3月25日(土)・26日(日)に開催の日本最大級アニメイベント・AnimeJapan2017。第一日目、日本テレビのブースで、櫻木優平監督が手掛けるオリジナルCGアニメ『ソウタイセカイ』の制作発表会が行われた。本作はデジタルテクノロジーを駆使して、クオリティの高い映像作品を作ることで定評のあるアニメスタジオ「クラフター」が制作し、動画配信サービス「Hulu」で発表される。アニメは前後編で、前編は4月28日、後編は5月5日配信だ。舞台となるのは2020年の日本。主人公・狭間真(はざましん)のもとに、もう一つの世界のニホンで全く別の人生を歩んできた「自分」がやってくる、というストーリーとなっている。詳細については今後、徐々に明らかになるとのこと。イベントには、櫻木監督と石井朋彦プロデューサーがゲストとして出演。初めに櫻木監督は「もし、もう一つ世界があって、そこに自分がいたら、どういう行動を取るのかなって考えたんです」と本作の企画意図を説明し、作品の鍵となる“もう一つの世界”については「パラレルワールドだけれども、途中までは同じ道を歩んでいるので今の日本の面影がある、ちょっとだけ違う世界です」と語ってくれた。また、制作について「モーションキャプチャーやVRなどあらゆる最新技術を活用して、ほぼフル3DのスマートCGアニメーションで『ソウタイセカイ』を制作しました。これからクラフターがこの新しいアニメの技術を進めて日本のアニメをもっと盛り上げたいと考えています」と石井プロデューサーがこだわりを述べた。岩井俊二監督の「花とアリス殺人事件」でCGディレクターを担当し、宮崎駿監督の短編アニメ「毛虫のボロ」にもクリエイターの一人として参加している櫻木監督。彼らのもとで学んだことは何か、という問いに「我慢を学びました。技術うんぬんというよりは、監督としてモノを作る覚悟・責任感を持ってやっているなと」と答えた。その経験から導き出した新しい道は“ちゃんとチームを作ること”。一人では限界がある、それぞれの専門で一緒にやれれば、もっと可能性は広がるとのこと。今回の『ソウタイセカイ』ではその学びも活かすことができているそう。最終的にどのようなことをやりたいかと尋ねられると「もっと早く作品を作りたい」という。元々自分が持っている伝えたいものを作品とするタイプではなく、そのときに思ったことを出す。だから、考えが変わってしまう前に作品を作り世に出したいと櫻木監督は考えているそう。今後、櫻木監督の想いが続々とアニメとなり、素晴らしい作品となっていくことを期待したい。AnimeJapan 2017ビジネスエリア:2017年3月23日(木)~3月24日(金)メインエリア:2016年3月25日(土)~3月26日(日)会場:東京ビッグサイト
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