遊佐さんは1993年に声優の活動をスタート。主にアニメやドラマCD、洋画の吹き替えを中心に活動するほか、『仮面ライダー電王』ウラタロス役など特撮作品でも役を演じてきました。また9月19日には遊佐浩二さんの生誕50周年を記念した企画CD『50th Anniversary CD「io」』が発売予定で、ますますの活躍に期待が持たれます。
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そこでアニメ!アニメ!では、遊佐浩二さんのお誕生日をお祝いする気持ちを込めて「演じた中で一番好きなアニメ作品キャラクターは?」と題した読者アンケートを実施しました。8月5日から8月9日までのアンケート期間中に430人から回答を得ました。
男女比は男性約5パーセント、女性約95パーセントと女性がメイン。年齢層は19歳以下が約32パーセント、20代が約33パーセント、30代が19パーセントと幅広い世代から票が寄せられました。
■トップは『薄桜鬼』原田左之助 方言や外国語を話すキャラも……
1位は『薄桜鬼』の原田左之助。支持率は約25パーセントでした。原田左之助は新撰組十番隊組長。裏表のない義理堅い性格で、人情に厚いキャラクターです。
読者からは「優しくて頼りがいのある男前! 自分の信念を曲げずに貫く姿勢も本当にカッコイイです」や「包容力がハンパないです!」といったコメントが寄せられています。頼れる兄貴分であることや、漂うエロスが人気を集めました。

2位は『BLEACH』の市丸ギン。支持率は約14パーセントでした。市丸ギンはつねに飄々としており、掴みどころのない人物ですが、ストーリーの本筋に関わる重要キャラでもあります。
こちらは作中で駆使する京都弁が話題に。京都出身の遊佐さんがネイティブな方言を話しており、ファンの心を掴みました。また市丸ギンの生き様についても賞賛する声が多かったです。
3位は『鬼灯の冷徹』の白澤。支持率は約12パーセントでした。白澤は桃源郷に住む中国の神獣で、非常に女好きのキャラクターです。
「神様なのに、女好きだったり、二日酔いになったり、ケンカをしたりと、ギャップに惹かれました」や「軽薄な声からイケボに叫び声まで、なんでもありで最高です」といったコメントがあり、遊佐さんのさまざまな声を楽しめる点が魅力です。作中では中国語を披露する場面もありました。
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続いて4位は『絶対可憐チルドレン』の兵部京介、5位には『仮面ライダー電王』のウラタロスでした。ウラタロスは特撮のキャラですが、番外編アニメ『イマジンあにめ』にも登場していることからランクインしました。
メインキャラクターはもちろん、一筋縄ではいかない怪しさを秘めたキャラまで、遊佐さんが演じた登場人物の幅広さが再確認できる結果でした。
■ランキングトップ10
[遊佐浩二さんが演じた中で一番好きなアニメ作品キャラクターは?]
1位 原田左之助 『薄桜鬼』
2位 市丸ギン 『BLEACH』
3位 白澤 『鬼灯の冷徹』
4位 兵部京介 『絶対可憐チルドレン』 『THE UNLIMITED 兵部京介』
5位 ウラタロス 『仮面ライダー電王』 『イマジンあにめ』
6位 御堂筋翔 『弱虫ペダル』
7位 劉 『黒執事』
8位 カルナ 『Fate/Apocrypha』
8位 志摩廉造 『青の祓魔師』
10位 加賀見一月 『NORN9 ノルン+ノネット』
10位 ジョーリィ 『アルカナ・ファミリア -La storia della Arcana Famiglia-』
(回答期間:2018年8月5日~8月9日)
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