「涼宮ハルヒ」シリーズ角川文庫に襲来!!2019年1月より5ヶ月連続で刊行予定です。各巻巻末には豪華執筆陣による解説&エッセイを収録。『憂鬱』は筒井康隆さん、『溜息』は松村沙友理さん(乃木坂46)です。装丁には人気写真家・岩倉しおり@Shiori1012 さんの写真をお借りしました。#涼宮ハルヒの憂鬱 pic.twitter.com/6f0Wtvo4OV
— カドブン (@KadokawaBunko) 2018年12月18日
『涼宮ハルヒ』シリーズは、角川スニーカー文庫から全11冊が刊行されているが、角川文庫版は2019年1月より毎月2冊ずつ、5カ月連続で刊行される。
表紙はいとうのいぢによるイラストから写真家・岩倉しおりによる写真となり、各巻巻末には新たに書評・エッセイが収録される。
なお、新刊の刊行や今後角川スニーカー文庫での刊行の有無については現時点では明らかになっていない。
■巻末書評・エッセイを担当するのはどんな人?
1月刊行の『涼宮ハルヒの憂鬱』『涼宮ハルヒの溜息』の巻末書評・エッセイの担当は、それぞれ作家の筒井康隆と乃木坂46の松村沙友理となっている。
筒井康隆は『時をかける少女』を手がけるなど本邦のSF界の大御所だが、同シリーズに感銘を受け自身がライトノベルを執筆するきっかけとなったと自著『創作の極意と掟』(講談社文庫)などで明言している。
松村沙友理は好きなキャラクターとしてヒロインのひとり・朝比奈みくるを挙げており、『2017 FNS歌謡祭』では同キャラクターのコスプレ姿で「ハレ晴レユカイ」を歌い上げている。
いずれも『涼宮ハルヒ』シリーズに深い縁のある人物だ。続刊の巻末書評・エッセイ担当者は発表されていないが、同様に本作に深い造詣のある人物が担当するものと思われる。
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