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いよいよ発売となった『バイオハザード RE:3』は、1999年に発売された『バイオハザード3 ラストエスケープ』のリメイク版となるサバイバルホラーゲームです。あの恐怖が現代の技術でついに蘇るわけですね。
しかし本作、原作から大きな変更が加えられています。もちろん変わったことによってより怖くおもしろい作品に仕上がっているのですが、どこが変わってより魅力的になったのか、10項目でお届けします。
◆OPがすごい
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本作のオープニングは原作から一変しており、まずジルの生活が一人称視点で描かれます。そこで恐怖に怯えていると、突然「逃げろ」という内容の電話がかかってきて……。この衝撃は実際にプレイして体験してもらいたいですね。
◆ジルはより頼れるキャラに
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もともと強い女性として魅力的なジルでしたが、リメイクにあたりさらに立派で頼もしい存在になりました。街がゾンビだらけでもひるまない、追跡者に殺されそうになってもめげない、仲間思いなものの見捨てるべきときはきちんと見捨てるのです。より魅力的になったのではないでしょうか。
◆カルロスは正真正銘のイケメンに
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原作ではお調子者で、ジルにビンタされているシーンばかりが有名なカルロス。リメイクでは本当に立派な傭兵になっています。
斎藤工のような髪型も似合っていますし、ジルを守るために奮起するシーンは素晴らしい。カルロスを操作する場面もいろいろと良い改変がされています。
◆ブラッドの情けなさも激減
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S.T.A.R.S.の隊員なのにゾンビにビビり、挙句の果てには追跡者にあっさり殺されていたブラッド。リメイクではジルに危険を知らせたうえ、彼女をゾンビから守るために身を挺してくれます。
リメイク版の姿を見たら、もはやブラッドが情けないヤツとは言えませんよね。嬉しい変化です。
◆ハンターγの変わりようもすごい
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リメイク版では下水道にハンターγが出てきます。これは原作にも登場したクリーチャーなのですが、元を知っている人からすると「本当に同じやつ?」と思ってしまいますよね。
しかもハンターγは攻撃方法も独特でインパクトがありすぎ。ジルがこのクリーチャーにやられてしまうシーンも必見です。
◆きちんとリッカーとも戦える
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原作でも『バイオハザード2』に登場する警察署に行くシーンがあるのですが、残念ながらリッカーは登場しませんでした。
リメイク版の警察署ではきちんとリッカーが出現してくれます。インパクトがありまくりのクリーチャーが出てくれるのは嬉しいですよね。
◆ドレインディモスが超キモい
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原作でも動きが不気味なドレインディモス。リメイク版では、ジルに寄生してタマゴを産み付けてくるさらに恐ろしい存在になりました。
寄生されてもグリーンハーブを飲めばなんとかなるのですが、吐くジルの苦しそうなこと……。今回はよりグロテスクな表現がすごいですね。
◆追跡者のおぞましさがアップ
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もちろん、リメイクでも追跡者がジルを追いかけまくります。火炎放射器やロケットランチャーといった武器を使うのはもちろん、形態変化もしてくるのです。
今回は探索要素が少ないので、原作よりは追跡者の厄介さが減ったかも。ただ、今回は倒すことができませんし、振り切っても大ジャンプで飛び越えてきたりするので、恐ろしいことには違いありません。
◆カッコいいQTEシーンあり
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ムービー中に特定のボタンを押すQTEがいくつかのシーンで採用されています。リメイクではよりアクション寄りになったので、これがぴったりハマるのなんの。
◆マインスロアーに活躍の機会あり
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原作では微妙すぎる武器だったマインスロアーですが、今回はグレネードランチャーの銃弾のひとつになっており、活躍の余地が与えられています。使える期間は限定的なのですが、なんとも微妙すぎる原作よりはだいぶ立派になりました。