現代美術に関する評論、ニュースを取り上げる雑誌「美術手帖」が6月17日刊行の7月号で“2.5次元”を特集する。「2.5次元文化 ―キャラクターのいる場所」と題し、今話題の2.5次元ミュージカルや舞台を徹底解説する。2.5次元とは、声優がキャラクターとしてステージに立つライブやコンサート、または俳優たちがキャラクターを演じる舞台などを指す。このほかコスプ作品の舞台となった場所へ訪れることや、映画館での応援上映など2次元と3次元が混ざり合ったものなど、その範囲は広い。本誌では「2.5次元舞台/ミュージカル」をPART1とし、ミュージカル『テニスの王子様』を33ページものボリュームで特集する。通称『テニミュ』は2003年よりスタートし、10年以上も続いているロングラン作品だ。ドラマや映画で活躍する多くの俳優を輩出し、若手の俳優の登竜門となっている。特集ではエグゼクティブプロデューサーである松田誠、脚本の三ツ矢雄二、越前リョーマ役の古田一紀らのインタビューも掲載されている。ステージは『テニミュ』だけでなく、2016年5月に上演された舞台『刀剣乱舞』や舞台『弱虫ペダル』などもインタビューや論考などを展開している。さらにPART2では「2.5次元文化領域」として、注目を集めている劇場版『KING OF PRISM by PrettyRhythm』の応援上映もピックアップ。菱田正和監督のインタビューも掲載されている。インタビューや論考といった濃い内容はもちろん、録り下ろしのスペシャルフォトもある。ファンにとっても読みごたえのある一冊となりそうだ。発売は6月17日、価格は1600円(税抜)だ。
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