映画「青春ブタ野郎」石川界人「この台本は120%出さないと負けてしまう」初日舞台挨拶レポ | アニメ!アニメ!

映画「青春ブタ野郎」石川界人「この台本は120%出さないと負けてしまう」初日舞台挨拶レポ

6月15日、映画『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』が初日舞台挨拶を開催。会場には梓川咲太役・石川界人、桜島麻衣役・瀬戸麻沙美、牧之原翔子役・水瀬いのり、古賀朋絵役・東山奈央、双葉理央役・種崎敦美が登壇した。

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『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』初日舞台挨拶 オフィシャルスチール(C)2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project
  • 『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』初日舞台挨拶 オフィシャルスチール(C)2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project
6月15日、TVアニメ『青春ブタ野郎はバニーガール先輩の夢を見ない』のその後を描いた映画『青春ブタ野郎はゆめみる少女の夢を見ない』が、東京・新宿バルト9にて初日舞台挨拶を開催した。会場には梓川咲太役・石川界人、桜島麻衣役・瀬戸麻沙美、牧之原翔子役・水瀬いのり、古賀朋絵役・東山奈央、双葉理央役・種崎敦美が登壇。全国30館でもライブビューイングが実施される盛況となった。

東山と種崎は、「AnimeJapan 2019」のステージ以来となる本作のイベントへの参加だ。
公開を迎えた今の心境について、東山は「こんなにも優しくて心動かされる作品になることは、アフレコをしているときから感じていましたし、この『ゆめみる少女』にたどり着くための TVアニメだったのかなという気持ちもあります。(今作で)集大成が描かれて“一片の悔い無し”というくらい、すごい作品が出来上がったように感じました」とコメント。

種崎は「私は『青ブタ』ファンなので、完成披露上映会のときも“早く観たい!”と思っていたんです。“今日を迎えられた嬉しい気持ちが天気に出ちゃったかも”と思っていて、もう嬉し涙が止まりませんね(笑)」と、会場の誰よりも楽しみにしていたことを明かす。
また、全国30館で行われているライブビューイングについて「それだけの方が楽しみに待ってくださっていることを思うと、『青ブタ』は愛されているんだなって」とも語り、ファンの愛情を噛みしめるように笑顔を見せた。

水瀬演じる翔子は、本作が“お当番回”となる。初めて台本に目を通した際の印象について、「TVシリーズでは、謎めいた女の子という描かれ方だったこともあって、長台詞や幅広いシーンセレクションに合わせて出番があるというより、一対一のシチュエーションが多くて」と前置いた水瀬は、「今作の台本をもらったときは(翔子が)ものすごく喋っていたので、“いい意味で”久しぶりに眼精疲労を伴ったというか……翔子という文字がまぶたに襲いかかるというか……(笑)」と回想。

しかしこれに、「キービジュアルを見ていただけると分かる通り、“翔子さん”としての姿もあれば、“翔子ちゃん”の姿もあって。それを見て“拍車をかけて大変なことになりそうだな、頑張ろう!”という気持ちになりました」と付け加えて、本作へ懸けた熱意をうかがわせた。

石川はそんな水瀬と掛け合う主人公役だが、TVシリーズと比べて圧倒的な台本の厚さに驚いたことをトーク。TVアニメ本編のみだと21分だったものが、本作では約1時間30分に及んだそうで、「絶対に集中力を切らせられない」とTVアニメ以上に気合を入れて臨んだことを打ち明ける。

さらに「このパワーの台本に、なあなあの芝居をしたら程々のものが出来上がるだろうと思って。せっかく良い台本なら、120%を出していかないと多分負けるだろうという気持ちがありました」とも述べ、収録の翌日に声が出なくなるほどの熱演ぶりだったことを振り返った。

舞台挨拶ではこのほか、ネタバレを避けつつの見どころ紹介や、作中の“思春期症候群”にちなんだ思春期の自分に伝えたメッセージの発表などが展開していく。
最後には、キャスト陣を代表して石川が「観ていただければ絶対に感動できますし、絶対に泣けるし、絶対に心に残る作品になると確信しております。咲太もいっぱい喋りますし、頑張るんですけど、ヒロインたちの活躍がなければこの物語は絶対にありません。ぜひヒロインたちに注目してご覧いただければと思います」と挨拶。
これに水瀬が「花丸ですね!」とコメントし、石川が「本編を観ることで水瀬の発言の意図が明らかになる」旨を伝えて置き土産を残したところで、イベントは締めくくられた。

(C)2018 鴨志田 一/KADOKAWA アスキー・メディアワークス/青ブタ Project
《仲瀬 コウタロウ》
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