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出演はSadistic★Candyのアンジェリカ(CV. 雨宮夕夏)とルキフェル(CV. 松田利冴)。一度聴いたら忘れられない中毒性が持ち味のユニットだ。甘さと刺激にあふれたオルケストラ(『ラピスリライツ』におけるライブ)の様子をお届けする。
■supernovaのパフォーマンスがいい刺激に
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まずは楽屋にいるアンジェリカから、来場者にささやかなプレゼントが。2019年9月8日に行われたVRライブ第1弾・supernovaのオルケストラを、特殊な魔法で再現してみせた。
圧巻のパフォーマンスは、アンジェリカも「かっこいい」と評価するほど。「Sadistic★Candyも負けてないことを証明してみせる」と、対抗意識を燃やす。
■まるでコント? 渾身のあいさつ
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「きゃっるるーん♪ハロハロー★」と、お得意のかわいいあいさつで登場したアンジェリカ。対するルキフェルは「私もそのあいさつをするのか……?」と恥ずかしそう。
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しかし会場を盛り上げようと、アンジェリカはさらにぶりっ子なあいさつを伝授。大勢の拍手がルキフェルの背中を押し、ついに渾身のあいさつを披露することとなった。
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「どうせなら目立たなければ」と観客に写真撮影を要求するルキフェル。その切羽詰まった様子を見て、「イエーイ!というよりは、遺影、って感じがする」とアンジェリカがひと言。まるでコントのようなトークで笑いを誘った。
■カミングアウト禁止の自己紹介
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曲を披露する前に、初めてオルケストラに訪れた人のために自己紹介をする2人。無難な紹介に対し、相方から補足説明が入る。
しかし伝説的ユニット「Ray」の一員であった過去やコンプレックスを明かされそうになり、慌てて止めるシーンもあった。
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2人のオルケストラへの思いが垣間見える一幕も。普段は一般人らしく過ごそうと心掛けているアンジェリカだが、オルケストラだけは特別だと語る。
「ここでは普通じゃ物足りない。全力で観客を盛り上げるのがプロの魔女」だと、意識の高さを見せた。
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一方ゲームが大好きなルキフェルは、「オルケストラとゲームは似ている」と語る。いわば観客と魔女による真剣勝負だという。
勝負ごとには手を抜かない、2人によるパフォーマンスがいよいよ始まった。
■甘いだけではない! 中毒性抜群のオルケストラ
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オルケストラでは、代表曲の「Are Many Chance!!!」を披露。何度も登場する「あめちゃん!」という歌詞がクセになる1曲だ。
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淡いピンクの光に包まれたステージで、かわいらしいダンスを見せる。
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曲の盛り上がりに合わせ、魔法の力で色とりどりの飴が出現。2人の動きに合わせて、飴も楽しげにジャンプする。
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一見するとキャンディのような甘さにあふれたパフォーマンスだが、即座にリピートしたくなる中毒性が潜んでいることに気づくはずだ。
■認め合う2人だからできるトーク
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楽曲披露後、ルキフェルを「かわいかった」と褒めるアンジェリカ。照れるルキフェルだが、自身の暗い過去を含めて認めてくれていることに対しては感謝の言葉を口にした。
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意外にも素直なルキフェルに、アンジェリカまでもが照れてしまう。やがて観客に見守られることに我慢できなくなり、次のコーナーである握手会に無理やり移行した。
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握手会では、cluster会場の参加者から選ばれた5人が、Sadistic★Candyと至近距離で握手や会話のやりとりを交わすことができる。ちなみにIDが読みやすいよう、会場前方に行くと指名されやすいとか。以降のユニットも握手会は実施予定なので、ぜひ試してみては。
頭にアンテナのあるアバターを見て、「頭の上のそれは、あめちゃん?」と2人が聞く場面もあった。
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握手会のあとは記念撮影タイム。カメラマンが壇上に現れると、なぜかルキフェルはステージ横に逃げていく。「ステージの広さを実感していた」と言い訳していたものの、きっと恥ずかしかったに違いない。
■キャンディのようなオルケストラを
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最後のあいさつでは、「私たちのオルケストラが、身体と心を元気にするキャンディになればいい」と語ったアンジェリカ。今後もますますパワーアップした魔法を見せることを約束した。
ただしSadistic★Candyのオルケストラはただの甘いキャンディではない。毎日曲を聴かなければ物足りないくらいにハマってしまうので、ご注意を。
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今回紹介したオルケストラのアーカイブは、ラピスリライツのYouTube公式チャンネルや、cluster公式サイトでもチェックできる。
また「ラピスリライツ VR魔法ライブ ~First Magic Act~ in cluster」には、今後もさまざまなユニットが登場予定だ。リアルイベントとは一味違う、魔法に満ちた空間を楽しんでみてはいかがだろうか。
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『ラピスリライツ ~この世界のアイドルは魔法が使える~』
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