「クロムクロ」オタコン2016でイベント開催 日米の創作集団が主役メカと刀を再現 | アニメ!アニメ!

「クロムクロ」オタコン2016でイベント開催 日米の創作集団が主役メカと刀を再現

『クロムクロ』が北米最大のアニメコンベンション「Otakon 2016」でイベントを開催した。8月13日に行われたトークショーと試写会では、富山県の創作集団・高オタクラフトと、刀鍛冶集団・ボルチモア ナイフ&ソードが、それぞれの作品を披露した。

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『クロムクロ』Otakon 2016
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テレビアニメ『クロムクロ』が、北米最大のアニメコンベンション「Otakon 2016」でイベントを開催した。8月13日に行われたトークショーと試写会では、富山県高岡市の創作集団・高オタクラフトと、開催地であるボルチモアの刀鍛冶集団・ボルチモア ナイフ&ソードが競演。本作をテーマにした作品を発表し、会場を盛り上げた。

高オタクラフトは日本一の鋳物の産地である富山県で、アニメ、マンガ、ゲームなどの文化を愛する若手職人が結成した制作チームである。高岡市の伝統工芸・高岡銅器とアニメのコラボを展開する彼らは、本作に登場する主役メカ・クロムクロの胸像を制作。450年前ぶりに姿を表したメカの質感を独自の手法で表現した。
ボルチモア ナイフ&ソードは映画をはじめ、アニメやゲームに登場する刀を独自の解釈で制作するクリエーター集団だ。制作過程をYouTubeで公開した「MAN AT ARMS:REFORGED」は世界中で視聴され、絶大な支持を集めている。
彼らは本作の主人公・青馬剣之介時貞が持つ超振動刀を制作。日本のアニメであることに着眼して日本から取り寄せた原材料を使用するなど、細部にまでこだわりが注がれた。日本刀の特徴を盛り込んだ重量感あふれる刀は必見の出来映えとなった。

なおイベントにはアニメーション制作を手がけるP.A.WORKSの堀川憲司と、第1クールのエンディング主題歌「リアリ・スティック」を担当した女性アーティストのMICHIも登壇。会場に詰めかけた約500人の観客に本作の魅力を語った。
『クロムクロ』は日本国外では、オンラインストリーミングサービス・Netflixのオリジナル作品として20言語の字幕版が制作された。7月4日には全世界190ヵ国に向けてシーズン1の配信を開始した。今後は吹替版とシーズン2の配信も予定している。
[高橋克則]
《高橋克則》
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