「デビルマン」新作アニメ決定 湯浅政明監督が衝撃の結末までを描く | アニメ!アニメ!

「デビルマン」新作アニメ決定 湯浅政明監督が衝撃の結末までを描く

永井豪50周年記念 『デビルマン』がNetflixにてアニメ化決定 禁断の原作の結末を描くのも決定

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1967年のデビューから50周年を迎える永井豪。その代表作にして、問題作でもある『デビルマン』が2018年初春にNetflix オリジナルの新作アニメ『DEVILMAN crybaby』として配信されることが決定した。
かつてテレビで放送されたヒーローである『デビルマン』ではなく、今回は原作を現代版リメイクで制作されることがアナウンスされており、特に衝撃を呼んだ原作の結末まで描かれるということで、話題を呼んでいる。

『デビルマン』は1972年から1973年まで「週刊少年マガジン」で連載され、同時期に辻真先が脚本を手がけたテレビアニメ版も放送された人気作だ。主人公不動明がアモンというデーモンと合体し、人類を脅かすデーモンと戦うという基本設定だが、漫画版とアニメ版では大きく展開が変わる作品だ。漫画版はハードな展開で黙示録的なストーリーとなるが、アニメ版はヒロイックなデビルマンが活躍するという勧善懲悪な展開となっており、どちらも多くのファンを獲得している。

本作の監督は『ピンポン THE ANIMATION』など多くのハイクオリティな 作品を手掛け、『夜は短し歩けよ乙女』、『夜明け告げるルーのうた』と二カ月連続劇場公開が控える、アニメーション作家、湯浅政明が担当する。脚本には、『コードギアス 反逆のルルーシュ』や『甲鉄城のカバネリ』など、ドラマ性の高いストーリーを描くのを得意とする脚本家、大河内一楼。音楽は牛尾憲輔が参加。
本作のアニメ化に際して原作の永井は「まず一番に思ったのは「最後まで描いてくれるの?」 でした(笑)」とコメント。しかし、「僕が絶大な信頼を置いている湯浅監督なら、やりきってくれると信じています」と湯浅への信頼の深さを語っている。そんな湯浅も「漫画史上最高とも言える 衝撃的な展開と壮大なラストシーンにたどり着くため、原作のスピリット、エッセンスを「今やるアニメーション」の形に落とし込む作業に日々悪戦苦闘中です」と語っているが、「配信という事で制約も少ないので、限界までやりますよ!」と衝撃の結末を描ききることについて高い意欲を見せている。

本作のアニメ化を記念して、2017年3月25日のAnimeJapan2017で永井と湯浅が登壇するトークイベントの開催も決定している。果たしてどのようなトークが繰り広げられるのか、そして『DEVILMAN crybaby』に関しての続報は伝えられるのか。ファンたちの注目が集まっている。

『DEVILMAN crybaby』
2018年初春 Netflix にて全世界190カ国独占配信
(c)Go Nagai-Devilman Crybaby Project
《尾花浩介》
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