【アニメ!アニメ!編集部が選ぶ2018年No.1アニメ/Vol.1】「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」メールやSNSではない「手紙」の存在を問い直す | アニメ!アニメ!

【アニメ!アニメ!編集部が選ぶ2018年No.1アニメ/Vol.1】「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」メールやSNSではない「手紙」の存在を問い直す

アニメ!アニメ!では、2018年を振り返り「これがオレのNo.1だ!」と思うアニメ作品をピックアップ! 編集部が選ぶイチオシの作品を連載形式で紹介していきます。

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「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
  • 「ヴァイオレット・エヴァーガーデン」(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
  • 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』最新キービジュアル(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
  • 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
  • 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第4弾PV 場面カット(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
  • 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第4弾PV 場面カット(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
  • 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第4弾PV 場面カット(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
  • 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第4弾PV 場面カット(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
  • 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』第4弾PV 場面カット(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会
2018年ももう間もなく終了! 今年もたくさんのアニメ作品との出会いがありました。TVアニメだけでも、1月期放送から数えると有に200を超える作品が視聴者に届けられました。さらに劇場版アニメや配信作品など……バラエティ豊かな作品を堪能できた1年だったのではないでしょうか。

そこでアニメ!アニメ!では、2018年を振り返り「これがオレのNo.1だ!」と思うアニメ作品をピックアップ! 編集部が選ぶイチオシの作品を連載形式で紹介していきます。

『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』


『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』最新キービジュアル(C)暁佳奈・京都アニメーション/ヴァイオレット・エヴァーガーデン製作委員会

概要・ストーリー


主人公のヴァイオレット・エヴァーガーデンは、感情を持たない少女。戦火の中、自分を育ててくれた“少佐”から告げられた言葉「愛してる」の意味を探すため、彼女は戦後、誰かの想いを言葉にして届ける仕事をはじめる。

戦争で生き延びた、たった一人の兄弟への手紙。
都会で働き始めた娘から故郷の両親への手紙。
飾らないありのままの恋心をつづった手紙。
去りゆく者から残される者への最期の手紙。

手紙に込められたいくつもの想いは、ヴァイオレットの心に「愛」を刻んでいく――。

オススメポイント


戦後、感情のないヴァイオレットは、郵便社で手紙の代筆をする「自動手記人形(オートメモリーズドール)」として働きだすのだが、代筆業というものは感情の希薄な人間には向かない仕事だ。それでもドールとして働いてくうちに、彼女にはだんだんと感情が芽生えていく。
ヴァイオレットが自分の罪や自身が負った傷に気がつき、罪悪感で追い詰められるシーンは、見ていて痛々しいが、彼女を取り巻く人々はとにかく優しい。それは彼女自身の行いのおかげなんだということを彼女が気がついていない構図が切なくて愛おしくなる。
後半、冷静に依頼を終えたあと会社に帰ってきて泣いたり、受取人と気持ちを分け合ったりするシーンでは、感情を自由に表現できるようになってきた彼女の成長に感動し、物語に共感し、こちらまで泣いてしまう。

アニメの構成としては、毎話依頼を受け手紙を作成する一話完結型だが、全話を通してヴァイオレットに新しい感情が芽生え、変化していく様子を描いている。作画も大変綺麗で、毎回映画を見ているようなクオリティだ。

ヴァイオレットに命を吹き込み、魅力的にする石川由依の芝居にも注目してほしい。
最初、人形のようなヴァイオレットの言葉は回を重ねるごとに色づき、終盤になると依頼者に寄り添えるようになる。彼女の感情の移り変わりや周りとの関係性を表現する石川の話し方や息遣いは見事だ。

この作品では、感情を表す言葉をとても丁寧に扱い、手紙を書く・受け取ることの意味を多角的に描いている。メールやSNSが主流の現代に、「手紙」の存在について問い直すような作品だ。

(アニメ!アニメ!編集部 umi)
《umi》
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