「喰いしん坊!」の漫画家・土山しげるが死去 Twitterでも“グルメマンガの巨匠”惜しむ声 | アニメ!アニメ!

「喰いしん坊!」の漫画家・土山しげるが死去 Twitterでも“グルメマンガの巨匠”惜しむ声

6月1日、『喰いしん坊!』『極道めし』などで知られる漫画家の土山しげるさんが、がんのため5月24日に亡くなっていたことが明らかになりました。グルメマンガの巨匠として名を馳せていた土山さんの逝去に、業界関係者はもちろんファンからも惜しむ声が相次いでいます。

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6月1日、『喰いしん坊!』『極道めし』などで知られる漫画家の土山しげるさんが、がんのため5月24日に亡くなっていたことが明らかになりました。グルメマンガの巨匠として名を馳せていた土山さんの逝去に、業界関係者はもちろんファンからも惜しむ声が相次いでいます。

土山さんはアシスタントを経て、1973年に「月刊少年チャンピオン」掲載の『ダラスの熱い日』でデビュー。以降、ロボットアニメ『UFO戦士ダイアポロン』の原作となった『銀河戦士アポロン』の作画や、『極道ステーキ』といった劇画調の原作付きマンガなどで活躍し、『借王』は複数回にわたって実写映画化・ドラマ化。
近年は第36回日本漫画家協会賞優秀賞に輝いた『喰いしん坊!』をはじめ、『極道めし』『野武士のグルメ』『荒野のグルメ』『勤番グルメ ブシメシ!』といったグルメマンガで人気を博していました。

逝去は「コミック乱」で『勤番グルメ ブシメシ!』を連載していたリイド社より伝えられ、同社広報は公式Twitterにて「月刊誌『コミック乱』にて『勤番グルメ ブシメシ!』を連載しておりました土山しげる先生が、2018年5月24日、がんのため逝去されました。哀悼の意を表するとともに、謹んでご冥福をお祈りいたします」と追悼。

このほかストーリーマンガ家の団体マンガジャパン、『荒野のグルメ』を連載していた日本文芸社「漫画ゴラク」編集部、『極道めし』などを連載していた双葉社「漫画アクション」編集部など、関係各所からも悼む声が寄せられています。

また「土山先生」がトレンド入りするなか、ファンからは「大食い漫画で一番好きな漫画家さんだったわ…」「グルメバトル漫画ではあらゆる方向から傑作怪作を描かれた大好きな作家さんだったな・・・」などと惜しむ声や、「メシメシヤクザメシヤクザメシヤクザヤクザメシメシっていう作風の一貫性」「土山しげる先生作品の何がいいかって食べてるシーンが本当にうまそうなんだよね」と振り返る声が続出。

マンガの無料配信サービス「マンガ図書館Z」で土山さんの作品に親しんでいたファンも多いようで、同サービス代表の漫画家・赤松健さんが「マンガ図書館Z でも大変お世話になりました。現在3タイトル(アプリなら6タイトル)読めます」としたほか、読者からも「哀悼がてら読んでください」というツイートが寄せられました。
《仲瀬 コウタロウ》
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