「名探偵コナン」安室透って何者? “ゼロの執行人”を観る前に知っておきたい彼の3つの顔とは | アニメ!アニメ!

「名探偵コナン」安室透って何者? “ゼロの執行人”を観る前に知っておきたい彼の3つの顔とは

2018年4月13日より、劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』の公開が始まった。大ヒットを記録中。そこで今回は、安室透の基本的な情報、彼の持つ三つの顔について簡単にまとめた。

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2018年4月13日より、劇場版『名探偵コナン ゼロの執行人』の公開が始まった。大ヒットを記録中で、二週間以上経った今でも劇場は大いににぎわっている。
本作は以前から人気の高かった安室透が中心となって動いている物語だ。女性人気も高かったが、今回の劇場版の影響で男性からの人気も急上昇中である。

この安室透という人物は、二十年以上連載を続けている『名探偵コナン』シリーズから言うと、新しい方のキャラクターでもあり、初期のイメージがある人にはあまりなじみのない人物。しかし映画の影響で気になっている人も多いだろう。
そこで今回は、安室透の基本的な情報、彼の持つ三つの顔について簡単にまとめた。

『名探偵コナン ゼロの執行人』(C)2018 青山剛昌/名探偵コナン製作委員会

■探偵でバイトで小五郎の弟子“安室透”


安室透の初出は単行本75巻、テレビアニメでは第667話の「ウェディングイブ」だ。
その話では、毛利小五郎の友人の結婚式パーティのレストランでウェイターをしていた。レストランで事件が起こると、自身が探偵であることに加え、浮気調査の依頼を受けていたことを説明。
その後コナンもとい毛利小五郎の推理力に感服し、弟子入りを志願。すぐに小五郎の事務所の下にある喫茶店ポアロでアルバイトを始め、差入れをしたりと気の使える大人の一面を見せた。
子どもから見るとポアロの優しいお兄さんで、頼れる大人。さらにボクシングやテニスをたしなんでいたり、RX-7のドライブテクニックがすごかったりと、非常に器用な二十九歳である。

その後の本編では、探偵の安室透が書かれることが多い。ただ、テレビアニメではポアロでのオリジナルストーリーも展開されていて、安室の作ったハムサンドが大きく話題になった。今ではコラボカフェではおなじみのメニューとなっている。
ちなみに作中で説明された通り作ると本当に美味しく、4月よりスタートした安室透のLINEトークで「ハムサンド」と発言すると作り方を教えてくれるのでおすすめだ。

■黒の組織の一員、秘密主義者の“バーボン”


突如毛利の弟子として登場した安室透。しかし、その後テレビアニメの第701話「漆黒の特急(ミステリートレイン)」にて、彼が黒の組織の一員、バーボンであることが明かされる。単行本では78巻収録。
黒の組織のコードネームは、かなりの信頼を得なければ与えられないものであることから、そんな人物がコナンの身近にいるということで作品の緊張感も一気に上昇。コナンも安室に対して警戒するようになり、頼れる大人から危険な大人になってしまったのである。

黒の組織の他のメンバーいわく秘密主義者で探偵というバーボンは、組織から抜け出したFBIの赤井秀一に執着。その執着の理由は後程説明するが、作中でとある理由から赤井は死んだことになる。しかしバーボンは、赤井が死ぬわけがないと変装をしてまでも彼の生死を探り出すことに。最終的にそれが裏目に出てしまい、彼の本当の正体をさらけ出すことになる。

■国を守る公安警察のゼロ“降谷零”


赤井を追い詰めたバーボンだが、コナンたちの推理により立場が逆転。本当の正体は公安捜査官の降谷零だということが分かった。
公安の安室についてはあまり原作で語られておらず、劇場版の方が触れられているのが現状だ。劇場版の情報だと彼の部下には警視庁公安部の風見裕也ほかに数人がいるが、降谷と接触できるのは限られているとのこと。
ちなみに風見は警視庁で東京都の公安だが、降谷は警察庁なので国の公安。公安にも違いがあり、劇場版ではそこが深く関わってくる。

■同期は死、赤井との因縁


黒の組織への潜入調査や、推理、技術からその実力は本物である安室。さらに料理もできて運動もできてギターも弾けてイケメンでとパーフェクトに見えるが、その内情はなかなか孤独である。
本編では表情豊かだが、心を開いて笑い合うような相手は現時点で描かれていない。警察学校の同期に松田陣平、伊達航という人物がいることが明らかになっているものの、どちらも判明した時には作中で亡くなっていた。

そしてバーボンの説明で彼が赤井に執着していると書いたが、ある人物の死が原因となっている。その人物とは、安室と同じく公安から黒の組織に送られた潜入捜査官で、コードネームはスコッチ。本名は原作でも明かされておらず、所属が警視庁であることが明かされている。

そのスコッチは、黒の組織に自身が公安の捜査官であることがばれてしまったため、自ら命を断とうとしていた。しかし、当時FBIから潜入捜査官として黒の組織にいた赤井に止められる。赤井はスコッチを死なせず逃がそうと説得を試みるが、誰かの足音が聞こえるとスコッチは自分の胸を拳銃で撃ちぬき、帰らぬ人となった。

このスコッチが死ぬ引き金となった足音の主は、皮肉にもバーボンこと安室だった。死んだスコッチを目にし驚愕する安室に対し、赤井は組織の裏切り者と怪しまれぬよう、スコッチのとどめをさしたのは自分だと説明。しかし安室は、それが嘘で、スコッチが自殺をしたことを理解していた。それでもスコッチを死に追いやった人物が赤井であることには変わりないと、今でも憎んでいるのである。

4月より連載が再開した『名探偵コナン』は赤井と安室の出会いからはじまっているため、この辺りも詳しく語られるかもしれない。

ということで安室透のまとめはここまで。3つの顔がありながらも、これが本当の彼であるというのは実際のところ語られていない。
そして連載が再開された本誌では、安室透の色々な事実が明らかになっている。物語も核心に近づきつつあり、今後の展開も目が離せないところだ。

果たして安室透は何者なのか?その真実が語られることを、楽しみに待ちたい。
《タカロク》
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