真弓さんの叫びが心に響く、まさに不朽の名作です」。
88年に第1巻がリリースされたOVA『トップをねらえ!』には「熱血スポ根アニメのような序盤からどんどんハードSF要素が強くなっていく終盤、ノリコを始め魅力的なキャラクター、そして圧倒的なラストバトル。とにかくアツい演出の数々が最高でした!」と熱いコメントが寄せられました。

『トップをねらえ!』キービジュアル(C)BANDAI VISUAL・Flying Dog・GAINAX
『トップをねらえ!』キービジュアル(C)BANDAI VISUAL・Flying Dog・GAINAX
そして外国のアニメでは1940年に誕生した短編アニメ『トムとジェリー』に注目。日本ではテレビで吹き替え版が放送され、2021年には実写映画も公開されたばかり。「2匹のドタバタ劇は何度観ても飽きないし面白かった。夏休みにはいつも見ていたなぁ……」と二匹の追いかけっこがファンの心を掴んでいます。

映画『トムとジェリー』日本版オリジナルポスター(C)2020 Warner Bros. All Rights Reserved.
映画『トムとジェリー』日本版オリジナルポスター(C)2020 Warner Bros. All Rights Reserved
「今だからこそ見てほしい昭和アニメは?」には40作以上のタイトルに投票がありました。下記に票が寄せられた全作品を公開中。皆さんがお気に入りのタイトルの名前が載っているか、ぜひ確認してください!

■投票があったタイトル一覧


[今だからこそ見てほしい昭和アニメは? 2021年版]
『Dr.スランプ アラレちゃん』
『あかねちゃん』
『アルプスの少女ハイジ』
『うる星やつら』
『おそ松くん』
『ガンバの冒険』
『きまぐれオレンジ☆ロード』
『キャンディ キャンディ』
『キン肉マン』
『ゲッターロボ』
『けろっこデメタン』
『サザエさん』
『シティーハンター』
『それいけ!アンパンマン』
『タッチ』
『ついでにとんちんかん』
『トップをねらえ!』
『トムとジェリー』
『ハイスクール!奇面組』
『パタリロ!』
『プロジェクトA子』
『ボスコアドベンチャー』
『まいっちんぐマチコ先生』
『みゆき』
『めぞん一刻』
『レインボー戦隊ロビン』
『ワンサくん』
『宇宙戦艦ヤマト』
『怪物くん 怪物ランドへの招待』
『海のトリトン』
『北斗の拳』
『機動戦士ガンダム』
『機動戦士Zガンダム』
『銀河鉄道999』
『銀河鉄道の夜』
『昆虫物語 みなしごハッチ』
『超音戦士ボーグマン』
『超時空要塞マクロス』
『忍者ハットリくん+パーマン 超能力ウォーズ』
『魔法の天使クリィミーマミ』
『魔法使いサリー』
『名探偵ホームズ』
『妖怪人間ベム』
『鎧伝サムライトルーパー』

(回答期間:2021年4月15日~4月22日)
《高橋克則》
【注目の記事】[PR]

編集部おすすめのニュース

特集