クリスやレオンら歴代ゲーム人気キャラも登場 今週注目の映画: 「バイオハザード:ヴェンデッタ』 | アニメ!アニメ!

クリスやレオンら歴代ゲーム人気キャラも登場 今週注目の映画: 「バイオハザード:ヴェンデッタ』

梅雨の時期が近づいてくる5月第4週の注目映画は、辻本貴則監督のリアリスティックなフルCGで描かれる映画「バイオハザード ヴェンデッタ」だ。

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梅雨の時期が近づいてくる5月第4週の注目映画は、辻本貴則監督のリアリスティックなフルCGで描かれる映画「バイオハザード:ヴェンデッタ」だ。

本作は、実写版とは別に展開していたフルCG映画のシリーズにおいて第3作目にあたる作品となる。あらすじは、対バイオテロ組織BSAA(Bioterrorism Security Assessment Alliance)に所属するクリス・レッドフィールドが、武器密売組織の拠点である謎の洋館に突入しグレン・アリアスを逃してしまう。元S.T.A.R.S.の隊員であったレベッカ・チェンバースが、「死者が甦り、凶暴化する」という事件の原因を新型ウイルスであることを突き止め、治療薬を開発したものの研究所が襲われていまう。そしてアメリカ大統領直轄のエージェント組織「DSO」所属のレオン・S・ケネディと共に、アリアスの目的を阻止するためニューヨークへと向かうという物語だ。特にレベッカは、初代『バイオハザード』以降ほとんど登場することがなく、その後ナンバリングや外伝タイトルでも語られることがなかったことから、彼女がこの物語でどのような活躍をするのかが注目でもあるだろう。

登場人物のキャストは発表されていないものの、クリス・レッドフィールドやレオン・S・ケネディ、レベッカ・チェンバースのナンバリングタイトルに登場したキャラの他にも、D・C、ダミアン、ナディアのオリジナルキャラクターも登場する。
スタッフに、エグゼクティブ・プロデューサーを清水祟氏が、監督を辻本貴則氏が、脚本を深見真氏が、音楽を川井憲次氏が、原作監修を小林裕幸氏が、製作をMARZA ANIMATION PLANETが担当する。

フルCGで制作される『バイオハザード』の映画シリーズは、主に本筋となるナンバリングタイトルの時系列に沿って制作されており、1作目となる「バイオハザード ディジェネレーション」では4と5の間が、2作目となる「ダムネーション」では5と6の間が描かれている。両作品とも主人公はレオン・S・ケネディとなっており、各ナンバリングタイトルで登場したキャラクターが再登場することでも人気がある作品だ。

なおゲーム本編では、2017年1月26日にPC/PS4/Xbox One向けにシリーズ最新作となる『バイオハザード7 レジデント イービル』が発売されている。4以降のシリーズで続いていたアクション路線から、従来のホラー路線に戻したことで、かつてのホラー作品としての人気を取り戻した。視点も3人称視点から主観視点へと変更し、VR端末であるPS VRにも対応したことでもホラー要素を増大させた。なお『バイオハザード7』でもクリス・レッドフィールドは登場しており、青いロゴのアンブレラのマークを付けたヘリコプターに搭乗していたことから、その組織と存在の謎が考察されている。謎多きクリス・レッドフィールドを操作することになる最新DLC『Not A Hero』は、2017年春に配信を予定していたものの2017年中への延期が発表されている。そのため本映画と『バイオ7』、そして『Not A Hero』の関係がどのようになるのかにも注目が集まるだろう。

「バイオハザード ヴェンデッタ」は、5月27日より新宿ピカデリーやT・ジョイ系列などの全国劇場で公開予定だ。

《G.Suzuki》
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