『Fate』シリーズの生みの親・奈須きのこ氏が『レイジングループ』を熱く語る!
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こうした代表作と経歴を持つamphibian氏ですが、実は『FGO』との接点もあります。まず、『FGO』の根幹を支えるクリエイターの奈須きのこ氏が、前述の『レイジングループ』をプレイしており、その感想をwebサイト「竹箒日記」(2018/06分)に綴っています。
2018年のゴールデンウィークに『レイジングループ』を遊んだ奈須氏は、巡り巡る世界を堪能し、「相反する要素を組み込みながらも互いを否定しないシナリオ展開には、もう拍手する他ありませんでした」と絶賛。物語に引き込むテキストの力強さや、それでいて遊び心が詰まった一面なども高く評価しました。
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ちなみに該当回の「竹箒日記」では、「EXTRAシナリオもクリアしている方にのみ通じるネタバレというか、心底「すげえ……」と思った事を語りたい」と前置きした後の一文で、『レイジングループ』への感想を締めくくっています。その内容が気になる方は、「竹箒日記」を直接チェックしてみてください。ただし、奈須氏も書かれているように、『レイジングループ』を全てクリアしている方向けのメッセージなので、くれぐれもご注意を。
■「竹箒日記」2018/6/6 :フッさんはさぁ……(きのこ)
http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201806.html
また奈須氏は、小説版「レイジングループ」第1巻の解説を担当しており、そちらでも作品の素晴らしさを熱弁しています。まだ第1巻の段階なので、物語全体の解説には踏み込めない状況ながら、作品に込められた熱量の高さをパワフルに伝えており、その解説文もまたレイジングループ世界の一端と思えるほどです。FGO新イベントのシナリオ担当であることが告知されたシナリオライター・amphibianさんによるノベライズ『レイジングループ』全7巻、星海社から発売中です。特設サイト(https://t.co/YSuNQN0iiN)では奈須きのこさんによる1巻の解説が読めるので、ぜひチェックしてください!https://t.co/P9OjwZqnPl pic.twitter.com/KfGcsqYyM8
— 丸茂智晴(星海社) (@seikaisha_maru) November 4, 2020
奈須氏による解説文は特設サイトで公開中なので、よければそちらも合わせてご覧ください。
■書籍版「レイジングループ」特設サイト
https://sai-zen-sen.jp/sa/reijinglup/
そしてもうひとつの大きな接点として、『FGO』を題材としたミステリー小説のアンソロジー書籍「カルデアの事件簿 file.02」に、amphibian氏が参加しています。FGOミステリー小説アンソロジー カルデアの事件簿 file.2 にて「鎌切村忌譚」執筆を担当しました
— amphibian/あんひびあん (@frogmonger) March 13, 2020
突然「秋」に変わった下総を調査する立香たちは「閉じた」寒村に迷い込み 鬼婆を倒し遺骸を集めて弔うおぞましき「イベント」に参戦します
いま書けるものぜんぶ詰め込んだエンタメミステリー! pic.twitter.com/qIKRmnXfLM
amphibian氏による収録作品「鎌切村忌譚」は、刑部姫、胤舜、清姫を連れた藤丸立香が下総国を再訪し、寒村を舞台に“周回(=ループ)”に挑む展開を描いています。『FGO』のプレイでお馴染みの周回が、amphibian氏の手にかかるとどのような物語になるのか。「虚数大海戦イマジナリ・スクランブル」に先駆けた『FGO』×amphibian氏のコラボレーションを、イベント前に味わっておくのも一興でしょう。
■星海社「FGOミステリー小説アンソロジー カルデアの事件簿 file.02」
https://www.seikaisha.co.jp/information/2020/02/22-post-fgo-file02.html
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amphibian氏の経歴や実績、そして『FGO』との接点などをピックアップしましたが、いかがだったでしょうか。『Fate』シリーズの生みの親であり、関連する物語を数多く手がけている奈須氏を唸らせた筆力が、「虚数大海戦イマジナリ・スクランブル」をいかなる物語へと導くのか。期待を高めながら、開幕する瞬間を楽しみにお待ちください。
ちなみに、amphibian氏は『FGO』ユーザーでもあります。自身がシナリオを担当した「虚数大海戦イマジナリ・スクランブル」を、ご本人はどのような形で楽しむのでしょうか。そこもまた、気になる点のひとつです。例のクエストくそ時間かけてなんとか一発クリア
— amphibian/あんひびあん (@frogmonger) August 27, 2019
クラス相性大間違い&ダメージ礼装非装備のクソ編成でのぞんでしまい令呪2画切りながらもうだめだと何度思ったか 敵方が低火力かつ二段階スキルが無限継続でなくて助かった
FGOでこんなにひりついた勝負ははじめてだ 賭けごとはたまらねえぜ…… pic.twitter.com/4eqWj2MQmd