「ガンダム」シリーズのプロデューサートークショー 「サンダーボルト」の秘話を明かす
7月29日、「機動戦士ガンダム」シリーズのプロデューサートークショーが行われた。会場の新宿ピカデリーには「THE ORIGIN」の谷口理、「サンダーボルト」の小形尚弘、 「鉄血のオルフェンズ」の小川正和が登壇した。
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今回のイベントは『機動戦士ガンダム サンダーボルト DECEMBER SKY』のBlu-ray・DVDリリース記念として行われた。4Kで上映された本編を観たぬまっちは「手書きなので4Kでみると細部まではっきり見えました」と感動した様子。若井は物語展開について「腕を切るシーンは原作にありませんが、あえていれたのには意図があるんですか?」と質問をすると、小形Pは「松尾(衡)監督はダリルのイオに対する決意をより高めたかったと言っていました」と秘話を明かした。
谷口Pは「『サンダーボルト』は最初みたとき、R指定がつくだろうなと思いましたね。原作もそうですが結構きわどいので、これがR指定つかなかければなにやってもいいなって思いました(笑)」と語ると、小形Pは「全部映倫さんに見て頂いたんですけど、逆につかないんだと思いましたね。ガンダムの初のR指定っておもしろかったのにちょっと残念でしたね」と笑みを見せた。
小川Pも「大変なことしてるなと思いましたね。監督の松尾さんも自分が新人の時に仕事をさせていただいたので……。(松尾監督は)昔はもっと優しかったんですけどね(笑)」と昔を懐かしんでいた。
また「ガンダム」シリーズを生み出した富野由悠季監督については、若井が10年前に出会った際のエピソードを披露。富野から「僕はね、たまたまテレビで君をみたよ。今すぐ連邦の制服を脱ぎなさい! 他の事をしなさい!」と言われてしまったと明かし、会場の笑いを誘った。
最後は小形Pが「『サンダーボルト』もこのあとDVDの売り上げ次第でなんかあるといいなと思いますので、また皆さんと来年お会いできると嬉しいですね。それまではここにいるお二人のつくる「ガンダム」で楽しんで頂いて、何かあるかもしれない『サンダーボルト』に備えて頂ければと思います」とメッセージを伝えた。
[高橋克則]
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