「手塚治虫ぴあ」9月21日刊行 手塚眞と手塚るみ子兄妹対談を掲載 | アニメ!アニメ!

「手塚治虫ぴあ」9月21日刊行 手塚眞と手塚るみ子兄妹対談を掲載

9月21日、手塚治虫のデビュー70周年を記念したムック本「手塚治虫ぴあ」が刊行される。数々の功績からマンガの神様と評される手塚治虫の人物像と、その作品を振り返る1冊となっている。

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9月21日、手塚治虫のデビュー70周年を記念したムック本「手塚治虫ぴあ」が刊行される。数々の功績からマンガの神様と評される手塚治虫の人物像と、その作品を振り返る1冊となっている。

「手塚治虫ぴあ」は多彩な特集で手塚の様々な側面を照らし出している。膨大な数にのぼるキャラクターの中から第1位を決める「手塚キャラクター人気ランキング」では、1位と2位が同作品のキャラクターという意外な結果に。マニアックな作品のキャラが続々とランクインしているのも手塚作品ならではと言える。
「人間、手塚治虫の横顔」では息子の手塚眞と娘の手塚るみ子が登場。マンガ家ではなく父としての手塚をどのように見てきたのか、手塚家独特のルールや家族写真から貴重なエピソードが披露される。
さらに歴代手塚番の編集者たちの証言も掲載。今の時代では考えられないマンガ家と編集者の攻防は永久保存版の内容となっている。また手塚に影響を受けたマンガ家たちの言葉も収録。藤子不二雄A、松本零士、浦沢直樹、佐藤秀峰、島本和彦と豪華なメンバーの発言も見逃せない内容である。

1979年に放送されたテレビアニメ『海底超特急マリン・エクスプレス』からは、オリジナル要素を加えたマンガ版の第1話をまるごと初掲載。貴重な資料はもちろん、マンガ担当の池原しげとが語る見どころも要注目だ。
そのほか、手塚治虫のパロディでも知られるマンガ家・田中圭一が取材した「アニメの現場で育ち続ける 手塚治虫の小さな種」や、兵庫県宝塚市にあるアニメ・マンガミュージアム「手塚治虫記念館」の特集、絵が動くモーションマンガ50本を体験できる読者特典コードも付属する充実のムック本になった。『手塚治虫ぴあ』はB5版・全162ページで価格は1500円(税込)。

『手塚治虫ぴあ』
発売: 2016年9月21日
定価: 1500円(税込)
《高橋克則》
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