AnimeJapan 2018は“ニコ生”も熱かった! AJ放送局ブースの内容を一挙プレイバック | アニメ!アニメ!

AnimeJapan 2018は“ニコ生”も熱かった! AJ放送局ブースの内容を一挙プレイバック

世界最大級のアニメイベント・AnimeJapan 2018が、3月22日~25日(22日・23日はビジネスデイ)に東京ビッグサイトで開催。会場内フードパークではAnimeJapan放送局ブースを開設し、23日から3日間にわたって様々なプログラムが放送された。

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世界最大級のアニメイベント・AnimeJapan 2018が、3月22日~25日(22日・23日はビジネスデイ)に東京ビッグサイトで開催。会場内フードパークではAnimeJapan放送局ブースを開設し、23日から3日間にわたって様々なプログラムが放送された。

AnimeJapanは今年で5周年。AnimeJapan放送局ブースはその特別企画として、今回初めて誕生した企画となる。23日の総合プロデューサー&実行委員会メンバーによる「いよいよ明日から!AnimeJapan 2018楽しみ方紹介」を皮切りに、多彩なゲストを交えながら放送を実施。その模様はニコニコ生放送でも中継で届けられた。

ここではパブリックデイの2日間に行われたプログラムを紹介する。

■3月24日(土)
10:00~11:00
『オープニングセレモニー』

「オールジャパンでアニメを世界に発信していきたい」というAnimeJapan理事長の阪下實の挨拶から始まり、AnimeJapan 2018の見どころを紹介。MCを担当するのは、5周年記念キャラ“AJ兄弟”の声を演じた声優の藤田茜と鈴木崚汰。総合プロデューサーの野島鉄平(ポニーキャニオン)と北村耕太(ぴえろ)も参加して、今年のAnimeJapanを楽しむ5つのポイントを伝授している。

11:30~12:30
『アニメと映画 配給会社からの視点』

アニメ評論家の藤津亮太による司会のもと、アニメ配給会社のプロデューサーたちが劇場アニメ製作にまつわる舞台裏を語っていく企画。ゲストに招かれたのは東宝の古澤佳寛、松竹の飯塚寿雄、KADOKAWAの工藤大丈の3人。トークでは劇場とテレビのどちらでアニメ化するのかという判断基準や、さらにネット配信を加えたどのメディアをファーストウィンドウにするのか、映画公開からパッケージ販売までの戦略など、配給側の視点がたっぷりと語られた。

13:00~14:00
『アニメと街 うちのいいとこプレゼンテーション』

茨城・大洗町を舞台に大ヒットを生んだ『ガールズ&パンツァー』をはじめ、香川・観音寺市と『結城優奈は勇者である』、神奈川・横須賀市と『ハイスクール・フリート』から、それぞれのアニメ作品&地方自治体の担当者を招いてトークを展開。各自治体の良いところやアニメコラボ施策といった実例を紹介しつつ、地方自治体が舞台となったアニメ作品においてお互いの関係性をひも解いていった。

14:30~15:30
『アニメと原作 理想的な関係』

アニプレックスの高橋祐馬をMCに、『ノーゲーム・ノーライフ』の田中翔(KADOKAWA)、『PERSONA5 the Animation』の足立和紀(アニプレックス)、『ポプテピピック』の須藤孝太郎(キングレコード)のプロデューサー3名が登場。漫画やラノベ、ゲームといった原作ありのアニメが非常に多い現状で、異なる原作ジャンルのアニメ化を担当した彼らが「アニメと原作の理想的な関係」を語った。

16:00~17:00、17:30~18:30
『メーカー横断アニメ宣伝マンナイト復刻版』

アニメメーカーのベテラン&若手宣伝マンが集まって、それぞれが担当した作品のPRや宣伝の舞台裏を語り合うトークセッション。若手からベテラン宣伝マンへの質問コーナーでは、プランニングやキャストたちのブッキングなどの赤裸々な相談が多数。さらに「宣伝マンはお酒の席が多いけど、どれくらい飲んでいるのか」という質問に、総合プロデューサーの野島鉄平は「週9」と答えるなど、楽しいようで大変な知られざる業界の裏話も明かされた。


■3月25日(日)
10:00~11:00
『アニメと制作 真剣しゃべり場』

サンライズ、日本アニメーション、トムス・エンタテインメント、Production I.Gでアニメ制作にかかわるスタッフたちが登場して、アニメ制作に関する様々な仕事について熱いトークを繰り広げていく。MCには天津向、藤田茜、鈴木崚汰が登場。天津が「朝からする話ではないですよね(笑)」と苦笑いするほど、制作にまつわるリアルで真面目な裏話・苦労話が次々と披露された。

11:30~12:30
『アニメとフェス 三大アニソンフェス座談会』

総合プロデューサーの野島のほか、「アニメロサマーライブ」の齋藤光二、「ANIMAX MUSIX」の園田高志、「リスアニ!ライブ」の馬嶋亮というアニソンライブのプロデューサー3人が、それぞれのフェスのコンセプトや演出方法、コラボレーションの考え方などについて座談会を実施。MCを務めたのはアニソン評論からプロデュースまで幅広くこなす冨田明宏。今後のアニソンフェスの展開についても気になるところだ。

13:00~14:00
『アニメとフィギュア 公開!こだわりの逸品』

グッドスマイルカンパニー、マックスファクトリー、アルター、メガハウス、バンダイといったフィギュアメーカー5社のプランナーたちが登場。天津によるMCのもと、各メーカーの自信作フィギュアなどを紹介していくトークセッション。フィギュア化する上での造形のこだわりや版元との調整など、フィギュアにまつわる様々なテーマが語られた。

14:30~15:30
『アニメとグッズ トレンド最前線』

ムービック、コスパ、中外鉱業のグッズメーカー担当者が登場。この業界に入った経緯のほか、アニメ本数が多いだけでなく放送サイクルも早い現状で、アニメグッズを商品化するにあたって各担当者がどういった視点で市場を見ているのか。普段あまり世間で知られることの少ないグッズメーカーたちの本音がたっぷりと語られている。

16:00~17:00
『アニメとリバイバル 今だからこそ意味がある』

放送局のラストを締めくくるテーマは「リバイバル」。昨今実現されているアニメリバイバルはどのような理由や経緯で生まれるのか。最近リバイバルを担当したエッグファームの大澤信博(キノの旅 -the Beautiful World- the Animated Series-)、アニプレックスの新宅洋平(DEVILMAN crybaby)、ぴえろの富永禎彦(おそ松さん)のプロデューサー3人に、藤津と天津が実情を聞き出していく。各作品の特徴からリバイバルのタイミングや切り口など、三者三様の考え方がよく分かる。


2日間にわたって多彩な視点から届けられたAnimeJapan放送局。見逃した人もニコニコ生放送サイトで現在も視聴可能なので、ぜひ一度見てはいかがだろうか。

【AnimeJapan 2018】AnimeJapan放送局ブース 開催直前放送
http://live.nicovideo.jp/watch/lv311592016

【AnimeJapan 2018】AnimeJapan放送局ブース DAY1
http://live.nicovideo.jp/watch/lv311598055

【AnimeJapan 2018】AnimeJapan放送局ブース DAY2
http://live.nicovideo.jp/watch/lv311598378
《小松良介》
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