近年、「ライトノベル」に加え「一般小説」を原作としたアニメ作品の勢いが止まらない。この4月では森見登美彦原作の映画『夜は短し歩けよ乙女』が公開されヒットを飛ばし、TVシリーズでは『カブキブ!』『有頂天家族2』が好評放送中だ。昨年を振り返っても『ジョーカー・ゲーム』、『アルスラーン戦記-風塵乱舞-』、『響け!ユーフォニアム2』、『ハルチカ~ハルタとチカは青春する~』と小説原作のアニメが豊富であった。そこでアニメ!アニメ!では「アニメ化してほしいライトノベル・小説は?」アンケートを実施。アンケートは「ライトノベル部門」と「一般小説」の2部門に分けて実施し、選択肢はそれぞれ事前にTwitterで募集した意見を参考にそれぞれ20作品以上をリストアップした。4月11日から16日までの期間、2584名の回答を得た。男女比はほぼ半々で、やや男性が多め。年齢層は10代が約3割、20代が4割以上、30代が2割であった。■ 1位は『皇国の守護者』全体的に数票差という接戦が多く、同率の順位が2つも出た。その中で1位を獲得したのは『皇国の守護者』。2位とは50票以上差をつけた。中公文庫で9巻まで発売されているが、2017年3月に原作者の佐藤大輔が亡くなり、未完のままである。2位は京極夏彦の『絡新婦の理』。「百鬼夜行シリーズ」第五弾の作品で、1996年に刊行された。シリーズでは過去に『魍魎の匣』のみアニメ化されている。3位は同率で2作品が並び、ひとつは東野圭吾の「探偵ガリレオ」シリーズ。1998年にシリーズ第1弾『探偵ガリレオ』が発売され、その後『予知夢』、『容疑者Xの献身』など8冊が刊行されている。2007年に福山雅治主演でドラマ化され、ドラマ第2シーズンに続き、映画化もされた。同じく3位の『闇の守り人』は『精霊の守り人』シリーズの作品。2007年に神山健治監督によりテレビアニメ化されているが、『闇の守り人』の物語は描かれていない。なお2016年にはNHK大河ファンタジーとして実写化され、2017年11月より放送される最終章ではこの『闇の守り人』まで描かれることが明らかとなっている。結果を見ると、現代ものからファンタジー作品、戦記ものまで幅広いジャンルが並んでいる。また「探偵ガリレオ」シリーズや『闇の守り人』など実写化展開を通じ、知名度の高い作品が上位にランクインする形となった。[アニメ化してほしい小説作品は?]1位 「皇国の守護者」佐藤大輔2位 「絡新婦の理」京極夏彦3位 「探偵ガリレオ」シリーズ/東野圭吾3位 「闇の守り人」上橋菜穂子5位 「デルフィニア戦記」シリーズ/茅田砂胡6位 「あいにくの雨で」麻耶雄嵩6位 「バーティミアス」ジョナサン・ストラウド8位 「陰陽師」夢枕獏9位 「機龍警察」月村了衛10位 「Q」シリーズ/松岡圭祐(回答期間:2017年4月11日(火)~2017年4月16日(日))
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