加納新太は新海作品のノベライズを担当してきた経験を持つ。2005年には初の長編作品『雲のむこう、約束の場所』の小説版、2006年は初の劇場公開作品『ほしのこえ』を原作とする「ほしのこえ あいのことば/ほしをこえる」、2011年には『秒速5センチメートル』を原作とする「秒速5センチメートル one more side」、そして2016年には『君の名は。』のノベライズ「君の名は。Another Side:Earthbound」を発表した。とくに「君の名は。Another Side:Earthbound」は映画同様のヒットを記録し、発行部数は35万部を突破した。 『言の葉の庭』のノベライズはメインキャラクター二人に迫った内容となっている。思春期ゆえの葛藤や、雨の日の印象的なシーンがどのように描かれているのだろうか。本編や「小説 言の葉の庭」と合わせて読めば、より楽しめるだろう。価格は1404円(税込)だ。