『明治東亰恋伽』は、累計プレイヤー40万人を越える人気恋愛ファンタジーゲーム。明治時代にタイムスリップしてしまったヒロインが歴史上の偉人たちと出会い、恋に落ちる物語だ。
2015年に劇場アニメ化、2019年1月にはTVアニメ化され、さらに4月から実写TVドラマ版が放送された。今回の劇場版は、実写TVドラマシリーズ最終話から物語のフィナーレを描く内容となっている。
登壇者は、綾月芽衣役の伊原六花、チャーリー役の小林豊（BOYS AND MEN）、森鴎外役の宮崎秋人、小泉八雲役の岩永徹也、岩崎桃介役の松島庄汰、泉鏡花役のとまん、川上音二郎役の山崎大輝、菱田春草役の高橋真佳把（BOYS AND MEN エリア研修生）（※高橋の高ははしごだか）、副島宏司監督。司会者が登壇者を呼び込むと会場は大きな歓声に包まれた。
まずは集まったファンに登壇者が一言ずつ挨拶し、舞台挨拶がスタート。小林が「アイラブ！ユーラブ！ゆーちゃむで～す！」のお馴染みのコール＆レスポンスを披露してファンサービス全開の挨拶となった。高橋の挨拶では、登壇者から可愛いと歓声が上がる一幕も。
次いで、登壇者がTVドラマシリーズを振り返った。伊原は、最終回での岩崎桃介による「大丈夫ですか、お嬢さん」というセリフが新たな展開を感じさせるとして印象的だったそうだ。
小林は、久保田悠来が演じる藤田五郎の低音ボイスと女性のようなサラサラ髪を挙げた。
宮崎は、芽衣を出会い抱き上げるシーンを挙げ、自分の一生でこんなに王子様になれる瞬間はもうないかもしれないと感想を漏らした。
そして、TVドラマ版から続く映画版の見どころについて話が及ぶと、一同ネタバレを避けつつ、それぞれが思う見どころをピックアップ。
特に、ドラマ版最終話に登場した桃介の活躍と、彼の登場によって他の登場人物の関係性が変わっていく点に注目してほしいとのこと。
副島監督からは、ドラマ版の時も良い顔を見せてくれた出演者一同を讃えつつ、映画版ではさらに良い表情をしてくれたと太鼓判を押した。
また、個性的な共演者の多い本作だが、それぞれが一番変わっていると思う共演者の話になると、山崎の名前を挙げる人が多かった。
山崎は、小林曰く、毎日早送り再生でしゃべっているような感じだそうだ。とまんは山崎について、まともな日が一日もなかったと語った。
今回、初の主演となった伊原については、登壇者一同大絶賛。小林は「頑張り屋さん」と褒め称え、副島監督は、現場でリーダーシップを発揮してくれたと、大きな信頼を寄せていることを伺わせた。
ここで、サプライズとして6月2日に20歳の誕生日を迎えたばかりの伊原のバースデーケーキを、藤田五郎役の久保田悠来が運んできた。
ドラマ撮影が早く終わったということで、急遽かけつけた久保田から、誕生日ケーキが手渡された。伊原は感無量の表情で、19歳に本作の撮影ができたことが嬉しかったと振り返り、本作への参加が19歳の一年の中で最も大きな出来事だったと感慨深けに語った。
笑顔と笑いの絶えない舞台挨拶もあっという間に終了時間に。最後は登壇者を代表して伊原が締めくくり、大好評のなか幕を閉じた。
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