2月16日、新作アニメーション映画『SING/シング』の日本語吹替版完成報告会見が行われた。会場のザ・ペニンシュラ東京には吹替を担当した内村光良、長澤まさみ、斎藤司(トレンディエンジェル)、大地真央、山寺宏一、坂本真綾、宮野真守が登場し、初公開の映像とあわせて作品の完成を伝えた。レディー・ガガの「バッド・ロマンス」やザ・ビートルズの「ゴールデン・スランバー」など、誰もが耳にしたことのある60曲以上のヒットソングや名曲が、見どころならぬ、聴きどころとなる『SING/シング』。今回、キャスト陣は吹替だけでなく歌唱にも挑戦し、作中で歌声を披露することになる。会見では歌唱を含む映像が初披露され、主役のバスター・ムーンを演じた内村は「これが全国の映画館で流れると思うと、本当に手に汗をかいてしまいまいます」と照れくさそうに話した。普段は女優として活動する長澤も「歌は恥ずかしい」と続いたが、内村は長澤の歌声を称賛し、さらに内村は、長澤が演じるアッシュが泣きながら「コール・ミー・メイビー」を歌うところがすごく面白いと作中のエピソードについても明かした。歌へのこだわりを感じるポイントとしては、英語の発音に本格的な指導が入ったという点。「言葉として聞き取れるかどうかのジャッジが厳しかった」と長澤は振り返る。声優、歌手活動が活発な坂本も「苦労しました。吹替でこんなに発音を直されると思わなかった」とコメントした。キャストが歌に苦戦した様子の中で、マイクを演じた山寺は、歌唱した「マイウェイ」の後半部分が一発での収録だったという話題を司会から振られ、「オリジナル版でマイクを演じているセス・マクファーレンは、アニメの監督や声優もこなす芸達者。フランク・シナトラの真似も本当に上手いのでプレッシャーを感じたが、研究した成果があったのかな」と、慎ましいながらもベテラン声優の風格を見せた。バスター・ムーンの親友であるエディを担当した宮野は「昔からテレビで見て憧れていた内村さんの親友役を演じられるのが嬉しい。自分は周りから“マモ”と呼ばれているが、まさかマモとマモー(内村がバラエティ番組のコントで演じたキャラクター)が共演する日が来るとは思わなかった」と興奮を語った。また内村と宮野は、たまたま通っていたトレーニングジムが一緒だったとのこと。これには内村も「不思議な縁を感じる」と、笑いながら宮野に声をかけた。登壇者の中で、演じたキャラクターと似ていると思うのは誰かと聞かれると、内村と、グンターを演じる斎藤に票が集まった。内村は「アメリカで作られたアニメなのに、斎藤くんがモデルなんじゃないかと思うようなキャラクターだった」と斎藤がグンターと相性抜群だったことを話した。吹替にはなんと、斎藤のギャグも入っているらしい。斎藤いわく「その部分に一度チェックが入ったようだが押し通した」という。映画を見る時には是非注目したい。内村に票を入れた大地は「前向きで明るいキャラクターは、内村さんのイメージそのものでした」とコメントし、自身が演じるナナについては「毅然としていてオーラを感じる」と語った。会見の最後は内村が「このほかの吹替版出演者も本当に豪華なメンバー。字幕版とあわせて二度、楽しめると思います。僕自身も、皆が一致団結して喝采を浴びていくというストーリーが好きなので、圧巻のクライマックスを楽しみに見に来てほしい」と締めくくった。『SING/シング』は、2016年に公開された『ペット』のユニバーサル・スタジオ×イルミネーション・エンターテインメントが再びタッグを組んで製作。「誰もが歌いだしたくなり、元気になれるミュージック・エンターテインメント」とうたう本作は、タイトルの通り“歌”を重要な魅力の一つとして、映画界、声優界、お笑い界から演劇界と、各界のスペシャリストたちが吹替に集い、渾身の歌声を吹き込んだ。日本での公開は3月17日。『SING/シング』 配給:東宝東和 (C)Universal Studios.3月17日(金) TOHOシネマズスカラ座他全国ロードショー
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