AKB48などのプロデューサーとして知られる秋元康氏が、アニプレックス、ソニー・ミュージックレコーズとタッグを組み、プロデュースを手がけるデジタルアイドル22/7(ナナブンノニジュウニ)。キャラクタービジュアルやオーディション合格者以外、謎に包まれていた企画だったが、今回8キャラクターの配役と声優の素顔が公開という大きな動きがあった。配役の発表は「22/7(ナナブンノニジュウニ)配役決定生電話!! 11日間連続SHOWROOM配信」と題し、一風変わった方式で行われた。それは、11人のメンバーが毎日1人ずつ生配信を行い、8キャラクターの声優に選ばれたメンバーにのみ、スタッフから生電話で配役が告げられるというもの。初日に配信を行った花川芽衣は、開始40分後に鳴った電話を震える手で取った。「深崎暮人さんがキャラクターデザインの斎藤ニコルの役をお願いします」と告げられたその瞬間、配信が映像に切り替わり、同時に22/7メンバーの素顔が初めて明らかに。感極まって涙を流した花川だったが「ずっとやりたかった役を演じさせて頂くことになりとても嬉しいです。せっかく斎藤ニコルちゃんの役を頂いたので、ニコルちゃんのいいところをたくさん表現できるように頑張ります!と、終わりは笑顔で意気込みを語った。一方、6日目には涼花萌が配信を行ったが、彼女の電話は配信終了まで鳴ることはなかった。配信終了10分前には、「メンバーで掲げた”11人でデビュー”という夢をかなえることができなくなって申し訳ない」という言葉とともに、瞳には涙が。しかし最後は「私はメンバーが大好きなのでずっとみんなで一緒にいたいです。今回役を頂くことはできなかったけど11人で活動できるその日まで頑張り続けます」と、前向きな力強いコメントで締めくくった。11日間の配信で、彼女たちが言い続けた言葉、「22/7(ナナブンノニジュウニ)は11人です」。本日5月20日(土)に行われる「22/7(ナナブンノニジュウニ)朗読劇 第二回公演」は、11人全員の朗読が披露される。今回大きな発表があった22/7(ナナブンノニジュウニ)だが、まだまだプロジェクトの全貌は分からない。2000年代のアイドルシーンに大きな影響を残した秋元氏が“デジタルアイドル”をいかにプロデュースするのか。声優メンバーたちの今後もあわせて、ますます目が離せなくなりそうだ。■22/7(ナナブンノニジュウニ)メンバー天城サリー (藤間桜 役)/海乃るり (戸田ジュン 役)/倉岡水巴 (河野都 役)/西條和 (滝川みう 役)/白沢かなえ (丸山あかね 役)/花川芽衣 (斎藤ニコル 役)/帆風千春 (佐藤麗華 役)/宮瀬玲奈 (立川絢香 役)/涼花萌/武田愛奈/高辻麗(C)Aniplex Inc. (C)Sony Music Labels Inc.
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