「ガンプラ」BANDAI SPIRITSが新工場を設立 新アニメ、ハリウッド映画化など国内外で増加する需要に備え | アニメ!アニメ!

「ガンプラ」BANDAI SPIRITSが新工場を設立 新アニメ、ハリウッド映画化など国内外で増加する需要に備え

『ガンダム』シリーズのプラモデル「ガンプラ」の生産強化のため、株式会社BANDAI SPIRITSが2020年秋より新工場「バンダイホビーセンター新館」を稼働すると発表した。

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「ガンプラ」(C)創通・サンライズ
  • 「ガンプラ」(C)創通・サンライズ
  • 「バンダイホビーセンター外観」(現在)(C)創通・サンライズ
  • 「4色射出成形機(多色成形機)」(C)創通・サンライズ
  • 「多色成形機で4色成形したランナー」(C)創通・サンライズ
『ガンダム』シリーズのプラモデル「ガンプラ」の生産強化のため、株式会社BANDAI SPIRITSが2020年秋より新工場「バンダイホビーセンター新館」を稼働すると発表。
『ガンダム』シリーズ40周年を記念した数々のコラボ、新アニメ、ハリウッド映画化など、国内外で増加する「ガンプラ」の需要に備えるという狙いだ。

「ガンプラ」は1980年より販売され、2019年4月には累計出荷数5億個を突破する人気商品。現在のバンダイホビーセンターが竣工した2006年度の年間出荷数は660万個だったが、さらなる需要の増加、そして、同工場内に多色成形機を増設するなど、2018年度は1,573万個と約2.4倍に拡大している。

「バンダイホビーセンター外観」(現在)(C)創通・サンライズ
バンダイホビーセンター外観(現在)【画像クリックでフォトギャラリーへ】
『ガンダム』シリーズ40周年となる2019年は、プロ野球12球団やユニクロとのコラボレーション、新作映像『SDガンダムワールド 三国創傑伝』の中国を軸とするアジア展開、新メディアとして株式会社サンライズが開設した公式YouTubeチャンネル「ガンダムチャンネル」でのアニメーション最新作『ガンダムビルドダイバーズ Re:RISE』の10月配信予定など、さまざまな「ガンプラ」展開に期待が集まる。

2020年には、横浜・山下ふ頭での実物大の動くガンダムの登場や、ハリウッド実写映画制作予定(公開時期未定)など、引き続き国内外で「ガンプラ」の需要が高まると予想。
そして今回、中国及び北米を中心としたさらなる成長への対応と、中長期的に安定した生産体制に備えるべく、新たな工場の建設が決定した。

新工場となる「バンダイホビーセンター新館」は、バンダイホビーセンターの敷地内に建設。2020年秋より稼働を開始する。

◆「バンダイホビーセンター新館」概要
着工時期:2019年12月予定
稼働時期:2020年秋以降
建設内容:現ホビーセンターの敷地内に成形建屋を作り、多色成形機6台を増設
建設後多色成形機台数:35台(電動25台/油圧10台)※グループ会社含む
建設目的:国内外で高まっているプラモデルの需要に対応するため
建設効果:現状の約1.4倍の生産が可能(2019年8月対比)
建物呼称:バンダイホビーセンター新館
※それに伴い、現バンダイホビーセンターは本館となります
全体敷地面積:12,261m2
延床面積:「本館」8,767m2(3階建て)/「新館」1,488m2(平屋)
従業員数:125名(請負含め従事者:150名)(2019年8月現在)

(C)創通・サンライズ

[アニメ!アニメ!ビズ/animeanime.bizより転載記事]
《MoA》
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