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スクウェア・エニックスが手掛ける国民的RPG『ドラゴンクエスト』シリーズ。その第1作目『ドラゴンクエスト』が発売された1986年5月27日を記念して、毎年5月27日は「ドラゴンクエストの日」という記念日に認定されています。
インサイドでは、そんな「ドラゴンクエストの日」である本日5月27日に向けて、読者の皆様の『ドラゴンクエスト』シリーズに対する思い出を募集していました。本記事では、それによって集まった数々の思い出を、作品別に一部ピックアップしてご紹介させていただきます!
なお、思い出紹介ということで必然的にネタバレも多く含まれていますので、閲覧の際にはご注意ください。
◆ドラゴンクエスト(1986年5月27日発売)
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記念すべきシリーズ第1作目となる本作。当時はゲーム情報を得られる媒体が殆ど無いため、初めて登場した『ドラゴンクエスト』というゲームは、多くの方に衝撃を与えたようです。ファミコン本体にソフトを差し込んだ時のワクワクは、今でも多くの方が覚えているのではないでしょうか。
■読者の思い出
・こんな面白いゲームがあるのか?とRPGにはまった。
・とにかく衝撃的でした!
・ふっかつのじゅもんを間違えないようにノートに書いていた。
・幼少すぎたため毒の沼エンドレスで死んでばかりだったと言う思いで。子供ってあの毒沼の音とか好きなんですよね。
・移動がカニ歩きで、会話で方向を選ばないといけないのが面白かった。今では面倒くさいと思うけど。
・1986年当時は情報もほぼなく、おもちゃ屋さんに並んだパッケージのみで判断する時代でした。鳥山さんのイラストに惹かれ、初めてのRPGを購入。竜王に世界の半分をやるからとそそのかされ、復活の呪文を入手して打ち込んだらレベル1……衝撃でした。いま考えると話すコマンド東西南北、階段降りるコマンドと大変不便でしたが夢中で繰り返しクリアしました。
◆ドラゴンクエストII 悪霊の神々(1987年1月26日発売)
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ナンバリングタイトル2作目では、パーティーシステムの登場による多人数VS多人数のバトルが実現し、より戦略的なバトルが楽しめるようになりました。ゲーム再開時に必要となる「ふっかつのじゅもん」が更に長くなったのも特徴的。「じゅもんが ちがいます」も、今では懐かしい思い出ですね。
■読者の思い出
・フィールドから命からがらお城に入ったら魔物ばかりで、ソッコー教会だった記憶が鮮明にある。
・ドラクエIVの気持ちでプレイしてボコボコにされた手厳しいドラクエでした(笑)ロンダルキアへの道中がとても過酷で(笑)
・フィールドbgmが好きでした!果てしなき世界が流れたのに鳥肌出ました!ムーンブルクの王女がやられた時、音楽が変わるの怖かったです。
・「みずのはごろも」を作るために村に行く途中で、くびかりぞく?、バーサーカー?どちらかは忘れましたが、何度も全滅させられた事ですな。あと、ロンダルキアの洞窟の落とし穴がエゲツなかった笑笑。小学生低学年で全ての落とし穴の位置を記憶してクリアした笑。周りの友達からは嘘だろ~って言われたなぁ~笑笑。
・ファミコンの時はパスワードに苦しめられたので挫折し、セーブができるようになったスーパーファミコンの1&2でクリアをしました。サマルトリアの王子が大好きで、見た目の可愛さに加え「大器晩成型」と言う言葉は自分にも当てはまると親近感を覚えたキャラでもありました。サマルトリアの王子を自分の名前にしてました。数十年ぶりにPS4で購入し久々にやったのですが、やっぱり面白くサマルトリアの王子が一番だと思った。
◆ドラゴンクエストIII そして伝説へ…(1988年2月10日発売)
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発売日当日に大きな行列ができるなどの社会現象を引き起こした、いわゆる「ロト三部作」の3作目である本作。パーティーメンバーをプレイヤー自身が作れたり、職業システムが登場したりしました。個人的には、学生時代の担任に言われた「遊び人だけが「さとりのしょ」無しで賢者に転職できるのって、遊んでいる(働いていない)内に自分自身で色々と悟ってしまったからだと思うんだよね。」が一番印象に残っています。
