【ゲームで英語漬け:Game*Spark的学習術】第4回「ファイナルファンタジー XV」 | アニメ!アニメ!

【ゲームで英語漬け:Game*Spark的学習術】第4回「ファイナルファンタジー XV」

第5回は『ファイナルファンタジー XV』を特集。本作に込められた「アメリカン」を出す工夫や、愛車「レガリア」の持つ意味を掘り下げます。

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【ゲームで英語漬け:Game*Spark的学習術】第4回『ファイナルファンタジーXV』
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『ゲームで英語漬け:Game*Spark的学習術』第4回に取り上げるのは『ファイナルファンタジー XV』です。リリースまでに紆余曲折あり、発売後も評価が割れてしまいましたが、ロードムービー的体験を主軸に据えた本作はシリーズが目指してきた「映画的表現」における一つの到達点ともいえるでしょう。英語版ではより「らしい」表現が随所に盛り込まれており、見るべきポイントを知れば新しい発見があるはずです。

練習問題の解答


帝国兵1:Now we have allies!
帝国兵2:There’s no way!
アーシェ:Who would be next!
帝国兵3:Close ranks! bring her down!
ヴァン:Jump down! Hurry!
帝国兵4:She‘s not alone!
フラン:Our ranks grow by the hour.
バルフレア:And our troubles with them.

内容自体はすっかりおなじみですが、集中して聞き取るのはなかなか難しいものです。帝国兵の台詞はほぼザコ定番のものなので、訛りに惑わされず今一度確認してみましょう。

Let‘s play in English:これがリアルな会話スピードだ!



『FF12』で採用された多様な英語は今作にも引き継がれ、ノクトとプロンプトの都会っ子振りや、イグニスのお堅い感じもしっかりと反映されています。そして『FF15』における最大の特徴が、豊かな日常会話と口語表現です。全ての会話がフルボイスとなり、ほとんどの人物がフランクに語りかけてくるので(王子も形無しですが)、「勉強」の英語だけではすぐに脱落してしまうでしょう。冒頭のシドニー、シドの会話でもテンポが速く、しかも比較的訛りが強い方なので初見だと結構驚くと思います。


さらに大変なのは、戦術的に重要な情報をほぼ会話で伝えるので、かなり高いリスニング能力を要求されること。一応字幕は表示されるものの、アクション主体の画面で読んでいる暇はほとんどありません。

慣れるまでは大変ですが、状況に応じて途切れることなく続けられる他愛のない会話は、英会話の聞き取りを鍛えるのにもってこいです。膨大な量の会話はリスニング教材としてとても優れているといえるでしょう。



ローカライズを味わう:アメリカンな空気を体験しよう



愛車とともに西に向かって爆走するロードトリップムービー、そんな雰囲気の今作。言語面でも様々なところで「らしさ」が光ります。距離の表記はマイル・フィートで固定ですし、レガリアも「She」「Her」と第五のメンバーらしく呼ばれています。

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看板や商品にもかなり細かく宣伝が書き込まれていて、テレビの通販番組で踊るような売り文句が並んでいます。新聞の見出しもしっかり読めるので、見かけたらチェックしてみましょう。こういったディテールを読んでいくのもゲームの醍醐味です。

旅先で出会う人々からも結構な割合で、南部・西部の方言が聞こえてきます。小粋なカントリーミュージックを聴きながら、モーテルで寝たり、ダイナーで腹ごしらえをしたりと、車社会ならではのドライブ旅行を楽しみましょう。


また、海外版ではスキル習得が「Ascension」となっています。これはキリストの昇天を意味する言葉で、新約聖書をモチーフとしたことを強く意識した変更です。キリスト教圏は最後の晩餐やスケープゴートというモチーフに馴染んでいるので、宗教的な意味合いをより濃く見せているのです。

映画「グラントリノ」と「親父の車」



「スタンドバイミー」を主題歌にするなど、『FF15』はアメリカ映画らしさを意識して取り入れています。今回、父レギスの愛車「レガリア」が象徴的存在として登場しますが、車に関する映画「グラン・トリノ」は大きく影響を与えた作品といえるでしょう。 

このなかで、男らしさの象徴として「庭仕事」「銃」「車」が登場します。主人公ウォルトは自分の庭に隣人が一歩立ち入ろうものなら、すぐさまライフルを向けて追い払う、いわゆる「古き良きアメリカ」の価値観を体現するような振る舞いです。

これは西部開拓時代の生活が大きく関わっており、当時の習慣が現在でも根強く残っているためです。『レッド・デッド・リデンプション』1作目の舞台が第一次世界大戦前後だったことを考えると、さほど遠い昔と言うほどでもありません。有名な「ホームステッド法」によって手に入れた土地を自衛するために、彼らは幼い頃から一家の大黒柱となるべく鍛えられたのです。国家の庇護の及ばない土地で男手は農地を手入れし、侵入者を撃退する。これが「庭仕事」と「銃」につながります。

遠隔地に住んでいるので、当然移動手段は馬車。物資の調達や作物の取引、そして凶作や災害で移住を決断する権限も家長の役目なのです。『RDR2』冒頭のダッチギャングでもそんなシーンがありましたね。家族や友人を乗せる車を持つのが男らしさというわけです。

それを踏まえて、息子に車の鍵を渡すというのは、ある意味「家長の役目を渡す」ことに等しいのです。そもそも「Regalia」とは「三種の神器」などの王位継承で受け継がれる品々のこと。その名を冠した車を渡すことで、レギスは戴冠式の代わりとしたかったのかもしれません。派手なデカールも一緒に乗せる茶目っ気も、やんちゃな若者だったレギスらしさの表れなのでしょうね。

覚えておきたい英単語集:車にレジャー、イマドキの冒険装備



キャンプや車いじりができてこそ一人前のオトナ。グラディオのようにたくましい男はやっぱりモテるのです。そんなモテ男の必須アイテムは欠かさず覚えていきましょう。


  • Leisure:行楽

  • Ore:鉱石

  • Auxiliary tank:補助タンク

  • Superhydrophobic:超撥水

  • Haven:安息の地(標)

  • Lodging:宿泊

  • Tombkeep:墓守

  • Apocalypse:啓示

  • Oracle:巫女(神凪)

  • Ascension:昇天



今週のキーフレーズ:He saw this comin’ a mile away, and he wasn’t gonna go down without a fight.



王都襲撃の後、シドからレギスの話を聞かされる重い場面。騙し討ちに憤るノクティスに対して、「あいつはハナからお見通しで、黙ってやらせるつもりはなかったのさ」とシドがその真意を語ります。

前半の“He saw this comin’ a mile away”を直訳すると「1マイル先から来るのが見えていた」となります。これは“see ~ coming a mile away”という「先に分かっていた」「お見通しだ」と言う意味の慣用句です。現在もヤード法を使う数少ない国の一つであるアメリカだけに、「らしい」雰囲気が出せるのです。

「mile」を使った慣用句は他にも“go the extra mile” “A miss is as good as a mile”“be miles away”などがあり、自然に使えるようになれば気分はすっかりアメリカ人です。

練習問題:以下のレシピの料理名を答えなさい。


一日の終わりはイグニスの手料理。ということで、今回は料理に関する問題です。


  1. Cook ground beef, onion and garlic until beef is brown.

  2. Stir in diced tomatoes, salt, chili powder, and simmer in low-heat for about 1 hour.

  3. Stir in beans and simmer for 20 minutes.


これぞ南部アメリカの定番料理。手軽に作れる料理なので今夜のおかずにでもいかがですか?

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《Skollfang》
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