完全オリジナルストーリーが描かれる本作には、『ルパン三世』史上、最強の敵が登場する。その敵はなんと……長年のルパンの相棒、次元大介!
お宝を巡り、ルパンの命を狙う次元。仲間の裏切りを許さない、怒りに燃える五ェ門。ルパン&五ェ門VS次元……勝つのは一体どちらなのか?
『ルパン三世』といえば、「マンガアクション」(双葉社)にて1967年から1969年まで連載されていた、モンキー・パンチのマンガが原作。1971年にTVアニメ化され、その後、今に至るまで新しい作品が作り続けられるほどの人気作となった。
この数多くある『ルパン三世』シリーズにおいて、つねに主人公・ルパンと行動を共に、ルパンがどんなハチャメチャな行動をしても呆れながら手助けをする頼れる相棒・次元。
その「ルパンの相棒」という役割はわかっていても、次元がなぜルパンと一緒に行動しているのか、理由を知らない人も多いのではないだろうか。
そこで今回、最新作放送の前に次元大介について詳しく知ってもらおうと、“ここを押さえておけばバッチリ!”という点をまとめてみた。
■次元大介ってそもそもどんなキャラだっけ?
『LUPIN THE IIIRD 次元大介の墓標』原作:モンキー・パンチ (C)TMS
おそらく、ほとんどの人が抱いている次元のイメージといえば「銃」と「タバコ」。
その通りで、早撃ち0.3秒の天才ガンマンで、その卓越したガンさばきはルパンも一目置いている。
また、タバコをこよなく愛しており、愛飲の銘柄はペルメル(ポールモール)。1日になんと60本も吸うという。
タバコだけでなく、酒も大好き。バーボン・ウイスキー(特にI・W・ハーパー、ジャックダニエル)や、スコッチ・ウイスキーをよく飲むようだ。
もう1つのトレードマークといえば、目深にかぶった「帽子」。ボルサリーノ製中折れ帽を愛用している。
そして性格でいうと、窮地に陥っても常に冷静。状況を把握し、難局を打破する男だ。
基本的にクールだが、一方で男の夢も捨てきれないロマンチストな人物でもあり、節々で感情豊かかつお茶目な一面を見せる事も多い。
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