「ワンパンマン 一撃マジファイト」大事にしたのは“原作の追体験”―― プレイレポ&プロデューサーインタビュー【TGS2019】 | アニメ!アニメ!

「ワンパンマン 一撃マジファイト」大事にしたのは“原作の追体験”―― プレイレポ&プロデューサーインタビュー【TGS2019】

東京ゲームショウ2019グリーブースにて試遊出展されたスマホ向けアプリ『ONE PUNCH MANワンパンマン 一撃マジファイト』。本稿ではゲームのプレイレポおよびワンパンマンゲームプロジェクト総合プロデューサーの宿輪浩介氏インタビューをお伝えします。

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『ワンパンマン 一撃マジファイト』プレイレポ&プロデューサーインタビュー
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東京ゲームショウ2019グリーブースにて試遊出展されたスマホ向けアプリ『ONE PUNCH MANワンパンマン 一撃マジファイト』。中国では先行してリリースされており、日本での配信を今かと待ちわびているファンも多いのではないでしょうか? そこで本稿ではゲームのプレイレポおよびワンパンマンゲームプロジェクト総合プロデューサーの宿輪浩介氏インタビューをお伝えします。




グリーブースの様子。裏手側には主要キャラクターが並んだフォトスポットが!

◆サイタマの登場タイミングが絶妙!



画面をタップしてプレイ開始するとすぐさまバトル画面に。この敵、原作第1話に出てきたワクチンマンではありませんか! バトルはターン制で、画面下のアイコンの順番に攻撃をしていきます。タップで通常攻撃とスキル攻撃を選択して挑みますが、当然敵うべくもなく、次々にやられていきます。



と、画面はアニメーションシーンに変化。サイタマのカッコいい登場シーン、そしてワクチンマンが怒り本気モードになる第1話の見どころがこれでもかと再現されています。



そして原作通りワンパンチで撃退……!



次に登場したのはこちらも原作に登場したモスキート娘。原作で因縁深いジェノスがデッキに加わっているところに注目です。画面右下のスキル「焼却砲」をタップすると超美麗なアニメーションが発動。先ほどのワクチンマンとのバトルもそうでしたが、アニメーションが劣化せず、ゲーム画面からの切り替えにタイムラグもなく、シームレス。ストレスがなく、好きなヒーローのカッコいいシーンが綺麗に再現されているのが嬉しいところです。



さて、画面左に注目。バトルを進めるとワンパンマンのゲージが徐々に溜まっていき、全て溜まったらタップをすることでワンパンマンを呼び出すことができます。スキルボタンは「普通のパンチ」のみ!



もちろん一撃必殺のワンパンチです。敵が強く倒せずしんどくなった頃合いにゲージが溜まり、絶妙なタイミングで呼び出せるところがなんともニクい!

ちなみに次のバトルではワンパンマンを呼び出さずに敵を倒すことに成功。「ワンパンマン使わない縛り」で、手持ちのヒーローのスキルやデッキの組み方などを工夫して楽しむこともできそうです。

◆宿輪プロデューサーに訊くゲームの見どころ



――まず初めに自己紹介をお願いします。

宿輪浩介氏(以下「宿輪」):宿輪です。『ONE PUNCH MANワンパンマン 一撃マジファイト』だけでなく、『ワンパンマン』を扱ったゲームのすべてのプロジェクトの統括をしております。

――『ONE PUNCH MANワンパンマン 一撃マジファイト』について、どのようなゲームか教えてください。

宿輪:本作のポイントは「原作の追体験」です。また、アニメを観ていない方にもゲームを楽しめるようにしています。ポイントは大きく2つあり、1つは原作を忠実に再現したシナリオの部分で、アニメーションは映像をそのまま使用させていただいております。

もう1つは、「ワンパンマンをどうゲームに活かすか」というところです。ワンパンマンをそのままキャラクターにしてしまうとワンパンチで敵を倒してしまいますから……。そこで「ワンパンゲージ」が溜まるとワンパンマンを呼び出せるようにし、呼び出したらワンパンチで倒せるというゲームシステムにしました。

――ワンパンマンを呼び出したらほんとうにどんな敵でもワンパンチで倒せてしまうのでしょうか。

宿輪:ワンパンマンは絶妙なタイミングで呼び出せるようになっていて、現在公開されているものに関してはワンパンチで倒す爽快感を体験していただく形になっています。この先、もしかしたらワンパンチで倒せない敵が現れるかもしれませんが、基本的には今の段階ではワンパンチで倒せるようになっています。

――キャラクターの育成部分についても教えてください。

宿輪:キャラクター個々のスキルの部分に育成要素を入れていて、原作で言うとS級、A級などのヒーローのランクがありますが、C級のヒーローだけでも強いデッキが作れるようにしています。自分の好きなキャラクターを育成していただければ。キャラクターはガチャ課金システムになっていますが、もちろん無償ガチャや、イベント、通常シナリオでも手に入るようになっています。遊び方に応じて最適に遊んでいただければと思います。

――本アプリならではの要素について教えてください。

宿輪:「原作の追体験」が主軸にありますが、一方で怪人にも魅力的なキャラクターはいますから、彼らもデッキに組み込めるようにしています。ヒーローと怪人の混合デッキで戦えるのがアプリならではの要素になると思います。

――中国ではすでにリリースされてますが、反応はいかがですか。

宿輪:とても好評いただいておりまして、中国国内のセールスランキングでは4位になり、多くのお客さま様に楽しんでいただいております。

――中国での反応を受けて、変えていこうとしている部分などはあるのでしょうか。

宿輪:日本のユーザーに合わせて修正を加えていく予定です。本当は日中同時に配信したかったのですが、日本マーケットの独自性に合わせ、日本のファンの皆さまにも深いレベルで応えられるよう開発を進めています。

――配信日はいつ頃になるのでしょうか。

宿輪:今冬には日本の皆さまにも遊んでいただけるように開発中です!

――最後に、ファンの皆さまに一言お願いいたします。

宿輪:本作はキャラクターの絵にこだわっていて、アニメ製作委員会原作の先生にも監修いただいています。リリースが当初の予定よりも長期化したのもアニメ原作の世界観の反映にこだわったからこそ。ゲームとしての面白さと原作を両立させるのはとても困難でしたが、時間をかけることで高いレベルのものができあがったと思います。『ワンパンマン』原作ファンの方に納得していただけるものになっていると思いますので、ぜひ楽しみにしていただければと思います。

――ありがとうございました!


『ONE PUNCH MANワンパンマン 一撃マジファイト』最新情報はこちらからどうぞ。

大事にしたのは“原作の追体験”―『ワンパンマン 一撃マジファイト』プレイレポ&プロデューサーインタビュー

《みかめ》
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