■読者の思い出
・自分で購入してプレイしたのがIIIだった。転職システムが斬新だった。
・夜、攻略本を読んでいるだけでワクワクしてました。モンスターの強さのグラフとか見ているだけで。
・友達と集まって、また電話でつないで会話しながらプレイしたタイトルです。みんなで鍋を囲みながらワイワイ会話しながら楽しんだ思い出があります。
・育てた商人が牢屋に入れられているシーン。子供ながらに身の丈に合わない成功は人をダメにすると学んだ時(笑)
・中学生の息子がやっていて、かわきのツボの場所が分からず詰んでいました。教えてほしいと言われて、探し方を指導しました。昔の事なのに、よく覚えてたな…と、自分を褒めました。
・買ってもらえなかった。友達皆がプレイしている中、自分は攻略本を買って「ドラクエごっこ」をしていた。次第に仲間も増えて、結局何年後かに買ってもらえた。今思い出しても良い思い出です。
・友達から借りたドラクエ3。その友達のセーブデータがあってちょっと覗いてみるとパーティーの仲間の名前は自分の知っている友達の名前だった。友達の名前を付けるタイプなんだなと思いました。
・2時間くらいプレイして、かなりクタクタの状態で王様のもとへセーブしに戻る途中、部屋で遊んでいた子猫が見事に赤いリセットボタンを押して去っていった… 軽快に去っていく子猫と赤いリセットボタンの場面が固まって、30年近く経った今でも忘れられない。
・初めての職業システムの採用により大幅に戦術が増えた作品となっており、色々な職業の組み合わせを考えるのが楽しい作品になっておりました。また、ラーミアの登場により、世界が更に広く感じられるようになること、裏世界により、今までに無い広さの世界を感じられた作品でした。パフパフにはだまされました。
・父親がファミコン本体と共に買ってきた最初のソフトで、当時小学1年生だった私は姉と夢中になってやっていました。転んで怪我した時「ホイミ」って姉が叫んで痛みがひいたような気になったのを覚えてます。ラーミアを手に入れた時の音楽に感動し、父の死に衝撃を受け、ゾーマを薬草で倒せた時の感動は今でも鮮明に覚えてます。
◆ドラゴンクエストIV 導かれし者たち(1990年2月11日発売)
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前作『ドラゴンクエストIII』の発売日における大行列といった混乱を考慮し、発売日が平日ではなく休日になったというエピソードを持つナンバリングタイトル4作目。1~4章で操作したキャラクターが5章で主人公の下に集まるオムニバス形式は衝撃を与えると共に、大きな思い出としてプレイヤーの心に強く残ったようです。
■読者の思い出
・ホイミンが仲間になる事。ドラクエでは初めてのモンスターが仲間になるということが衝撃でした!
・第6章が増えて、物語に厚みがでました。ファミコン版でさらりと語られていた部分がしっかりと描かれていることに感動しました!(PS版)
・主人公の生い立ちは、私的には5より辛く感じた。各章に分かれた構成が各キャラに感情移入する。さらに最後に集結したあと、フィールドに出た時変わっている音楽に鳥肌が立ったのを覚えている。
・ストーリー等の魅力は他の方が触れてくださると思うので…ファミコン版はリセットと電源ボタン同時押しが一番の敵でした。よく電源ボタンだけ押してデータ消えちゃったなあ。
・オムニバス形式だったのが衝撃的でした。シンシア殺したピサロのためにロザリー生き返らせたのに、シンシアが生き返ったかどうかが不明瞭なのひどかった。生き返ってると信じたい。でも子孫が残ってるってことはそういうことだよね?お願いしますとドラクエ5をやって思いました。
・生まれて初めてやったRPGです。当時小学生に入学したばかりでしたが、このゲームで折れない心、挫けない心、諦めない心、信じる心、仲間の大切さを学び、大人になりました。大人になってからプレイすると、それぞれの章の主人公が勇者を大人にしてゆく様に涙が出ました。ずっと大好きです。
・まず最初に戦闘をするキャラクターが主人公では無いということに驚きました。基本は主人公を中心に仲間が集まっていくというのが普通のRPGですが、仲間一人一人に割り当てられたストーリーがあり、それのおかげで他のゲームよりも仲間に愛着が湧き、楽しくプレイ出来た思い出があります。
次ページでは、『V 天空の花嫁』~『VIII 空と海と大地と呪われし姫君』を紹介。究極の選択に全プレイヤーが悩んだ!