
“嵐を呼ぶ女”を自称するほどの極度の雨女だというMay'nは、梅雨の野外ライブにあたって「晴れろ!」という強い気持ちから「BE SUNNY!!!」というサブタイトルを命名。
当日は薄曇りのなかアカペラで歌い出した「Belief」から、SALTYDOGとのコラボから生まれたラウドな「Banggin'YourHead」、ストレートなロックナンバーの「HERO」と勢いのある3曲でスタートを切る。

「晴れたよ!」という心からの叫びで大歓声を浴びたのち、「みんな濡れてもいいという覚悟で来たよね?思い切り汗かいて、最高の時間を過ごしましょう。野音よろしく!」という最初のMCから人気曲「ライオン -May'nVer.-」で大いに盛り上げると、ポップな楽曲が並ぶパートへ。
歌詞のストーリーに合わせたコミカルなダンスを入れつつの「パラノイア」、笑顔がまぶしい「Ready Go!」、定番のタオル曲「バースデイ!~PEACE of SMILE」、ピンクの浮き輪を身につけての「ギラギラサマー」と続けて披露。
二度目のMCでも「よかった!ギラサマできる今日であって」と天気に触れると、続いてバラードを集めたパートへ。
8月8日にリリースされるニューシングルの収録曲「HOME」を初披露し、アコースティックギター、ウッドベース、キーボードの演奏による「君との今日、わたしの声」、肉声で歌い出した「ダイアモンド クレバス」へと繋げた。

一旦ステージを降り、白の衣装にチェンジして再登場するとライブは後半に突入。ポルノグラフィティ・新藤晴一の作詞によるラテンフレイバーの「モンスター」、黒いエレキギターを自ら弾いての「BrainDriver」、大定番の「射手座☆午後九時 Don'tbelate」と1曲ごとにテンションを高めていき、観客のコーラスが響き渡る「AMICITIA」で最高潮に。
ライブ本編のラストは、ファン一人一人に大切な想いを届けたいという気持ちから最後に歌おうと決めていたという「You」でドラマティックに締めくくった。

そしてアンコールでは「BESUNNY!!!」のライブTシャツで登場し、ニューシングルのタイトル曲をどこよりも早く初披露。続く「WEARE」では、アコースティックギターを手に舞台を降りて観客の中を歌いながら歩き、客席中央に設けられた小ステージへ。「手を繋ごう 手を掲げよう 一緒に歌おうよ」という歌詞通り、ファンに交じってパフォーマンスするMay'n。

【フォトギャラリー】”May'n、初の野外ライブ「May'n Hall Tour 2018『and You』~BE SUNNY!!!~」の様子をもっと見る
そしてライブの最後を飾ったのは、「みんなの未来を私が照らしていくよ」というMCからの「Shine A Light」。歌唱後は満面の笑顔で「めっちゃ幸せ!」と叫び、初の野外ライブは天候に恵まれたまま終幕を迎えた。